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カテゴリ:日本語のお勉強
先日図書館で↓の本を借りて読みました。 日本人と中国人とのコミュニケーション サブタイトルが「ちょっと」はちょっと・・・ 筆者のポンフェイさんは中国から日本にやってきて、日本人の『ちょっと』という言葉に 随分と戸惑ったそうです。 例文として ●ちょっと無い ●あの人はちょっと ●ちょっとお先に ●ちょっとお茶でも ●お値段もちょっとしたもの ●ちょっと、冗談しゃない ・・・・ 中国人に限らず、多くの外国人にとっては理解に苦しむことが頷けます。 状況に応じて意味が異なり、且つ曖昧。 日本人は話し相手に対して非常に気配りをして会話をします。 会話の対象をハッキリさせないで、ぼかすことも気配りのひとつと考えられています。(意識していないことが多いのですが)これが、外国の人々には本来何が伝えたいのかが、はっきりとしないようです。 今日も日本語指導ボランティアにでかけました。 この本を読んでから、Rさんがわからないことの多くは日本語の曖昧な表現であることが よくわかるようになりました。 日本人にとっては美しいと思う思いやりの曖昧言葉がむしろ日本語学習を困難にさせ ているようです。 そして日常当たり前に使っている言葉にはそのような表現がとても多いことを、Rさん との日本語の勉強を通じて改めて感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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