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カテゴリ:お仕事
今年のインフルエンザは変です
いったん下火になったのに 再び盛り返してきました もうじき4月だって言うのに・・・ おかしい・・・絶対おかしい インフルエンザウィルスが高温に耐えうるようになってきたとか? そのうち夏でもインフルエンザが流行するようになったりして (ありえねぇ~笑) さて、そんな中 私たちが定期的に薬剤訪問している患者様のご家族が 臨時の整形の処方箋を持ち込まれました 圧迫骨折をやってから少しずつ状態が悪くなっており ケアマネさんからは 『ちょっと認知も始まっている』と聞いています 痛みが続くため整形からの鎮痛剤が強いものに変更となり 急きょ、臨時に訪問をしました お邪魔してみてちょっとびっくり ずっと元気に介護をしていたご主人は ご自分の部屋のベットでぐったりとお昼寝 ご本人のおばあちゃんは介護ベットで一人 おシモの匂いが強烈に漂うお部屋で 『痛いの、痛いのよぉ・・・ お薬強くしてくれたの?ありがとうね あの病院には2週間居たけどもう行かない ちょっと入れてもらった施設もいや これからはお家が中心なのよ』 どうも、圧迫骨折で入院した病院や 介護疲れのおじいちゃんの負担を減らそうと ショートステイした施設の事が気に入らず (しかし実際の入院は1か月半ですから・・・) ヘルパー週4回 訪問看護週1~2回 配食サービス週1回 あとは息子さん達が買い物とかしてるけど それ以外の時間、特に夜のトイレのお世話は 全部おじいちゃん 多分90歳近いはずそりゃあ疲れてお昼寝もするよね おばあちゃんのベットサイドで 新たに処方された強い痛み止めをセットしながら 世間話をしてたらおじいちゃんが起きてきました 『どうもどうも・・・いやぁ助かりますわ』 しっかりとした口調ではありますが なんだかフラフラしてるし顔色も良くないっす 訪問後早速ケアマネさんに報告しましたが ご家族の意向や本人の強い希望もあり 今すぐ施設を探すとまでは行かない様子 こんなケースを含め どうにもならない色々なケースを常にたくさん抱えて 苦労してらっしゃるケアマネさん 本当に大変だなぁ・・・・・・ 時々困り果てた顔で薬局に入っていらして 『ねえ、この方のこの薬どう思う? これってどうゆう処方意図???』 いつも受け持ちの方の事で悩んでいらっしゃいます 実はこのケアマネさん 手酌が以前本部の薬局に居る頃 病院の訪問看護師さんだった方でして 経管栄養の事とかいろいろ教えてもらった方です こういったケアマネ・訪問看護師・ヘルパーなどなど 様々な職種がかかわって 在宅の患者さんを支えています この春、介護保険の報酬改定があります 『介護報酬の引き上げ』とのみ報道されていますが 大きな問題もはらんでいます 利用者さんの負担額も増えるって事で 特に限度額ギリギリまで利用している方の場合 保険を使えない分が全額自己負担として増えたり あるいは、サービスを減らさざるを得ないって事 さらに、要介護度の認定の際の審査基準が大きく変わり 状態は変わらないのに要介護度が下がるケースが出てきます 限度額ギリギリ利用のあの方は? 介護度がいつも上下するあの人は・・・? なんだか、心配な事がいっぱいの春です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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