セミのはなし
「アリとセミ」の記事を書いたら、「セミは南仏しか居ないんですか?」と、カールさんにコメントをいただき、う~ん??(・_・?) こりゃ、テキトー書いてちゃいけないな、と少し調べてみたのですが・・・「セミの幼虫は地中生活で人目に触れず、成虫は飼育が難しいので、その生態について十分に調べられているとは言えない」とのこと。緯度的に言って、また夏の気温からして、パリより北に生息していてもおかしくないらしいです。でも、セミというのは、地上の気温よりもさなぎとして地中で冬を越せるかどうかが問題なのだそうで、その辺の関係で、パリにはセミがいないのか、、、、???とにかく、現時点では、フランスではセミは南へ行かないとお目にかかれないようです。アルザスにもいる、と書いてあるサイトもありました。ウィキペディアにおもしろいことが書いてありましたよ~!(^^;)明治維新の時、日本にやってきたヨーロッパ人はイタリアや南仏などの地中海沿岸地域出身者を除くとセミを知らないものが多く、「なぜ木が鳴くのか」と尋ねたものもいたという。現在でも、日本のドラマを欧米に出すとき、夏の場面ではセミの声を消して送るという。日本ではいかにも暑い盛りのBGMと感じられるが、あちらでは妙なノイズが乗っていると思われる場合が多いという。 また、中国や東南アジア、アメリカ合衆国、沖縄などでセミを食べる習慣があるとのことです!!( ̄▽ ̄;) きゃ~ おいしいのでしょうか~?!また、セミに限らず、昆虫は、フランスではやはり南仏以外ではなじみのうすい物らしく「ファーブル昆虫記」のファーブルは「日本での有名人、フランスでの無名人」なのだそうです(^^;)アヴィニョンには現在ファーブルの功績を称えて、Rue Henri Fabre(アンリ・ファーブル通り)と名のついた道がある。だが、皮肉なことにその道を行き交うほとんどの人が、「アンリ・ファーブル」が誰であるか知らないと言われている。日本に遊びに来たパリ在住のフランス人が、コガネムシを見つけて「うわぁ~!!!うわぁ~!!!」と叫んでいましたが~(^o^;)おそらく、初めて見たのではないかと・・・・La Cigale et les Fourmis(セミとアリ)On était en hiver et les fourmis faisaient sécher leur grain que la pluie avait mouillé.Une cigale affamée leur demanda de quoi manger.Mais les fourmis lui dirent : -Pourquoi n'as-tu pas, toi aussi, amassé des provisions durant l'été ? -Je n'en ai pas eu le temps, répondit la cigale, cet été je musiquais. -Eh bien, après la flûte de l'été, la danse de l'hiver », conclurent les fourmis.Et elles éclatèrent de rire.