どこまでが素人で、どこからがプロなの?
いらっしゃいませ、ますたーの濱田です。先日、うちのオフィスの一周年パーティーをやりました。パーティーといっても、場所を借りてハデにやるのではなく、親しい方数名をお招きして、オフィス1階のガレージでアットホームに、串かつパーティーをやりました。キャンプみたいで、とても楽しかったです。マスターもビックリの激辛好きが数名いたのには、ビックリ。詳細は「まかない」にアップしていますね。さて、ここ数年はかつてないほど、起業したり、ビジネスをはじめたりと、なにかを自分からはじめる人がとても増えてきましたよね。その背景には、サラリーマンとしての収入だけではやっていけない、今のままでは、将来の不安をぬぐい去れないなどの不安の解消に基づくものもあれば、より物質的な豊かさを手に入れたい、夢に描いてきたものを、経済的な豊かさを得ることで実現したいという、これまでの自分の枠からの脱却や、価値証明の為の手段というものもあります。そして、そうやって起業する人の中には、経済的な自立や、安心、夢の実現という目的だけにとどまらず、仕事を通して価値ある人生を生きたい、イキイキと自分らしい人生を生きたいと捉えている人たちも少なくありませんよね。そんな時のわたしたちは、自分らしさの表現となる仕事や、ライフワークを通して、自分らしくイキイキと、価値ある人生を実現したいと考えます。そしてそんなわたしたちが自分らしさの表現として選ぶ職業は、得意分野の情報販売であったり、商品を扱ったりするものもあれば、時計師やアクセサリーの職人としての職種だったり、占いのサービスや商品の販売であったり、ヒーリングやセミナーのプロデュースやセミナーの講師、カウンセラーなど、実にさまざまなものがありますよね。ところで、このように自分らしい人生の実現と、経済的な自立の両立を目指して起業するとき、多くの人たちが出くわすものに、「自分はいつからプロと名乗ったらいいのか」というものがあります。多くの人が自分らしい価値ある人生の実現と、経済的自立の両立を目指して起業するものの、「まだ資格を取って間もないから」とか、「経験が少ないから」などの「理由」が、自分はまだまだ素人でプロではない、というところにとどまらせてしまいます。その結果、わたしたちの多くが陥るのは、起業して経験を積んでも、なかなか「適正な金額をうけとることができない」、身内などの「とても小さなコミュニティ以外からの仕事をうけることが出来ない」という状態を継続してしまいがちです。勿論、ほとんどなんの経験もなく、経験にもと基づいた自信もない人が、声だかにプロを名乗って、適正でもない金額を「自分の利益のためだけ」に要求しているとしたら、市場の信用という点からみても問題です。ですが、その道で生きることを決めて勉強をしてきたり、資格を得たり、経験も積んでいるのにも関わらず、「自分はまだまだその器ではない」、「そこまでの自信がない」と、適正な料金をうけとらずにいることは、自分らしいイキイキとした人生を実現するということと、経済的な自立をするという、本来の目的の両方をうけいれずにいる人生を、継続し続けていることと同じになってしまいます。こういう話題になった時に、よく出てきてしまうのが、「自信を持とう」、「自分の仕事に誇りを持とう」、「ちゃんとうけとろう」というものだったりします。ですが、「自信を持とう」、「ちゃんとうけとろう」といわれたところで、それが必要なことは、本人も既に分かっていますよね。それを無視して無理やリうけとろうとするということは、自分を偽っていることに知らんぷりをしている状態になってしまうのかもしれません。では、いったいどこまでが素人で、どこからがプロなのでしょうか?プロという言葉を辞書で調べてみると、専門的な分野を職業としていることと訳されます。対するアマチュアは、趣味や愛好家といわれるものなようです。この2つの違いは、職業として選択しているか、していないかという違いですよね。ところで、わたしたちは、プロという言葉を耳にした時に、どんなイメージを抱くかというと、「その分野に特別に特化した存在」であるとか、「まねすることのできない、類い稀な存在」というように、「道を究めた達人」のようなイメージを持っていがちですよね。この、多くの人たちの無意識の同意としてある、「プロとは道を究めた達人」というようなイメージが、「自分はそこまで胸をはる自信がない」であるとか、「誰かが認めてくれるまで、自分はプロだと言えない」という恐れの感情を引き出すのかもしれません。そうなんです、わたしたちは自分ではプロだと、自分に許可できずになにを待っているかというと、プロだといえる実績を集めているつもりで、実はプロだと誰かが許可を出してくれることなのかもしれないということなんです。わたしたちの無意識は、自分では気がつかない間にも、安全と保証を求めます。なぜならそれは、生命の維持という本能に基づいた無意識の行動だからのようです。そして、わたしたちは、未知の領域に飛び込むリスクを恐れ、安全や保証という、許可を求めてしまうことに気づかずにいるようです。実は、わたしたちが無意識に求めているのは、恐れが消えてなくなることなのかもしれません。ですが、これまで経験したことのない、未知の領域に踏み込むということから、恐れを完全に拭い去ることは、おそらく不可能でしょう。なぜなら、いくら前例があったとしても、自分には未体験な領域に入っていくわけですから、「なにが起こるんだろう」っていう怖さをいくらないことにしようとしても、なくなることはありませんものね。では、マスターが出会ってきた、ホントに自分らしい人生を生きることに成功した幸せな成功者たちは、このプロと素人の壁をどうとらえ、どうクリアしたのでしょうか?はたして、不安を無視して突き進むことで、「慣れた」とでもいうのでしょうか?ホントに自分らしい人生を生きることに成功した、幸せな成功者と呼ばれる人たちにとってのプロとはなにで、そうじゃない人たちとは、なにがどう違うというのでしょうか?それはなにかというと、多くの人たちにとってのプロが、プロとして認められる「許可」なのに対し、彼らにとってのプロとは、「プロとしての人生の選択」と言えるようです。とても大切なことなので、もう一度書きますね。幸せな成功者と呼ばれる人たちにとってのプロとは、プロとしてい生きるという選択だということなようです。プロであるというとをなかなかうけいれられない多くの人は、「どうやったら、プロになれるだろう?」、「どんな実績をあげたら、プロと言えるだろう?」、「どこまでやったら、プロとして認められるだろう?」っていうところに意識がいきがちなようです。ですが、プロとして生きることを選択した人たちはなにをみているかというと、「プロとして生きるということは、どんなことだろう?」、「プロなら、どんな言葉使いや振る舞い、態度をするだろう?」、「プロのサービスとはどんなものだろう?」、「プロとは、どんな意図を持って行動し、どんな結果を創作するだろう?」という風に、プロとしての自分の人生をいかに高め、磨いていくかに最大の関心と注意をはらっているようです。幸せな成功者たちにとってのプロとは、どうやらプロとして認められてなるものではなく、プロとしての生き方のことのようです。もしあなたが、自分らしさの表現として、なんらかのビジネスをはじめ、それで生きていこうと選択したけれど、プロとして胸をはれていない自分がいたとしたならぜひ一度、「自分はプロとして生きているのか」、「それともプロとして認められる「許可」を待っていたのか」を自分に聞いてみてあげてください。そして、ご自分の提供しているサービスやツールが、プロの生き方を反映しているものかどうかを、みてみるといいかもしれません。自分のサイトはプロとして、お客さんになってくれる人に、プロらしい安心感や信頼を提供できるものだろうか?自分の名刺は、プロらしい信頼や安心感を提供しているものだろうか?そしてそれらは、「あの人はプロだから、安心だよ」と、紹介してくれる人の信頼をも満たそうとしてるだろうか?アマチュア的な妥協をしていないか、自己満足で終わっていないか、自分がプロだと誇れる以上に、お客さんになってくれる人たちに、プロとしての生き方を表現できているどうかをみてみて下さい。もしそこに、自己満足や妥協のレベルの表現がされていることに気がついたなら、実は無意識の深いレベルでは、「まだアマチュア」だからと、プロとしての生き方をうけいれられずにいることを、そのサービスやツールが表しているのかもしれないってみてみることも可能かもしれません。(ちょっと深いので、つかんでみてくださいね)わたしたちは、安心と安全を無意識に求めるばかりに、プロであるという表現を第三者にゆだねてさまよっていることを、どこかで知っていながらも、それに気づかないふりをして、継続する生き方をしがちなようです。ですが、ホントに自分らしい人生を生きることに成功した、幸せな成功者と呼ばれる人たちにとってのプロとは、「プロという生き方」なようです。どちらを選択するかは、自分しか出来ません。それは、わたしたちの人生を、誰もかわりには生きてくれないのと同じなものなようです。もし、ホントに自分らしい人生を生きる手段として、ご自分のビジネスをプロとしていくことを決めているならば、どうぞプロとして生きることを選択されることをやってみてください。そうすれば今度は、「幸せな人生へのプロ」としての人生が、あなたの生き方にあらわれてくることでしょう。どうぞ、ご自分の人生のプロになってみて下さいね。本日は、当店にお越しいただき、ほんとうにありがとうございます。またのご来店をこころより、お待ちしております。いってらっしゃいませ。