ワインのある生活@Beaune★ 東京 野田岩さまからの返信
前回日記の野田岩店金本兼次郎さんへのファンレターの続きです。***************チャンギ発・自分の★の見つけ方@ 東京 野田岩2013年10月&パリ 野田岩2014年5月 ファンレターを送った後東京野田岩店から丁寧な返信を郵便で頂き、早速2013年10月関西出張の後足を伸ばしました。・:--☆--:・:--☆--:・:--☆--:・:--☆--:・:・:--☆--:・:--☆--:・:・:「~お手紙ありがとうございます。弊社当主 金本がとても喜んでおりました。改めて、プロフェッショナルに出演させて頂いたことを喜ばしく思っております。こうしてお手紙でラフォン氏という共通のお話が出来ることは、ご縁あってのことと当主は申しております。日本にご帰国の際には当店へお立ちよりください。当主が是非お話しをしながらラフォン氏のムルソーをご一緒に堪能していただきたいと申しております。~」 平成25年9月3日実はラフォン氏のムルソーは1本5万円ほどで手が出ず、おもてなしのブルゴーニュ白のマコンとメニューにあった甲州の白で初めての白焼きを頂きました。個室で鰻、ワイン、そして登山について金本氏から2時間ほどお話を伺いその際、野田岩の唯一の海外店がパリにあることを知りました。理由を尋ねると海外でいろいろ日本に近い鰻が手に入るところを調査した結果フランスで入手可能となったためということでした。ブルゴーニュ白ムルソーの偉大な作り手であるラフォン家とのつながりが頷けるお話しでした。また85歳の金本氏は何度かエベレスト登頂も果たしていて来年は再度挑戦するということでした。現役の職人として頑張っておられる原点がここにあるのだと思い至りました。金本氏に触発され翌年マレーシアのキナバル山に登り記念に絵葉書を送りました。そこに5月に休暇でパリに行くので野田岩パリ店にも立ち寄ってみたいと付け加えました。パリは今回が3回目で今まで経験出来なかったオペラ座でオペラとバレー鑑賞も目的の一つでした。パリのオペラ座は2つあり19世紀後半に建てられシャガールの天井画で有名なオペラ・ガルニエでバレーを、(オペラ座ガルニエ・シャガール天井画)20世紀後半に建てられたオペラ・バスティーユではオペラ鑑賞が叶い、一日かけて芸能堪能の日となりました。そして遂に翌日のランチで野田岩パリ店へ。バレー鑑賞前にオペラ・ガルニエ近くで軽く食事(期待を込めてお皿の横に当日購入のチケットを)東京から予約を入れてもらっていたため、すんなりと席に案内してもらいました。店内は日本風の様式でしたがビジネスランチらしい日本人とフランス人グループの会食の席や、親子ずれの姿がありました。スタッフから「鰻のにこごり」は店主からとまたも心憎いおもてなしを受け、金本氏からのおもてなし「鰻のにこごり」にシャンパンを合わせて。それに合わせてスタッフにシャンパンのお勧めをお願いしました。その後の「鰻のかば焼き」にはブルゴーニュの赤を。鰻の味については私には日本とフランスの違いを語れるほどの経験がないのですが、その土地に合わせた飲み物との相性といい素晴らしい幸福感を与えてくれました。いつかどこかで鰻とドミニク・ラフォン氏のムルソーの実現を祈って。 2014.5月 これが妹から送られてきた「旅行記」です。最後までお読みくださりありがとうございます。m(__)m私はワインのことも不勉強で(-_-;)今のところ海外旅行に行ける状態ではないので旅行記に対して半分も分からないかもしれないですがこの話はすごく感動的でした。昨今の事情・・経済効果もかなりの打撃で美味しいものも食べに行くことも観光も出来ない状態ですが何とかこの苦難を乗り切って世界中の人たちが少しでも早く落ち着くことを祈るばかりです。