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カテゴリ:お仕事
その後、順調に流行(?)しているインフルエンザ
平均して1日に5.6人の患者さんがいらしてました が、昨日は2名 少しずつ下火になってきているかもです しかし。昨日いらした患者さんの一人 処方されたリレンザの吸入方法を説明して 『一緒に1回目の分をここでやてみましょう』 マスクをはずした瞬間に連続して激しい咳こみ あきらかに大量の飛沫を浴びました さて、そのリレンザの吸入 比較的若い世代が多い手酌の薬局では 苦なく吸入出来る方が多かったのですが このところ『孫から感染した』等のご老人も多数 なかなか吸入手技がマスターできません 実際どんな薬かと言いますと・・・ これは手酌がいつも使ってる指導用の練習器 薬が入っている丸いものは練習用で何度も使っており すでに穴が開いています 青い部分はたんなるキャップ これをまずはずすのですが・・・ 先日は『蓋が外れなくて吸入出来ない』 と、高齢のご婦人が駆け込んでいらっしゃいました 結構かたくて、力の無い方には厳しいのかも まず、ここでつまづく方あり・・・ 本体の中に薬を乗せるトレーあり それをまずは外すのですが トレー横のギザギザを両手で押しつつ抜きます ここも皆様難関でして 無理やり引き抜いて壊しそうになる方あり・・・ (主に若い男性) 引き抜いたトレーに薬をのせて戻し 吸入器のツメ部分を立てて薬の容器に穴をあけます ツメを元に戻していざ吸入 少量の粉薬をご自分の息の力で吸って頂くのですが 『ここ押すと薬が出るのかしら?』 いいえっ だから~自分で吸わないと出ないって言ってるんですけど・・・ お上品な奥様の中には全く息が吸えない方あり ここが一番大切なんですけどね・・・トほほ で、ついつい声が大きくなり 『息を吐いてから吸うと良いですよぉ~』 『はいっ吐いてぇ~吸って~』 きちんと説明しているつもりなのですが 一番大変なのはおば様たち ともかく、説明の段階から (あ、聞いてないな)ってわかるんですよね こっちの話を聞かずに自分で勝手に考えて 自分の質問ばかりを繰り返すおばちゃんっ! ほとほと困りますが それでも彼女らに合わせて説明するしかありません・・・ 実際の手技ですが 簡単なのにと思うのは、手酌は毎日やってるからですよね 実際発熱して具合が悪い患者さんには 結構大変なんだとは思います だから、みんなタミフルが処方されたんですよね・・・ あ、これから春に向けてB型が流行すると 再びタミフルの処方が増えるかしら??? だって、今のところタミフルの耐性発生はAソ連型だし それにしても、昨日あびた飛沫が心配 うがい・手洗い・湿度保持と 感染予防の努力は怠っておりませんが・・・・・ 皆さまも、ご注意ください 春に向けてインフルエンザはB型が流行します B型は症状は激しくないため 感染に気がつきにくい場合があります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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