春秋航空日本・搭乗記-前編(成田-広島)
8月1日に就航したばかりの春秋航空日本で広島へ出かけてきました。初の中国系LCC。これまでLCCが就航していなかった広島や佐賀、そして高松に飛んでいます。「どんなものなんだろうか・・・」と気になっている方もいると思うので、簡単に搭乗レポを。#LCCヒトバシラーも新しいラインナップに加わった模様w<予約はWebで>予約は春秋航空日本のWebサイトから。片道3,000円のキャンペーン料金で予約してみました。「中国のデザイナーが作ったな」と感じさせる色使い・フォントで、中国感満載のWebサイトです。「ご予約はインタネットから!」(原文ママ)という怪しげなバナーがデカデカと表示される雰囲気に若干気後れしつつも、無事に予約完了。キャンペーンをやっているときは反応が鈍かったり、遅いこともありますが、気長に待ちましょう。カードが怖い人はコンビニ決済も使えるので、まあ何とかなるかと。<成田の始発は早いのでアクセスに注意>成田発広島行きは1日2便。そのうちの早朝便6:55発に乗ってみました。この時間は結構、悩ましい時間です。成田スカイアクセスの始発だと、空港第2ビル駅に着くのは6:12。春秋航空日本のチェックイン締切時刻は、出発35分前の6:20。一見、駅からダッシュすれば間に合いそうにも感じます。が、成田は駅で身分証明証を見せる検問もあるし、初めてのチェックインで戸惑って、お見送りになる可能性も・・・そこで安全策をとり、自宅近くの駅から深夜バスを利用して成田に行くことにしました。成田空港到着は4:20という、これまた中途半端な時間・・・あんがい東京都内在住の人の方が、利用しやすいかもしれません(※あるきちは千葉県在住)。<チェックインカウンターは第2ターミナル1階の左手奥>春秋航空日本の出発は第2ターミナル1階。ターミナルに向かって左手奥、バニラエアの国内線と同じ区画です。自動チェックイン機とカウンターチェックインがありますが、私は自動チェックイン機を選択。自宅で印刷してきた予約確認書を取り出し、QRコードを読み取らせると、自動的に予約番号が読み込まれます。予約確認書を印刷できなくても予約番号を覚えておけば、入力するだけでOK。薄手な紙のボーディングパスが印刷されて出てきます。手荷物のある人は、こちらの手荷物カウンターへ。手荷物を預けると控えをボーディングパスの裏に貼ってくれます。このへんの流れは、普通の航空会社とあまり変わりませんね。至って普通の流れです。<搭乗待合室はかなり簡素>チェックイン後はこちらのドアから搭乗待合室へ。この先は、いわゆるLCC専用の待合室になっています。バニラエアと共用です。ジェットスターやスカイマークなどが出発するターミナル反対側の搭乗口と比べるとかなり簡素な仕様です。途中の通路は屋根こそありますが、壁は金網だけ。吹きさらしで空調も無いので、夏場は暑く・冬場は寒いという四季を感じやすい場所ですwただ、通路以外は空調が効いていますので、ご心配なく。通路の奥には手荷物検査場があり、ここを抜けると待合室です。春秋航空日本の機内持ち込み手荷物は7kgまでという、やや厳しめの制限がありますので、極力身軽で搭乗するようにしましょう。待合室にはお手洗いの他、バニラエアの直営売店があります。ちょっとしたお土産やサンドイッチ、おにぎり、飲み物などを置いています。もっとも必要最小限な感じなので、あまり長時間眺めていられるようなお店ではありません。搭乗はゲートからバスです。ゲートを通るときには、ピッとバーコードを読み取ってもらい、半券を切り取られます。半券が切りにくいらしく、ちょっと時間がかかり気味ですが、これも慣れると少し早くなるのでしょうか。バスはかなり奥の沖止めスポットへ。遠いです。確かにこれだとチェックインの締切は35分前にしておく必要があるでしょうね。結構、搭乗口から時間がかかります。<スタッフは礼儀正しく親切>中国系LCCということで、日本語カタコトでつっけんどんなチャイナクオリティの対応をされるのでは?と勝手に身構えていたのですが、全然そんなことは無く。私が接した係員の方は皆さん日本人の方で、非常に礼儀正しく親切な感じでした。ボーディングパスを受け取り、さて、これからどうしようか・・・と思っていたら、「スプリングジャパンご利用の方ですか?」とスタッフの方がススッと寄ってきて案内をしてくれたり。あとは空港の職員さん、たとえばガードマンさんやバスの運転手さんにもしっかりと「今日はよろしくお願いします」と丁寧に挨拶をしていました。こういうスタッフさんが多いのを見ると、大変好感が持てます。もちろん、今は新参者なので・・・ということもあるでしょうが、良い習慣として続けて欲しいですね。後編へ続くにほんブログ村後編は機内へ