泥棒に入られても、女性は晩ご飯を考えられる。日経の春秋より
今朝の日経の春秋。男女の違いのエピソード紹介。・家に帰ると泥棒に入られてめちゃくちゃ・男性は、警察に届けを出そう、被害品リストを作ろうと言い出す・「今日の晩ご飯をどうしようか、と考えられるのが女性」と、作家の小川洋子さんが言ったというエピソード。なるほど。わかる気がする。これはこれで、プロセス思考・地図思考・全体観の男性と、ミクロ・ディテール・現場感の女性との、いい役割分担と思う。日経の春秋ではこの話を、先週ニュースで出てた、「1人暮らしで働く30歳未満の手取り収入で、初めて女性が男性を上回った」の解釈につなげていく。製造業からサービス業への産業構造の転換とか、「独自のものの見方をすることへの女性自らの自信だろうか」といった理由をつけている。私なりの解釈。オトコは、大所高所で、夢見がち。夢想家。自分がこのままで終わるわけがないと思っているところがある。"Boys, be ambitious"は、オトコ向けのメッセージ。一方で、そんな夢を持てるような仕事や機会が、特に若年層においては激減している。当面は夢がかなえられそうにないので、「一時的」に、収入の低めの、そのかわり可動性の高い職を選んでおく。女性は、たぶんもっと地に足がついている。パっと見では地味だったり労働集約だったりして、大化けしそうにはないけれども、今日の糧を得るために、職に就く。結果、ラッキー含めて一定の割合で地位や収入が上がる人が出てきて、平均としては男性を上回る伸びになったりするのでは?いずれも、何の数字の裏づけもないドタ勘の仮説です。身の周りのミクロな事例に引きずられてるかも。どなたか参考になるファクトがあれば、コメント願います。ではまた。