何故公安局だったのか-----------?
初任務で、早速ドミネーターのトリガーを引いてしまった朱。
彼女の放ったパラライザーで眠らされてしまった慎也。
彼は目を覚まし、己の震える指を見つめる。
朱は最悪な気分で目覚める。
ホログラム化された世界は、毎日気分次第で変えられる優れものなんだ。
服もボタンひとつで準備OKな世界。
システムがすべて管理してくれる世界は楽だろうなぁ。
まるで個別のコンセルジュ。
今日は仕事の前に友人たちとの待ち合わせ。
そこで昨日の失態を聞かせるのだが・・・それだけの権限を持つ朱だからこその悩み。
成績優秀で、色相はこんなネガティブでも澄んでいるのが朱。
自分で鈍感なのかと言ってるけど、普通ならもっとにごってもおかしくないだろう。
ま、これがシビュラシステムの恩寵って事で。
でも何故朱だけが?
そう想いたくなるこの消極的とも取れる性格だよなぁ。
エリートらしからぬ外見だし。
慎也の容態が気になって公安部総合分析室へ向かった朱。
そこにいたのは・・・ナイスバディの金髪美女・唐之杜志恩。
慎也の脊髄に当たったパラライザーは命に別状はないけど、まだ起き上がることも出来ないようで。
明日には大丈夫だろうというといわれ、ひとまず退室する朱。
今日は何もなければいいけど、という征陸だったが、その時、サイコパスの犯罪係数上昇者が発生したとアラームが鳴り響く。
慎也が動けない穴は弥生が埋めるというけど、それを断る征陸。
そして、監視官・朱と共に出動するのだった・・・。
モールの中で検知された対象者。
だが、今のところ該当者は発見されずじまい。
そこで、公安部のマスコットキャラのコミッサちゃんのホロ外装を纏い(←そんなシステムもあるのね~すごい世界だ)
調査へ向かった朱たち。
そこであっさり征陸は該当者を発見。
なんと彼は測定器を使わずその男を見つけたのだ。
コミッサちゃんの姿で男に近づく朱たち。
そこで征陸がサイコパス係数を計りたいと声をかけると殴りかかってきたのだ!!
すぐさま取り押さえ、数値を特定させると、男の色相はかなりにごっていたようで。
緊急セラピーを要するレベルだという事で、早速連行されることに。
犯罪者予備軍は、同じ匂いをかぎ分ける。
そういう征陸に、何の役にも立たないと自分のあり方に落ち込む朱。
だが、執行官は監視官がいなければ外へも出られないのだ。
常に監視される存在だから。
征陸は監視官は執行官を見ているだけでいいという。
「それってつまり、何も手出しをするなってことですよね」
汚れ仕事は自分たちがする仕事。
エリートは高みの見物でもしてろという意味にも取れるそれ。
結局受け入れているようで、執行官と監視官は犬と主人の関係でしかいられないという事なんだろう。
公安部へ戻って食事をしているところへ、秀星がやってくる。
彼はもう非番のはず。
だが・・・
結局彼らは仕事でなくても、ここから出ることは出来ないのだ。
だから朱をからかって楽しもうという魂胆か。
おっかねぇ女ばっかで、変わった毛色の朱が珍しいんだろう。
朱は何故公安局に?
「向いてない・・・かな」
昨日のやり取りを見る限りはという秀星。
そこで朱は何故自分がこの仕事を選んだか、話を聞かせることに。
成績優秀だった朱は他の職種でももちろんA判定をたくさんもらっていた。
だが公安局のA判定をもらったのは・・・500人いた学生の中で朱だけだったのだ。
「だから公安局にはね、私にしかない仕事がきっとあるって思ってた。
そこに行けば、本当の私の人生が・・・この世界に生まれてきた意味が見つかるはずだって」
正しいかどうかなんて秀星には分からない。
今ではシュビラシステムが個人の才能を読み取り、一番しあわせな人生を歩む道を教えてくれるのに、朱は迷うのか。
本当の人生、生まれてきた意味?
秀星は5歳で犯罪係数に弾かれた。
以来彼はずっと犯罪者予備軍。
監視される中生きるなら、まだ犬になった方がマシだと思ったからここにいるという秀星。
そりゃ秀星にすれば、朱の選択なんて甘い考えでしかないのだろう。
きれいごと。
「あんた、なんで監視官なんてなったんだ」
慎也の病室を訪れた朱。
目を覚ました彼に「すみませんでした」と頭を下げる朱。
自分の判断は間違っていたのか?
謝罪する監視官は珍しいと笑う慎也。
いつの間にか、ドミネーターの示す数値に従い、引き金を引いて犯罪者を撃つことが当たり前になっていた。
何かを考える事もせず・・・。
刑事というのは、誰かを刈り取る仕事ではなく、誰かを守る仕事だったはず。
「あんたは何が正しいが自分で判断した。
役目より正義を優先できた。
そういう上司の下なら、オレはただの犬ではなく、刑事として働けるかもしれない」
慎也の言葉に、思わず涙を流して
「ありがとうございます」と感謝する朱。
だがあの時、慎也は迷えば死ぬ。
こんなところで終わりたくない。
そう強く思っただけなのだ。
「オレにはやり残したことがある」
強い意思を持ってそういう慎也。
それは一体何か。
彼の抱える闇は何なのか。
そして・・・宜野座へは、はっきりあの時の判断は間違っていなかったと言う朱。
事実、セラピーを受けた彼女は回復に向かっているという。
あ、よかった、彼女死んでなかったのね(^^;)
朱の説得したあの一瞬で下がった数値が、セラピーと死の判断を分けたって話か。
慎也もまた、朱のやり方に異を唱えることはなかったのだった--------。
こうやって少しずつ執行官たちの過去が見えてくると、また話が面白くなってくるね。
今回はあまり重くならない展開だったので、見終わっても気分的ストレスはなかったし。
何故朱だけが?
ってのがキーになりそうですなぁ。
彼女が選ばれた理由。
そして、執行官たちの過去。
そもそもこのシュビラシステムを支配しているのは誰なのかとか。
色々裏の部分も気になるところ。
さぁて、これからの展開がどうなるか。
この調子だとこの作品はなんとかレビューついていけそうだけど・・・果たしてどうなるか。
←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪
PSYCHO-PASS サイコパス リフレクターキーチェーン 公安マーク[キャビネット]《11月予約※暫定》
PSYCHO-PASS サイコパス 公安章 iPhone4/4Sカバー[slaps]《12月予約》
PSYCHO-PASS サイコパス 犯罪係数Tシャツ/ブラック-L[コスパ]《10月予約※暫定》
第1話
楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします。
送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております
↓
<トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/59a900219e6f5c6c6b1ed1f466b04a89/ac