元アレルギーっ子父さんの気ままなお弁当広場

ヌッポロ一番しょうゆ味

作品中の何かを頻繁に思い出すということは今年一番の作品か。三浦しおん「舟を編む」その中で「ヌッポロ一番しょうゆ味」が登場します。主人公が好んで食べているディスカウントで買ってくる怪しいラーメンなのです。  押入れから、「ヌッポロ一番　しょうゆ味」を一袋取り出した。近所のディスカウントショップで箱売りされていた、格安だが偽物臭のするインスタントラーメンだ。袋の説明書きは、「五百リッターの水は沸点まで到達します」　「投入した麺をほぐすがよい」　「卵、ネギ、ハムなどお好みです」といった調子である。五百リッターの水はいくらなんでも多いと思うが、文書から真剣さが伝わるので馬締は気に入り、ここのところ「ヌッポロ一番」を頻繁に食べている。  この表現、笑ってしまいます。  明日から天候崩れそうだから、時間休みが取れたらタイヤ交換しよう。  

久しぶりに大沢在昌を読んでみた

 う～ん、久しぶりだ～。「利き酒」ならぬ「利き本」があればこの人だけは当てる自信があるな（笑）

痛み

いわゆる「警察小説」です。このジャンルは素晴らしく感動したり、美しい物語というのは稀で、その反対のおぞましさや、えげつなさがこれでもかと書かれているものが多いように思います。また、それがとても克明に、上手く書かれているのが多い。そういった「非日常」に興味を覚えるのか、ついつい手が出てしまいます。怖いもの見たさとも言います。2

１００回泣くこと

１００回泣くこと　作家本人も認める「暗い」作風の作品が多いのですが、これは良かった。中盤までとてもHAPPYなのですが、その後はとても美しい文章でとても悲しいことが淡々と書かれています。本当に１００回泣けるかもしれません。読んだ後で調べると（これはと思った本はよくそうします）映画化されているようで予告編を見ましたが、見ない方がいいみたい。それだけ原作が素晴らしいということです。

迷走のあげく

ほ～っ、そうきましたか。最後まで読まないと分からないものです。 ★★☆☆☆

悼む人

 とても重い作品でした。少し消化不良なところもありましたが、最後まで読めました。後で調べると、直木賞作品でした。道理で力強さを感じたわけです。

残り全部バケーション

実は、伊坂幸太郎を最後まで読んだのはこれが初めて。 相性悪いのか、いつも途中でリタイアしていたんです。今回は途中で止まりましたが、気を取り直して読破。なかなか良かったです。今日はどんな本に出会えるだろ？

クーデター

読書の秋シリーズ15年前に発刊されたこの本ですが、今でも充分通用します。ちょっと表現におかずが付き過ぎな感じがしますが、楽しめました。 

秋休み

２学期制の長女が通う高校では今日から秋休み。といっても二週間の休みのうちの半分は集中講座みたいなものがあって毎日登校。私は今日は休み！4連休♪　振替取れていなかったので消化～そして、問題なのは次女。毎日腹痛に悩まされています。PM2.5は数値上がっていないし、、、学校で悩み事もないって言ってるし、、、30日に代休があるので予約取れたらアレルギー外来に行ってきます。 三浦しおん　「船を編む」　辞書を発刊する編集者の物語。辞書にかける情熱が熱く、人間模様は暖かく巧妙に書かれています。

生きるぼくら

    何気なく手にした一冊に元気をもらいました。本っていいよね。

黄金幻魚

 お盆の読書、思ったより読めなかったな～と思ったけど、ほとんどカレンダー通りのスケジュールだったから仕方ないか。この本、江戸川乱歩賞作家です。登場人物がなかなか面白い。最後まで楽しめました。

夏休みの一冊

 夏休み読書の指南書です。そういえば、昔からこの手の指南書ってあったっけ。漱石や太宰やら出てくるんだよね。さて、何を読もうかな。

バールのようなもの

 昔から「バールのようなもの」とは何か、ずっと気になっていたのです。

ホームタウン

読み応えありました。なかなかのオススメです。 連休最終日。夜中に結構降ってました。 朝、ウオーキングに出掛けるとあちこちに水溜りがあっていい感じ！落語「バールのようなもの」を聞きながら一人ニヤついて歩いていました。変なオッサンに見えただろうな（笑）

地球のはぐれかた

ちょっと毛色の変わった（自分の読み物としては）エッセイなんぞを、、、題名だけ見て借なかなかいけます。なんたって、村上春樹さんですぞ！ 文化祭当日になりました。長女はスクールバスで、私たちは7時半に車で出発。楽しみにしていた次女は部活があってキャンセル。お土産を忘れないようにしましょう。

偉大なるしゅららぼん

 鴨川、奈良と続いて、お次は琵琶湖。これまた奇想天外な万城目ワールドへ引きずりこまれました。

GW読書三昧

はぁ～っ　終わっちゃいました。GWがっ。特に何もしなかったな～　三田のイオン行ってみんなで「コナン」映画見たくらい。おとといは上司のお誘いでちょっぴりサイクリング行ったくらい。うん、のんびりのGWだったねぇ～そんなわけで、読書三冊！   ｄ 夕方読み終わった重松さん！サイコー でした。久々の重松節炸裂でした。 

永遠の出口

森絵都「永遠の出口」　小学生～高校までの（僕に近い世代）女の子の気持ちが見事に描かれています。一言で表現するとそんな感じなのですが、驚くほどリアルなんです。男が読んでも理解できます。★★★★☆

光

 「まほろ駅前」や「風が強く吹いている」のような調子で読むと大怪我します。光はどこに、どこから差すのだろう。 週末は図書館行き。さあ、今度はどんな本に出会えるかな。  

群青に沈め

群青に沈め　終戦間際の「愚かな」特攻舞台が描かれています。当時は上官に逆らうなんて「死罪」に値する出来事だったのでしょう。現代語訳され（？）読みやすくなってます。子どもにも読ませようかな。人間って愚かだとつくづく思えます。

ゴロゴロ

雷が鳴っています。今日は大雪になりそうです。 先日、図書館へ行ったらこんなことがしてありました。  最初の一文だけ書き出して、作品名も作家名も伏せて、装丁もカバーで隠してしまします。 紀伊国屋書店が「本の闇鍋」という企画でしているのをテレビニュースでみたことがあり面白そうだなと思っていました。私は他に読みたい本がたくさんあったので眺めるだけにしましたが、カアちゃんが手にしたのがこの本です。 何と、ヘルマン・ヘッセでした。最近、こんな「王道」のようなの読んでないよな～ちょっと覗いてみますか。

レイジ

またまた誉田哲也「レイジ」　武士道シックスティーンで「あれっ！」って思ったんですが（いい意味で）、この人凄い！　人が一人も死なない青春エンターテーメント。

悪党

今朝は０℃まで下がりました。 もう冬はそこまで来ています。  今週は「悪党」を読みました。犯罪被害者の葛藤が描かれています。 週末にテレビドラマになって放映されるようです。 こちらも見ないとね、、、、。

下町ロケット

「俺たちバブル・・・」や先日読んだ「ルーズヴェルト・ゲーム」といいこの人のは一気に読ませてくれます。一貫して流れているのは潔い正義感であり、読了後の爽やか感は幸せな気分にさせてくれます。本っていいよね。

超ラッキー

昨日は、いつもと違う町内の図書館へ行きました。子供たちはそれぞれ友達が来たり、友達と出かけたりでカアちゃんと二人。最近は忙しくてなかなか読む時間がないしね～　なんて言いながら眺めていると、スゴイ一冊を発見！「永遠の０」！　前に検索したときは予約ついていたからね～　でラッキー！そして、まさかそんなことないよな～　と思いながらお目当てを探すと、、、、何と！これもありました。「下町ロケット」！　どうして君たちはこんなところにいるんだい？たまたまにしてはビックリな取り合わせです。何かいいことありそうだね。 二冊 posted by (C)あやまど862

心に春が

おおよそ半年近くなぜか読む気になれなかったけど、最近になって手に取ることができるようになりました。で、復帰三冊目がこれ。 感情の抑揚を抑えて淡々と書くと恐怖が増すことがわかりました。 

はじめちょろちょろ

どういうわけだか、なかなかページが進まない本にたまに出会います。 どうしてもダメな場合は「ポイッ」としてしまうこともありますが、この作品は途中からグイグイ。結構、重い内容でグッときますぜ旦那。 もう一回読み返したいと久々に思いました。今年のBEST2ですな。  ちょっと気になったのは暴力団「組合員」ってなってたところ。何でかな？それと、あの時代に「メディアリリース」なんて表現したっけ？

人生教習所

どちらかといえばハーボイルドな作風が多い筆者だと思うのですが、見ての通りのお題。応募で集まった様々な人が小笠原で社会へなじむために自己啓発セミナーを受けるというお話し。実質3人の主人公で話が進みますが、これがなかなかいい。やんわりとしたラストも好感。重みはないけど（この作家さんはほとんどそう）軽く読めます。 

武士道セブンティーン

前作「武士道シックスティーン」の続編でこの次に「武士道エイティーン」も控えています。 相変わらずの秀作。とても「ストロベリーナイト」を書いた同じ人の作品とは思えない。 映画も面白かったしね。 今日の午前中はPTA文化部の「レザークラフト教室」午後は「市PTA大会」で団体表彰されるので出席してきます。 

Dr.伊良部一郎がいた

「邂逅の森」を読み終えてそのスケールの大きさに打ちのめされた私。さらなる極みを求めてさまよっているわけだが、こんな一冊を手にとって見た。大手保険会社を辞めて民間人登用で中学教師になる物語。終わりを急ぎすぎた感があり、もう少し丁寧に終わってほしかった。そして、途中から出てくる私立探偵がDr.伊良部一郎に見事にそっくり。誰の作品読んでるのか分からなくなった。  たまにはハズレもありか、、、、星2つ 

阪急電車

映画にもなったようで、見てみたいな。「植物図鑑」もそうだったけど、こういう（いわゆる）ベタなのは大好き。冷え切った心に灯がともるってとこなのかな？ちなみに、私はそこまで冷えてませんが、、、、和みたい人にオススメです。 

MIST

シビれました。 ブルッときました。夜にトイレ行けなくなるかも知れません（ちょっと大げさ）。ミステリーの王道です。ストロベリーナイトを彷彿させる内容です。早く、「下町ロケット」読みたいよ～。

続編って

ちょっと二番煎じな感じで、新鮮味に欠ける作品が多いと思うのだが、これは結構いけます。最後までドキドキできました。読んだ後もスッキリです。  ついでにこれも読んでみました。どちらも不正を暴く銀行マンが活躍する痛快な読み物です。  続編で、前作を上回ると思ったのは ジャンルは全然違いますが、さらにパワーアップした感じを受けました。こういった「ワル乗り」に近いような感じは大好きです。  そして、今までの今年のベストはこれが揺るぎません。 

嬉しい誤算

きっとチャラチャラした内容だと決めて掛かって借りたのですが、、、。 かなり骨太な内容でした。そして、痛快！続編もあると知って早速予約を入れたのでした。さすが、直木賞作家。「下町ロケット」も早く読んでみたい。 銀行にいるT君に教えてあげようっと。 

超大作

初めてこの作家さんのを読みました。 マタギの半生と人々との関わりが強く、繊細に描かれています。これは素晴らしいと思って見ると、直木賞と山本周五郎賞をダブルで受賞されています。大河ドラマを見ているような作品でした。オススメですぞ。 

傾向

私の読書傾向は、ひらめきで手に取った作家のを読んでみて、気に入ったらとにかくその作家のを読んでみる。でも、同じ作家ばかりじゃつまらないから、たまには浮気してまたひらめいてみる。最近のお気に入りは荻原浩さんと、昨日のブログで紹介した作家。この本は期待を裏切った。いつもの楽しい「荻原節」を期待してたら大間違い。とてもシリアスでこれまた違った意味で面白い。この作家さんも表現のデパートです。 昨日から急に寒くなって次女が３年ぶりに風邪気味。暖かいうどんを食べました。  

グッバイ・ヒーロー

 爽快！ 読後の感想を一言で言えばこんな感じ。伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」みたいな感じです。これも映画になるかな？ 明日は子供の用事で出かけるので、図書館へは今日のうちに行っておこう。

復讐したい

衝撃的な題名に釣られて借りました。 若い世代に絶大な人気があり、、、なんて書いてあるけど、今の若いもんは何読んでんだ！あえて酷評はしませんが、読まなくてもOKなレベル。  こんな気持ちの日にゃあ、子供のお弁当が和ませてくれるぜ。（笑）

押入れのちよ

身近にありそうな出来事が題材の短編集。表題のが一番切なかったな。 基本的に、ちょっと寒くなるような短編ばかりです。暑い夏にはオススメです。

周期

 私の場合、いつも傍らに本があるのだが、しゃかりきになって読む時期とそうでない時期があるようだ。何の加減かはわからないが、今はよく読む時期のように思う。仕事の都合もあるんだろうか。いずれにせよ、本は楽しい。  長女は新しい自分にちょっと戸惑い気味。どうにも髪型が決まらず悩んでいたが、元気に登校。

サクリファイス

近藤史恵さんの自転車ロードレースを題材にしたミステリー。 前から評判を聞いていたのですが、やっと手に入りました。自転車乗りには「かゆいところに手が届く」ほどの内容の濃さ。少しでもロードレースに興味があればたちまち引きずり込まれます。自転車乗らない人でも楽しめます（きっと）。

リラックス・リラックス　ふ～っ

・ posted by (C)あやまど862今、話題の「謎解きはディナーのあとで」の東川作品です。 とってもユルくてリラックスできます。「謎解きは・・・」は貸し出し中だったのでカアちゃんがこれを探してきました。こういうの好きだな～。  昨日の夕方はカアちゃんとゆる～いサイクリング。２０数キロ走って「お疲れちゃん」。 

四度目の氷河期

いのちをいただく

先日、「うまれる」上映会を主催したW田さんからこの本を紹介していただきました。早速、図書館で入手。「いただきます」と感謝することが分かります。今度、読み聞かせするんだったらこれだね。  昨日のお昼はニラ焼き。

PTA総会

今年度もやっと終わりを告げようとしています。やり残したことはないか？あれば、また来期にね（笑）。  知らなかったけど、藤原伊織さんて故人だったんだね。何冊か読んだけど、これ面白かった。  

ストロベリーナイト

楽しみにしてたんです、「ストロベリーナイト」 子供たちも「どんなお話なの？」と興味津々なのですが、見せるわけにはいきません。 とっとと寝室に上げて一人でお楽しみの時間。 楽しめました～。 原作読んでいない人にも分かったかな～。 あれだけの内容を少ない時間で見せるなんて凄いね～。   ストロベリーナイトの原作良かったけど、それの倍くらい緻密でドロドロなの発見。  オススメですぞ～

見るなら読め

なかなか評判がいいようです、このドラマ。見てませんが、この作者なら面白いでしょ。嵐ファンの長女がさかんに「見たいよ」って言うのですが、９時からのドラマだし、早寝早起きの我が家には辛いものがある。それならってことで一冊買いました。いつも速読の長女が今回はじっくり読んでます。読み終わったらお父さんにも読ませてね。      

それはそれで、、、

図書館で見つけました。書評を見ていると酷評される方もいらっしゃるようですが、優しく繊細で何とか周りを繋ぎとめようとする主人公。まちがいなく瀬尾作品です。今までとはガラッと変わったテーマでビックリしましたが、これもありです。 長女は別室登校2日目。表情も良く元気に登校です。但し、他の生徒がＨＲしている時間帯に職員玄関から先生の下駄箱に入れてもらっている上履き履いて保健室へ顔出します。それから別室へ行くそうです。その部屋は女子ばかり5人。二年生２人、三年生３人だそうで吹奏楽の先輩も２人いるそうです。 

心配性＆小心者

実は、心配性＆小心者は私のことでした。今日からの屋台巡航を控え、昨夜も遅くまで運行計画の見直しや、お囃子の打ち上げがり疲れきって帰宅してそのまま寝たのですが、、、、、見る夢見る夢の全てが「屋台もの」。それも「お囃子もの」。太鼓叩いてたら屋台が傾いて太鼓があっちに行ったり、叩いていたら屋台委員長が前をさえぎって叩けなくなったり、ばちが飛んで無くなったり、全然違うリズムだったり、他の楽器の音が聞こえなかったりetc,etc,etc　いったい幾つ不吉な夢見たんだろ。今日は神社でおはらいしてもらお（笑）。 そんな緊張をほぐすのが「本」。それも、笑えるのがいい。この人のはリラックスできます。 保健室登校の長女は保健室の先生から「保健室ばかりにいると部活も出られないね」と言われて自分から教室に向かおうと決心したと言ってくれました。無理せずにのんびり構えていいんだよ～。

あの日に帰ることができます

世の中知らないことが多すぎる知らなかった本も多すぎるまあ、いいわな。これから少しずつ知っていっても充分に楽しめるよね。この本、今年読んだ中で一番の作。The Beatlesの音楽と共に懐かしいあの頃に戻ることができます。今ではすっかりおじさん、おばさんになったアナタ　ちょっと読んでみようよ。ネタバレでも良かったらＡｍａｚｏｎのレビューでも読んでね。The Beatles第一世代だから僕達よりはずっとおじさんなんだけど、我々もおじさんだから良くわかる、うん（笑）。笑って泣けます（保証付き） 今日のお弁当は、ご飯マーボー豆腐ポテトとカボチャのサラダキュウリと茄子の浅漬け