一生独身、であることが寿命を縮めるそうな。
損失寿命(Loss of Life Expectancy)という言葉があるとのこと。広島大学の研究室のサイトに論文が引用されている。これは、人生でいろんなリスクに直面することで、どのくらい寿命を縮める影響があるかを調査したもの。たとえば、ドラッグ?喫煙?あるいはお酒の飲みすぎ?と考えつくが、一番影響が大きいとされているのは、「男性が独身であること」。実に、その短縮日数は3,000日(8.2年!)。ひえー。寂しいから?拠り所がないから?生きがいを感じないから?いろいろ想像が膨らんでしまいますね。昨日、友人の医者にこの話をすると、「あー、それって、独身だと病気とか『大したことない』ってガマンしちゃって医者にかからないからじゃない?」と冷静な意見。なるほど、それはあるかもしれない。が、独身者の寿命が短いということについては何ら否定もしていない。ちなみに女性も独身であると寿命が縮むとされているが、男性ほどではない。1,600日(4.4年)。倍くらい違うんですね。女性は強い。ちなみに、いまどきの時事トピックだと、「放射線作業従事者」の寿命短縮日数は23日。一方で、火力発電に必要な石炭を掘る「炭鉱夫」は、1,100日も寿命が短くなる職業であるとされている。もちろん、平均で全てを語ることはできませんが、統計的には考えさせられちゃいますね。ではまた。