教師の評価
3月においらの釣具工房のブログに記載した記事ですが、おこちゃまの夏休みと言うこともあり。夏休みといえば、「自由研究の宿題」もあるわけで。。。何気に、この「自由研究の宿題」って、研究テーマの分野で、子供が「最新学術」に触れる機会なんですよね。その自分で調べ上げた、「最新学術」によって、いざ、学校が始まり、「自由研究課題の評価」をされるときに、このような事件は多く発生します。大人からみたら、たかが、金賞だとか、銀賞ですよ。「勉強できなくても性格がよければ・・」と思う親御さんもいらっしゃると思います。でもね、大人から見たら、「取るに足らない努力」であっても、お子様なりに、一生懸命に努力して、自由研究の課題をやり遂げ、それが評価されるわけです。子供にとっては、人生のかかった、大事なんですよね。なので、この記事を久々に読み直し、当時を思い返して、こちらのプライベートブログにも掲載してみようかな?と思いました。どんな事件だったのか?始まり、始まりぃ~いつも釣り場で、おいらになついて、仲良くしてくれる小学生の男の子が、泣きながら電話かけてきたんですよ。「どうしたの?」と聞いたら、「ぼく、もう学校に行きたくない!おにいちゃんのところで働いていい?頑張るから!」と、涙ながらに訴えるわけですよ。おいらは「え??いじめかっ!?」と思い、仕事後回しにして、その子の話を聞いてみました。どうやらいじめではない事と、学校に行きたくない理由が、自由学習の時間だか、理科の時間だかにある様子。で、隣で様子を見ていたのでしょう。親御さんも電話にでられて、親御さん:「相談に乗ってあげてもらえませんか?私ら生き物の事は・・・」おいら :「え?生き物?何それ?学校に行きたくない理由と、どう関係あるんだ?」と、頭の中がわけわかめ状態。まぁ、6時にご自宅に訪問するという事になり、その子のお家までいきましたわさ。その子が見せてくれたのは、簡単なテストだったのか、問題が2問あるプリントでした。小学生の子の名前は、A君とします。おいら:「あれぇ?0点とっちゃったんだ?」A君 :「ちがう!ぼく正しいもん!先生がまちがってるんだ!」おいら:「どれどれ・・・」まあ、こんな感じで、そのプリントを見たとたん、おいらは小学校の教師に対する憤りで、いっぱいになりました・・・汗問題とその子の答えと、その先生の言う正解、おいらのコメント(実際、親御さんにも伝えました)を、記載してみます。問題1 : げんきに泳いでいた金魚が、ある日、物陰にかくれたり、人をみると逃げるようになりました。どうしたら良いでしょうか?A君の答え : みずがよごれているかもしれないので、みずを替えてあげたらよいとおもいます。(採点では「×」になってました)先生が書いた答え : きんぎょさんのかくれがになるような、岩や水草をいれてあげて、まわりをくらくして落ち着けましょう。おいらのコメントです。この問題は、A君が絶対的に正しい。今まで泳いでいたのが、神経質になるという事は、水の汚れによるストレスがまず第一の原因として考えられる。もちろん、先生のいう事も考えられなくはないが、この場合の対処として、一番最初にやるべきは、水換えにより、綺麗な水にしてあげ、ストレスの原因となる有害物質を減らしてやることが最優先。先生の答えだと、岩や水草をいれるといっても、既に神経質になっており、そこに異物が縄張りに入ってくるのだから、余計神経質になる恐れがある。まわりを暗くするといっても、直ったと思い、囲いを外したり、いきなり明るくしてしまうと、余計に神経質になる恐れがある。それにもまして、問題から予想される、金魚が臆病になる原因としては、水質悪化によるストレス状態が、一番考えられる原因であり、最優先に対処するべきことである。よって、この問いは、「×」にした先生がおかしいのであって、A君は大正解である。問題2 : ざりがにをつかまえてきました。すいそうでしいくするとき、レンガなどで陸をつくってあげたほうがよいでしょうか?A君の答え : ざりがには水の中の生き物だから、りくはいらないです。みずがいっぱいあったほうが、みずもよごれるのがおそくなるので、よいとおもいます。(採点では「×」になっていた)先生が書いた答え : ざりがにはりくにあがって、こうらぼしをします。りくをちゃんとつくってあげましょう。りくにあがることでしんせんなくうきをすうこともできます。おいらのコメントですこれもA君が大正解。ざりがには鰓呼吸をする列記とした水生生物である。空気中の酸素は吸わない。通常の魚類と同様の方法で飼育すればよい。陸を作るがために、少ない水量で飼育するより、水槽いっぱいに水をはり、豊富な水量で飼育したほうが良い。この理由は、A君のコメントその通りである。こうらぼしに陸にあがるというが、ザリガニは甲羅干しという行動はしない。陸を移動しているザリガニは、新しい生活場所を探してる途中、たまたま陸にあがったに過ぎない。観察していると分かるが、すぐ水の中へと入っていく。よって、この問題も、「×」にした先生がおかしいのであって、A君は大正解である。そりゃ、学校に行きたくなくなるわな。ちなみにこのA君という子、釣り師じゃありません。一緒に遊ぶとき釣りも教えてますがね。このA君という子は、とにかく生き物が大好き。生き物の観察が大好き。出合った時も、池で生物の観察をしていました。で、ルアーに興味をもって、「おにいちゃん、これで魚つるの?」と、話し掛けてきてくれたのが仲良くなる切欠でした。で、バスの行動を教え、教えながら目の前で釣り上げてきたのが、仲良くなった始まりです。それ以来、一緒にバス、ライギョ、ブルーギルの自然での産卵行動や、タナゴ等小魚の採取を一緒に楽しむ様になりました。よほど、魚がすきなのか、大人顔負けの、つっこんだ質問をしてくる子です。よほど自信をもって、この答えを書いたのでしょう。当然ですよ、正解なんだから。でも、この先生は先生自身の知識の浅さに気がつかず。「不正解」とし、子供を傷つけた訳です。おいらとしては、憤りをものすごく感じましたね。当然、親御さんには、「先生のが完全に間違っています」と、ネットで資料を検索し、それも交えながら、”A君は本当は正しい答えを答えている。よってこのテストは、100点どころか、小学生レベルでは120点です。”と、説明してあげました。そしたら、A君も自信を取り戻したのか、最後はわらって、明るいA君に戻ってくれましたけどね。こんな先生ばかりじゃないのだろうけど、今の先生って、何?本当に物事を教えてるの?自分の頭の知識だけ信用して、正しい答えを調べずに、採点してるのでしょうか・・・?子供の答えが正しくても、先生が「不正解」といったら、それは「不正解」なのでしょうか?これの記事をご覧になっていらっしゃる、親御さんにおいらからお願いです。おいらも子供の時、本当は正解なのを、教師の知識不足から、不正解にされた経験が何度もあります。ですので、「先生の採点だから正しい」と、うのみにしないでください。特に、理科系の科目、社会(歴史)は、このような事がよくあります。もし、お子さんが、テストで「×」をもらっても、叱ったり、勉強不足だと注意をする前に、「どうして間違ったのかな?」と、きちんとネット検索など、資料も交えて「間違った訳と、正解と正解の理由」を、調べてあげてください。親御さんが、こうしていただければ、おいらやA君のような、悔しい思いはおこさんはする事はないと思います。歴史だって、生物だって日進月歩で情報が進んでおり、新理論等もどんどん出ています。おこさんの方が正しい答えを答えているのに、そのスピードについていけない先生に、「×」つけられたら、そりゃお子さんは悔しくて、勉強が嫌になりますよ。好きなジャンルでの子供の知識は、本当、侮れません。下手な大人より、正しい知識を持っている子はたくさんいます。特に、理科、社会科については、先生の回答よりも、まずお子さんを信じてあげてください。ポチッポチッ!と、お願いします。 => こちらも、ポチッ!と =>