覆面と並走
まさか、免停あけて1週間で同じ轍を踏むわけにも行くまい。先日、いつものように仕事帰りに東北道を北上していた時のこと。ふふふ~ん、なんて流れに乗りながら追い越し車線を走ってたワシ。スーっと追い抜いた車を見ると、な、な、なんと覆面パトではないか!かつての覆面パトは「8」ナンバーだったのだが、最近は「3」ナンバーなので、パッと見は分からないのだ。しかし、見つける方法はある。彼らは必ず二人組みで、高速機動隊の青い制服を着ているのだ。だからすれ違うタイミングで、運転手の格好に注視すれば、それが覆面かイケ面か斬捨て御免か分かるのである。で、追い抜きざまにふと横の車のドライバーを見ると…。向こうもガッツリこっちを見ておった。おかげでバッチリ、この青い二人組と目が合ってしまったのだ。ワシが青ざめたよ。まさかこんなタイミングで捕まったりした日にゃ、ネタとしては面白すぎるが、別にそんな人生は望んでいない。速攻で走行車線に戻り、以後は流れに掉さす運転で、事なきを得たのであった。やがて覆面パトは別の獲物を見つけ、遥か先で他のドライバーを蒼ざめさせていたことは言うまでもない。