苦しい胸のうち
職場でのこと。4月からの所属異動のことで、上司と話をしました。上司に対してストレスを感じていた私は、少し自分の考えを出してみました。すると、上司も私に対することを話してくれました。上司が正直に話してくれたこと、私は嬉しかった。でも、かなりショックなことでした。一生懸命にやってきたけれど、何も評価されていなかった。さらに、上を目指せという感じでした家路につきながら、ずっと考えていました。食欲はなく、家に帰ってからも、胸が苦しい感じでした。(いぶきは実家に泊まりに行ったので、ひびきと二人)ひびきと夕食を何にするか話するのが、やっとでした。洗濯物をたたみながら、とうとう泣いてしまいました「お母さん、今日とっても辛いことがあった。わかってもらえてると思っていたけど・・・一生懸命やってきたのに・・・」涙がポロポロ、ポロポロ溢れてこぼれますひびきはだまって、パソコンに向ってゲームをしています。そして、ひとしきり泣いた後、ひびきがラーメンを作ってくれました。リビングに座って、私はぼぉっとしていました。時折、ひびきが話かけてくれます。そして、リビングで二人でラーメンをすすりました。しょうゆラーメンでしたが、それはそれはおいしいラーメンでした。「ひびきにラーメンを作ってもらえるなんて、お母さん、幸せぇ~」そして、ひびきといろんな話をしました。ひびきにこんなことを聞いてみました。「不登校を始めた頃と今と何か感じてる?」「楽になった・・・うん、すごく楽になった」「そう、苦しかったんだね。お母さんにわかってもらうのに、大変だなぁって思った?」「うん、何って言ったらいいかわからなかった」「学校で十分苦しい思いしているのに、お母さんにわかってもらうのに、またエネルギーがいるんだもんね。話したくもないよね」「うん、だから、今はすごく楽、とにかく楽なんだよ。久しぶりに学校へ行くと結構楽しいかもね」「そうねぇ。今のひびきは休み始めた頃のひびきと違うから、学校の感じ方も違うかもねぇ」それから、春休み前に先生がもってきてくれた配布物を二人で確認しました。「今度、俺と同じクラスになったやつはラッキーだぜだって、俺、破天荒なことして、楽しもうと思ってるから」へぇ、そんなことを考えているんだぁ新しい発見でした「勉強も結構やる気あるんだよなぁ。学校へ行くと勉強やる気でるよなぁ。授業なんかさ、きちんと聞いちゃうもんなぁ」「数学なんかはついていけるかな」「そんなん楽勝だぜ修学旅行も行っちゃおうかなぁ」私が泣いていたので、喜ばせようと思ったのか、急な展開で、私がびっくりしてしまいました。まぁ、そうは言ってもまだまだわかりませんから、焦らず焦らず、ゆっくりいこうと思いますそして、私は、ひびきのお陰でだいぶ楽になったはずなのに、結局寝付くことができず、朝を迎えてしまいました上司にもう一度私の気持ちを話してみようと思っています