サミーを忘れるな。
やばい!「メメント」の対戦相手が思いつかない。。「まぼろし」 と対決させようかと思ったけど既出だし・・・う~ん・・・う~ん・・・あったーーーー!!!!!80分 VS 10分題して! 「アナタの記憶は何分持ちますか?」 対決。「博士の愛した数式」 VS 「メメント」 ね。同じ記憶障害の男を軸にしても、こうもタイプが違う物語ができるんですね。「博士の愛した数式」は原作を読んでいるだけで、観てません。ちょっとイメージを固定されたくないので・・・『博士~』を読んでる時は「記憶障害って大変だ、、、」と思っていたのですが、それでも博士80分持ってたんですね!もう「メメント」のレナードなんて10分ですから!メモをスーツに貼ってる場合じゃないです。体に刺青しなくちゃならん。レナードは妻を殺されたショックで、前向性健忘症になる。最後に覚えている記憶は「妻の死体」。彼女を殺した犯人に復讐を遂げるために、体に「事実」を刻み続ける。必ず見つけ出し、犯人を殺す。たった10分の記憶を頼りに。もう有名なインディペンデントなので、今更言うまでもないですが面白かった。いやー、頭がよく回転しました。この作品に関しては、何を言ってもネタバレになりそうなので怖いのですが、時間軸がバラバラなんですよ。「信用できない語り手」というやつを見事に利用したサスペンスです。時計をチェックしながら観てなかったので、分からないのですがもしかするとワンフレーズの展開がレナードの記憶と合わせて10分だったのかも??だとすると物凄く計算された映画だわ。何が真実なの?真実って何?という問いって「記憶」に関係している事象だということを初めて知りました。記憶は感覚か?!否か?!「メメント」のストーリーについて、誰かと語り明かしたい今日。