カーボンなんです
昨日の続きです。今まで乗っていたのは「鉄」(クロモリといいます)のフレームでした。鉄っていうのは非常に安定した素材で、適度にしなって衝撃を吸収し、、、とまあ素材としては合格でもう何十年も使われてきた素材です。現在でもクロモリフレームの人気は高くて生産しているメーカーもたくさんあります。 この自転車はそろそろ20年を迎えようとしています。頑固な職人気質のオヤジの店で作ってもらいました。オーダー車で、もちろん色も指定して塗ってもらうのですが、私の好きな「黄色」のサンプルを持って行くと「こんなんでええんか?」と怪訝そうな顔をされたのを覚えています。当時はこのような「軽い」色に塗る人はなかったようです。しかし、塗り上がってみると上出来でそれ以来この店に吊ってあるフレームにこれに近い色が加わっていました。去年、十数年ぶりに復帰して自転車仲間も増え、楽しい日々が復活したのですが、ある日のこと、M君の自転車に乗って(ほんの二漕ぎ)驚きました。カーボンの良さは伝え聞くところだったので人の自転車には乗らないようにしていたのですが、魔が差したんでしょうね、、、。 「とにかく軽くてペダルを踏む力が前に進む力になっている!、そして振動吸収はクロモリの比ではない!」 衝撃でした。技術の進歩に脱帽です。それが「カボンフレーム」です。 我が家では「パソコンと自転車は新しいものには触れるな」と代々語り伝えられてきました。 私は自らその掟を破ってしまったのです。「しまった、ヤバいことになった」と悔やんでも後の祭り。その日以来「カーボン、カーボン」と頭の中はカーボン一色。そしてついにポチッとやってしまいました。ヤフオクで格安の2005モデルを、、、。とにかく軽い。フレームとフォーク、ヘッドセットとシートクランプつけて計りにのせたら1,350g!!!軽すぎます。ええ加減なパーツで組んでも7kg台は確実でしょう。 手持ちのパーツ寄せ集めで組み立てるので格安で極楽を味わうことができそうです。