ジャズは、心の癒やし。追記も。
夕方五時ごろ仕事から解放されて帰ったが、何となく疲れぎみ。夕食も食べずに早々と寝床へ。二時間ほど寝て、気が付くと八時。途端に電話のベル。三十年近くお付き合いいただいているジャズライブの店のオーナー兼ギターリストのAさんからであった。 「たまには、顔を見せなよ」とのお誘いであった。現金なものである。疲れているのも忘れて、建築デザイナーの友人を誘い、タクシーで直行。すでにライブは始まっていた。この店は日替わりで、さまざまなバンドが競演する当地のライブの老舗。この日は、ギター、ピアノ、ドラム、ベースの四人に、女性ボーカルという編成であった。 まずは、ビールでのどを潤し、次に、キープしてあるバーボンウイスキー「ワイルドターキー」のロックに移る。最近では、体のことを考えて、もっぱら焼酎を愛用しているだけに、やはり、バーボンは、ちょっときつい。「でも、ジャズに、焼酎は似合わなよなぁ」。昔のこだわりが、胸をかすめる。いつの間にか、疲れているのも忘れ、迫力ある演奏に熱中している自分に気が付く。 ここ一ヵ月ほど仕事が忙しくて、ほとんど遊んでいない。そのせいで、かなりストレスがたまっていたらしい。いいタイミングで、Aさんから電話があったわけだ。このギターリスト・Aさんは、もう七十歳になるが、見掛けは、五十歳そこそこ。考え方も若い。まだまだ、女性にももてるらしい。 演奏が終わった後、Aさんが席にきて、よき時代のジャズの話などで盛り上がる。しかし、時計を見たら、すでに午前一時。名残惜しかったが、退散することにした。 久しぶりのジャズライブは、身も心も、すっきり、さわやかにしてくれたようだ。さあ、また明日から(ではない)、今日から「遊ぶために」仕事も頑張るぞ~。 [追記]なお、名古屋の方で、このライブの店をお知りになりたい方は、メールでご連絡ください。場所、電話番号などお教えします。