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カテゴリ:汗・熱中症・暑さ対策・体臭
カラダのキモチ(2007/7/15放送)より
夏の応急手当「虎の巻」 真夏のレジャーは様々な危険と隣り合わせ。 「夏のトラブル」 夏の救急事故の代表は「熱中症」 気温が上がると予想されるときは注意が必要。 熱中症に限らず、蒸し刺されや擦り傷など 緊急事態に知っておきたいのが応急手当。 いざという時の応急手当はとても大切。 やり方がわからなかったり 躊躇してできないことが多い。 応急手当をすれば深刻な事態を避けることも… ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 応急手当○×クイズ Q、119は消防救急、117は時報、118は現在空き番号? A、× 118は海上保安庁への緊急通報用電話番号 =118通報事例= ・海難人身事故に遭遇したまたは目撃した ・油の排出等を発見した ・不審船を発見した ・密航・密輸事犯等の情報を得た Q、ことわざ「傷口に塩をぬる」は 応急処置として実際に行われていた? A、○ 塩は食品の保存に使用されていたことから その殺菌効果が傷口の消毒にも効くと考えれ応急手当に利用された。 昭和初期まで民間療法として行われていた。 塩は傷口を痛めてしまうのでやらないほうがよい。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「夏のトラブル熱中症」 カラダが暑さに慣れていないときは 特に熱中症になりやすいので注意が必要。 =熱中症予防法= 2倍程度に薄めたスポーツドリンクや 0.2%の食塩水(200ccに0.4グラムの食塩)をこまめに摂る。 =熱中症の対処法= 熱中症は周りの熱で身体が熱くなり過ぎることが問題。 まず木陰や日陰に連れて行き風を当ててやる。 ●風通しのよい涼しい場所へ移動させる ●寝かせて休ませる 症状をやわらげるために取らせると良い姿勢は? 1)頭を高くする 2)足を高くする ⇒(2)足を高くする 熱中症は汗をかいてからだの中の血液が減ってしまうのが症状のひとつ。 足を少し上げると足の血液が心臓に戻り 心臓から血液を増やし症状を緩和できる。 ●足を高くして寝かせる ●身体を冷やす より効果的な冷やし方は? 1)水を全身にかけて冷やす 2)氷で頭を冷やす ⇒(1)水を全身にかけて冷やす 可能であれば服を脱がせできるだけ肌を露出して水をかける。 一番効果的なのは身体が濡れた状態。 身体に水をかけて風を当てて気化熱を利用して冷やす。 <熱中症応急手当のポイント> 涼しい場所へ移動 横に寝かせ足を高くする 前進に水をかけ身体を冷やす 大切なのは 身体を冷やすこと、脱水症状に対応すること 意識がはっきりしている場合のみ 十分水分を摂らせる。 熱中症は屋外だけはない! 熱中症の3割は屋内で起きている。 熱中症予防にはこまめな水分補給が大切。 熱中症で歩けなくなったり 呼びかけても反応がにぶい場合はすぐに救急車を呼びましょう ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 必見!夏の応急手当ガイド 1)蜂などの虫刺され 昔から言われている「おしっこをかければ大丈夫」は× カラダの中に毒が入っているので 表面におしっこをかけても効くものではない。 よく冷やして炎症を取り除くことが大切。 ●患部を冷やして炎症を鎮める ただし スズメバチに刺された場合は 刺された箇所以外に異変を感じたらすぐに病院へ行く。 2)擦り傷 雑菌の感染を防ぐことが大切。 ●水道水で洗い流すことで雑菌の感染を防ぐことができる。 さらに 傷口を乾かさないようにする。 傷口から出る体液が修復を早めるので ラップなどで保護し、その後 乾燥を防ぐタイプの絆創膏に張り替える。 3)やけど 流水で冷やすが常識ですが どのくらいの時間冷やせばいいのでしょうか? やけどのひどさや範囲によって違うが 一番わかりやすい目安は痛みが軽くなるまで… ●冷やす時間はおよそ10分程度 場所によってはカラダが冷えすぎるので注意。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 応急手当のウソ?ホント?100人アンケート調査 1)傷につばをつける 33人 2)喉に物が詰まったら掃除機で吸い出す 24人 3)蛇などに噛まれたら毒を吸い出す 23人 そのほか やけどに味噌、頭痛に梅干しなど 20人 1)口の中にはいろいろな殺菌がいるので 傷口につばはつけないほうが良い。 2)奥に押し込む危険があるためやらないほうが良い ・肩甲骨と肩甲骨の間を強く叩く ・後ろからおへその少し上に握りこぶしを当て 斜め上に強い力で引きあげる 横隔膜が持ち上げられて強く息を吐くので 豆鉄砲のように詰まったものが飛び出る 力の弱い人におススメなのは 横に寝かせて心臓マッサージの要領で体重をかけ胸を圧迫する 応急手当の後は内臓が痛んでいる可能性もあるので必ず病院へ 3)あまり効果がない上 吸った人が毒に犯される危険がるため正しい対処法ではない。 噛まれたら手足を動かさないようにして急いで病院へ行く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.19 23:26:37
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