こんな夜更けに
『ダライ・ラマ自伝』を読了しました。あまりにも面白かった。あまりにスゴかった。あまりに…チベットやダライ・ラマご本人について、何も知らなかったんだな~と感じました。私、子供のときから“世界の7不思議”だとか“日本の・世界の妖怪百科”、“エスパー入門”(どんな本だ)とかなんとか、そういう系の本が大好物だったんデス☆で、ダライ・ラマのことも「14回も生まれ変わってる」とか、その転生についてどういうオーディション(?)を受けて認定されるのかって、ひととおり知ってるつもりだったんですね。だけど、ご本人の自伝でそのあたりの認定のエピソードを知るにつけ、今までは本当~に表面的な部分しかなぞっていなかったんだ!と、認識を改めました(-_-;) そりゃそうだよね…小学生向の本だったから。一緒に載ってる情報は「飛行機が消える!?魔のバミューダ海域」とか「ツチノコ大捜索」とかだったんだから! ↑あ、今でも興味アリアリです…。しかし今回はそういう不可思議な生まれに関する興味本位はさておいて、“チベット仏教・ひいてはチベットという民族、文化がかつてのインカ帝国やマヤ文明みたいに永遠に失われないとも限らない状況”に置かれているのが、遅ればせながらやっとわかって。さっそくチベットのために何かしたくなって、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所に「何かお手伝いしまっす!!」と鼻息の荒いボランティアの押し売りメールをお送りしてみました(笑)おいおい、結局興味本位かよ!と自分でツッコミを入れております。でもいいんです!ここで『ダライ・ラマ自伝』より引用。「最後に、わたしに素晴らしい霊感と決意を与えてくれる短いお祈りを読者と分かち合いたいと思う。世界が苦しみに耐え生類が苦しみつづけているかぎりこの世の苦痛を取り除くために願わくはわたしもまたそれまで共にとどまらんことを 」ニッカもともに願います☆