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終戦記念日に

ものすごく久々に書いてみた。終戦記念日だ早朝にカーラジオから総理大臣の靖国神社参拝が伝えられた。参拝する事がわかっていたし、特に驚きもしない。なんか小泉さんらしいというか・・。しかし今日行く事がそんなに重要なんだろうか？万歳と靖国前で叫んでいる映像を見るとなんか不思議である。どうしても政治に利用した感じがして嫌だなって思う。オイラ思う、戦争で死んだら靖国で神になるってのもどうかと・・・。(靖国自体の批判になってるな）でも宗教感だからとやかく言う事ではないけど、近隣諸国はＡ級戦犯が祀られているからＮＧなんでしょう。ドイツのヒトラーのお墓に首相がお参りに行くって感じに捉えられているのだ。それとは違う、全ての戦没者が神様。分祀しようって動きがあるのだけど、死んだら戦犯も特攻兵も皆戦没者、だからみんな靖国に御霊はあり、神様なのだって考え。この考えは他国には絶対に理解されない。理解されないって事を理解しないといけない。Ａ級戦犯が祀られているから、行ったら近隣諸国の感情を害するのです。神様がＡ級戦犯なんだからね。分祀するしか解決しないのかもしれんが・・・これは感情論になるな。だから政治に利用する手法がどうもいただけないなあって思うんだ。行くなとは言わない。ただ公約に入れるのはどうかと思うし、そんな公約なんて守ってくれなくてもいいと思う。しかしＡ級戦犯って何だろう？指揮した人、軍部を暴走させた人・・・。負けた戦争を引き起こしたら戦犯。勝てば官軍。欲しがりません勝つまではと日本は６１年以上前に世界を相手に戦い、勝たなかったのです。すると戦争を引き起こしたのは誰？ってことになり、戦犯って事になる。しかし言葉も習慣も宗教観もまるで違う民族を誰が裁けるのだろう。アメリカは日本に原爆を２発も投下して大虐殺を起こしたが、あれは仕方なかったのか？あれを裁く事はできないのか？負けたからね。単純だ。もちろんオイラは戦争反対だし、敗戦した日本のこの時代に生きる事ができてよかったと思う。こうやって自分の考えを書ける。だけど戦前に生まれていれば、確実に戦場に行っているだろう。行かされているだろう。もし仮に仮にだ、日本がアメリカとの戦争に勝つか、アメリカとの戦争をうまく回避し大東亜共和圏を作り上げていたらどうなっていただろう。アジアの小国は西欧と片を並べているが、石油資源確保のために、まだまだ戦争を続けていたろう。生まれたときから御国のためと教育され、国のために死ぬ事を美徳とされ戦争反対なんて言ったら犯罪者と糾弾される国。「靖国って何？」こんな考えすら思い浮かばないはず。ちょっと怖くなるな。負けたら指導者は犯罪者となる。逆を言うと負けない限り、犯罪者にはならずヒーローだ。勝ち続ければいいのか？世界はアメリカが正義。アジアでは中国が正義。強いから、大国だから？経済と軍事力が強い国が戦争も強い。当たり前だ。では強い国が正義？考えさせられることが多い。９．１１以降特にね。全ての人に気持ちがある。感情があるって事を理解しないで、自分の主張ばかり通してりゃあテロも戦争もなくならん。戦争も経済活動の一環なんだろう。人の命は重いのにね。終戦記念日に世界を憂いてみた。未来は明るいのだろうか？

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