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カテゴリ:ガン予防
あるある(2007/1/14放送)
「最新予防医学スペシル・ガンにならないカラダを作る」 胃・肝臓・大腸・肺・子宮・前立腺・・・ いつあなたの体を蝕むかもしれない人類最強の敵「ガン」 日本人の死因はトップは25年間ガンなんです。 3位「脳血管疾患」、2位「心疾患」、1位「ガン」 毎年 新たにガンと診断される人は60万人。 死亡者の3人に1人はガンで死亡する。 そんな中 2006年衝撃的なレポートが発表された。 発信地はアメリカ なんとアメリカでは 90年代後半からガンが減り始めているというのだ。 全米ガン研究財団のお話によるとアメリカではガンが減り始めている。 予防医学の時代的変化。 従来のがん予防は タバコをやめるといった カラダにとって悪いものを減らすマイナスの考え方。 90年代のアメリカが取った新しいがん予防は カラダにとってよいものを増やすプラスの考え方。 そのヒントはガン死亡者を対象にしたハーバー大学の調査。 ガンの主な原因は 食生活30% 喫煙30%・・・ ガンにならないために一番重要なのことは食生活の見直し。 食生活の見直しというと何かを減らすと考えがちだが 大事なポイントはあるものを積極的に食事で摂る! このあるものをアメリカでは摂るようになったが 日本人は摂らなくなっていたのだ。 ◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎ 一般にガンという場合 突然変異を起こした細胞が 異常に増殖をする悪性腫瘍を指す。 そのきっかけは日常的に誰のカラダでも作られている。 細胞にはカラダの設計図DNAが入っている。 このDNAの損傷がガンのスタートライン。 DNA損傷のきっかけは「発がん性物質」 ストレスや紫外線で発生する活性酸素、 タバコの煙や排気ガスに含まれる有害物質、 ウィルスやピロリ菌による感染など実に様々。 しかし細胞内のDNAは損傷と修復を繰り返している。 細胞が守られダメージが修復されていればガンに発展することはない。 頻繁なダメージや促進因子が重なると細胞の変異(ガン化)する。 ちなみに促進因子は 過剰なアルコール・塩分の摂りすぎ・ 偏った高脂肪食・腸内環境の悪化など。 発がん性物質 + 促進因子 日常的に積み重なるダメージでDNAの修復が間に合わなくなると・・・ ガンの種から芽が出る段階へ DNAが傷ついたまま細胞分裂が始まると異常増殖による腫瘍化が進む。 通常の細胞は細胞分裂を何回か繰り返すと寿命をむかえる。 しかし がん細胞は寿命がなく無制限に増殖する。 年一度のガン検診を進めるのはガンの増殖スピードを考えてのこと。 早期がんなら生存率もそれだけ高くなる。 早期がんを見落とすと進行ガンへとんでもない事態へ 自分勝手に血管を作り出し 自分だけ生きようとする能力を持っている。 新生血管から酸素や栄養を横取りして ますますパワーアップ。 全身のいたるところで臓器の機能が奪われる可能性がある。 やがて 分裂できるスペースがなくなると 周囲のたんぱく質を溶かし自由の身になる。 侵略できる新たな臓器を求め転移していく。 ◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎ 最新がん予防の上で日本人に圧倒的に足りないモノ 2000年頃からニューヨークに急増している サラダ中心のニュータイプのデリでは サラダ中心のメニューが常時30種類以上! アメリカの新しい試みは「野菜・果物でがん予防」 振り返るとアメリカで生まれ世界中に広まった食ブームは オーガニック・ローフード・日本食・・・ 野菜・果物を中心としたものばかり 大根・ごぼう・白菜・・・日本の定番野菜がアメリカでも人気となっている。 野菜・果物の栄養成分にはガン予防に働くものが多い。 ガン予防の働き3つのフィールド 1)「抗酸化」抗酸化物質が活性酸素を撃退する 2)「解毒」 有害物質の解毒機能を誘導するもの 3)「修復」 DNAを修復、細胞のガン化を抑制する この10年間で日本人一人当たりの野菜摂取量が10kgも減少している。 じゃが芋に換算すると 1年間で70個分。 同じく果物も理想の摂取量より少ない。 野菜・果物不足が大問題! ◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎ ガン予防に必要な野菜・果物摂取量は? アメリカで作られたフードガイドピラミッド 健康的な体を維持するのに必要な 毎日の理想的な食事バランスを提示 これによって国民の意識が変わったそうだ。 今では世界各国で独自のフードガイドが導入されている。 では 日本では。。。実はあったのです。 フードガイドによる1日の目標摂取量 野菜:350g 果物:200g(可食部は150g) この数値はガン予防にも役立つのか? ガン予防の観点からも妥当な摂取量だった。 ガン予防のための理想的なバランスは? 野菜と果物は食生活の中心にすえるべきという。 ☆*☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ あるある式ガン予防フードガイド「あるある富士」 乳製品など(150g) 魚(80g)・豆(30g)・肉(80g) ご飯・パン・麺類 (400グラム) 野菜(350g)・果物(200g) ☆*☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ <注意点> 野菜350gというのは重量ではない。 調理後の野菜メニューの重さ。 野菜メニューの量を「握りこぶし」で考える! こぶし1個=70g 350g=こぶし5個分 こぶし1個=小鉢メニュー(70g) 切り干し大根・ゴマ和え・おひたし・・・ こぶし2個=メインメニュー チンジャオロース・肉じゃが・ホイコーロー・・・ 1日の果物摂取量200g=皮や種をのぞいた可食部150g(こぶし2個分) こぶし1個 みかん1個・りんご半分・・・ つまり1日1個りんごを食べれば果物摂取量をクリアー ☆*☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ 野菜メニューを1日こぶし5個分 果物を1日こぶし2個分 ☆*☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.15 21:23:08
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