都響2連チャンの人間観察(2)
今月2回目の都響コンサートは、サントリーホール。新橋までJRで行って、そこから銀座線で溜池山王まで行きます。新橋駅で改札に向かって歩いていると、私の前を行く、紫色のジャージをはいたおにーちゃんが、おしりのポケットに手を突っ込んで財布を出した途端、何枚かのカードがバラバラと下に落ちました。キャッシュカードとか、診察券とか、保険証??!!私はそれを集めながら「落ちましたよ~!!!」と叫んだのですが、なにせ、にーちゃん、耳栓して音楽聴いているから聞こえないのよ。ダンナさまが走って追いかけて、改札を出たところでにーちゃんの肩をたたいて気付かせました。私が追いついて、カードを渡すと「あ、どーも」あ、どーも じゃなーーーーい !!!んなもん、ジャージの尻ポケットになんかいれとくなーーー !!!ヽ(`△´)/ ・・・などと言う間もなく、にいちゃんは立ち去りました。にいちゃんを追いかけて慌てて改札を出たダンナさまのスイカはうまくタッチされなかったらしく、銀座線に乗り換えようとしたら入れません~(ノД`)改札口にいた駅員さんの所へ行ったけれど、先客ありで、若い女の人がなにやら領収書を書いてもらっています。なぜ、ここで領収書?(@@;)なかなか終わらないので、業を煮やしたダンナさまは、ぐるっと回って出口の改札にいた駅員さんに見てもらい、また、ぐるっと回って、やっと入口から入りました。やれやれ、あのジャージのにいちゃんのおかげでえらいこっちゃ(*`ω´)新橋から溜池山王までは2駅なので、いつも座らないのですが、この日、私たちが立った前の座席は「優先席」で、そこで、若いおねえさんが、アイメイクをしていました。リクルートスーツを着ていたので、おそらく就職活動の大学3年生なのでしょう。アイライナーを弾き終わると、ビューラーを取り出し、手鏡を見ながらまつげを挟み始めました。・・・・ビューラーを使う時って、どうして口が開くのか・・・・ (^^;)見苦しい事この上なし。電車の優先席に陣取って化粧しているねーちゃんを、企業は採用するのかしらねーでも、そんなの人事の人は知らないものね~自分が化粧をしているところって、家族に見られるのも恥ずかしいと思うけれど・・・・さて、この日の都響は「ドヴォルジャーク」ドヴォルジャーク:序曲「謝肉祭」 作品92 ドヴォルジャーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53 ドヴォルジャーク:交響曲第8番 ト長調 作品88この日予定されていたヴァイオリニストが急病で急遽、別の人が演奏したのですけれど、これが若~い濃~いラチャ・アヴァネシヤンという名前のアルメニア人。どこっ?アルメニアって!!(^-^;)衣装も黒なら、長い黒髪をなびかせて、くっきりはっきりの目鼻立ちに朝、ヒゲをそっても夕方には青々しているような? (^-^;)生年月日を見てみれば、息子より1歳年上なだけじゃん! わかっ!(@@)彼がヴァイオリンを弾き始めてすぐに、ダンナさまがパンフレットを見始めたので何かと思ったら、ヤツのヴァイオリンは「グァルネリ・デル・ジェス」という名器だったらしい。さすが、ダンナさまは音色で分かるんかい。わたしゃ んなもんいっちょも分からん(^^;)でも、いい音だったような気がします~そしてブラボーな演奏でした。こんな私ですが、明日は紀尾井ホールにストラディバリウスとデル・ジェスの演奏を聴きに行くのです~(^^;)vラチャ・アヴァネシヤン(Hrachya Avanesyan, Violon)使用楽器は、エリザベート王妃音楽大学財団の貸与による1734年製のグァルネリ・デル・ジェス