サイコハザード発生--------!!
容赦ない展開になってきたなぁ。
でも、逆にそれが作品の面白味を増してきた!!
あの繁華街での人殺しの画像がネット上に広まったことで、人々の中でシビュラに対する信頼が一気に変わってしまったよう。
犯罪者たちが街の中でヘルメットを被り、次々と殺人・暴行・強奪をするようになってしまったのだ!!
この悪行になすすべもない一般市民たち。
目の前で次々と人が殺されていく。
喉を切られ、生きたまま燃やされ・・・。
そして・・・この異常事態に耐えられなくなった者たちが、どんどん精神異常をきたして行く事に。
それはやがて「正当防衛」という大義名分となり、異常者はヘルメットを被っている者の方だと、自らを正当化させ、
今度はヘルメットを被っていない一般市民たちが、ヘルメットを被っている者たちを襲うようになってしまったのだ!!
なんという負の連鎖。
正当防衛なら自分たちの色相は曇らない。
ネット上ではそんな噂も広まっているよう。
そして、既に治安が乱れた街はサイコハザードを起し、人々は恐怖に怯え、暴動を起す-----。
公安には総動員が命じられ、街中で起こっているこの暴動を鎮圧すべく出動が命じられる。
では、これで暴徒と化した一般市民を公安が撃ってしまったらどうなるのか?
市民達への公安への信頼も、そして統率もなくしかねない事態に陥るのだろうなぁ。
もちろんこの火種を作ったのは槙島。
流石にこれからこの街がどう変わるのか、それをチェも分からないと不安なよう。
「当たり前の事が、当たり前に行われる世界。
僕はそういうのが好きなだけで・・・」
普通でない街。
ここは昔読んだ小説のパロディのような世界だと言う槙島。
その小説のたとえを話し、電子書籍ではなく紙の本を読めとチェに薦める槙島だった・・・。
・・・槙島という存在は、現代人にも似た感覚があるんだろうなぁ。
「あまりにも平和が長すぎた」
シビュラの支配下では事件は起こらない。
そう想定されたこの世界では、公安局の職員は少数精鋭の人員しかいない。
公安局刑事課のメンツを全員揃えて、この未曾有の事件に総動員でかかると訴える壬生。
公安局は市民の安全を守る最後の砦に。
だが、ヘルメットを装着されてはドミネーターは機能しない。
そこで対戦に効果的なスタンバトンを使えという。
そして、電磁パルスを用いたグレネードという装置を使えば、ヘルメットの効果を無効化できるという。
ま、これは場所を選ばなければ都市機能を停止させてしまう可能性もあるのだ。
「この街の未来がかかっているのだ、よろしく」
壬生にそう言われ、皆が立ち上がるのだった・・・。
その頃、シビュラシステムに反発する者たちが槙島の元へ集まる。
破壊の先にある世界を見るために---------!!
今回の事件の根源には槙島がいる。
そう確信する慎也。
シビュラの監視を潜り抜け、あのヘルメットを作ることが出来るのは、シビュラの影響を受けない人物しか出来ない事。
今回一緒に行動することになった秀星は、では槙島の目的はシビュラの盲点を突いた、集団サイコハザードを起すことなのかと思うのだが、朱は違うという。
この混乱だけが目的だと思えないのだ。
彼は常に何か答えを求めている。
そして暴動を鎮圧に向かった朱たち。
だが、朱の警告を無視して暴徒と化しているヘルメット集団。
そして、そいつらをリンチしている一般市民たち。
ここはもう実力行使しかないと、グレネードを発動させ、ヘルメット集団を一気に気を失わせてしまった慎也。
再びの警告に、今度は素直に従う市民達。
ヘルメットを取った者たちも既に戦意喪失状態。
ネット上の書き込みや噂は暴力的なものが多い。
これは間違いなく槙島の情報操作。
自分たちがこうして動くことすら彼の掌の上で行われていることかもしれないという状態だと考える慎也。
そこで、ほかの暴動箇所は、すべて陽動ではないのかと考えた慎也は、その対象外のエリアに何があるのかを発見する。
それは-----
NONA TOWER
厚生省の本部ビル!!
チェはついに
シビュラシステムの通信経由点を発見したのだ。
秘匿性を保ちたいから、リスクを承知で、その膨大なシステムを一箇所に集めたのか。
だから
彼らはそのシビュラの実体というものを知りたいという欲求を実行に移しただけ。
暴動は陽動だと宜野座に連絡を入れる朱。
だが、人命救助は優先事態。
それでも槙島たちの目的がNONA TOWERと分かった以上、朱たちはそちらへ向かうことしか考えられない。
宜野座はそれを了承し、先行して朱たちが向かえと命じる。
高速道路から見えてきたこの街のシンボルタワーでもあるNONA TOWER。
だがそこは既に槙島たちが突入を開始していたのだった----------。
なるほどね~。
やっぱ最後はこの世界を支配しているシビュラシステムについての解明話になってきたか。
どちらが正しいのか?
最早答えも、正常な考えすら分からなくなる世界。
コンピューターに支配される世界で、ただシステムが決めた毎日を、自由な選択なしに管理されて過ごす方が人間にとってしあわせなのか・・・。
自由意志で、選びたい職業に就き、行動する方か・・・。
もちろん犯罪はいいことではないけれど、精神的に追い詰められた者たちの行動ってのは、今回のAパートでイヤと言うほど見せ付けられたと思う。
重いね。
そして深い。
でも、今回の話を見てて、槙島のシビュラの正体を知りたいっていう動機は間違ってないと思った。
やり方は残忍すぎるけど、システムに縛られない彼だからこそ沸いた疑問だろうし、ここまで出来たのは事実。
チェの色相なんかも濁らないように何か仕掛けが施されてるんだろうか。
彼も特異体質?
いやぁ、本当面白くなってきた。
容赦ないやり方と展開に、逆にスタッフサイドに拍手。
よくここまで描いてくれれるなぁと。
次回も楽しみだ♪
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