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カテゴリ:汗・熱中症・暑さ対策・体臭
カラダのキモチより(2010/8/1放送)より
味方にも悪者にもなる カラダと水分の微妙な関係 人体の60%は水分 体重45キロの人ならば水分は27リットル その水分が1~2%不足しても熱中症の危険が! だからこそ水分補給が大切 しかし むくんだりお腹を下したり 摂り過ぎた水分がトラブルを招く場合がある 正しい水分補給の仕方は? 喉が渇いても乾いていなくても 1時間にコップ1杯 喉が渇く前に&こまめに 飲まなきゃいけないのか? 脳には口渇中枢という場所がある。 喉が乾いたと感じるのは この口渇中枢が命令しているため。 水分を摂取させ 潤ったと感じたら飲むのを止めさせる働きもある。 そしてこの口渇中枢のセンサーは喉にもあり これが問題。 一気飲みや冷たいものを摂ると 喉に強い刺激を与える。 すると脱水が解消されていなくても センサーが潤ったと勘違いしてしまう習性がある。 無自覚の脱水で汗が出ず 体温が下げられずに熱中症になる危険も 水分が減少するということは血液量が減るということ すると血圧が下がり脳に血液が行かない 脳に酸素や栄養が届かないことは生死に関わる問題 しかも問題はこれだけではない 赤血球の場合 外の液体が濃いと 薄めようと内部の水分が出るため縮んでしまう。 浸透圧によって水が移動する。 似たようなことが人間の体内でも起こっている。 脱水=血液の塩分濃度が高くなる もし水分を摂らないと血液を薄めようとして 全身の細胞は自らの水分を差し出す。 すると肌や手足など生死にあまり関わらない場所から犠牲になり 便秘 肌のかさつき 疲れやすいなど様々な影響が出る。 だからこそ 常温の水をこまめに飲むことが大切。 ところが塩分濃度のせいで1つ落とし穴がある。 塩辛いものを食べること! 血液の塩分濃度が上昇し水分は足りているのに 口渇中枢が作動して脱水と判断。 水分は足りているのに余分な水分を摂ってしまう。 血液量も余分に増え 血圧が上昇。 こうなると血液を送り出す心臓や腎臓に負担をかけ 疾患につながる場合もある。 アルコールは冷たくても飲めますが? アルコールはカフェインと同様 尿をたくさん出し 体内の水分を減らしてしまう。 水分はまとめ飲みできない 一気に飲んでも体外へ また冷たいものは消化器官の働きを弱め お腹を壊す場合もある 脱水は3つの水分バランスを崩す 細胞内液 35% 間質液 50% 血液 15% ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 体内の水分バランスが崩れると起きる「むくみ」 むくみが続くとそれを処理するために血液量も増える。 心臓や腎臓 静脈 リンパ管などに負担がかかって 病気になる可能性もゼロではない むくみチェック すねの少し内側になる骨の上を 軽く痛みを感じるくらいの強さで5秒ほど押す くぼみが深く なかなか消えない場合は 重度のむくみ 正常な場合は余分な水分がないため押してもすぐ戻る むくみと跡がつきやすい理由は 水分が別の場所へと移動するため戻ってくるのに時間がかかる そのため跡がつきなかなか元に戻らない むくみは何で起きる? 細胞間質液が溜まること 皮下組織の細胞間に水が溜まる 一番溜まりやすいのは足 重力によって下から上へ間質液を回収するのが滞るため 正常範囲のむくみ ・軽度で療法の膝下に出る ・睡眠・運動・姿勢を変えることによって解消 注意したいのは日常的に手や顔 片脚だけがむくむ場合 静脈や腎臓など病気の可能性があるので専門医を受診 むくまないためにはどうしたらいい? 生活習慣を変えることでずいぶんむくみは解消される アルコールに注意! 利尿作用が強く脱水を招く。 拡張した毛細血管の穴が広がるため 水分が血管外へ出て関節液が増える。 さらにつまみとして塩分を摂取し余計な水分を増やす。 同様に甘いものや味の濃い食べ物も喉が渇きやすいので要注意。 お酒を飲むと翌朝 顔がむくむのはなぜ? 重力によって起きている日中は脚 寝ている間は顔に出やすい。 そのまま立っていれば足に出る。 妊娠してからむくみのは? お腹が血管を圧迫している場合 女性ホルモンのバランスが変化 身体に水分溜め込みやすくなる。 月経前も同様。 足のむくみ予防と改善には歩くことが一番 足先を動かすだけでも効果あり 基本的には自分の尿量が大事 水分摂取量のポイント 発汗量は人それぞれなので飲水量の調節が必要 日中3~4回 排尿することを目安に飲む量を設定する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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