なんじゃこりゃ?
このところハマっている海外ドラマ「ALIAS(エイリアス)」。二重スパイの話で、毎回、スリリングな話の展開にやみつきになっています。第2シーズンで、東京が舞台になったシーンが出てきたのですが、今時、こんな日本人描写ある?っていう演出で、おかしいやら、腹立たしいやら。。主人公が、ショッキングピンクのペラペラな着物を着て、変な日本語を操りながら登場。こんな人が歩いていたら、間違いなく不審者です。お化粧も、歌舞伎の白塗りばりに、真っ白けっけだし、ハロウィンの仮装大会じゃないんだから・・・。そもそも、明らかに西洋人の顔つきの主人公が、いくら和装をしたところで、日本人に扮するのは無理があり、すぐスパイだってバレるって!「フジヤマ、ゲイシャ、ハラキリ」の世界が繰り広げられていて、笑っちゃいました。ありえん。。東京を舞台にするなら、一回でいいから、東京に来てみればいいのに。海外の映画やドラマで描かれる日本のシーンって、独特ですよね。「メモワール・オブ・ゲイシャ」(邦題「SAYURI」)も、めちゃくちゃでした。。衣装も、お化粧も、着付けも何もかもめちゃくちゃ。あんなアクロバティックな日本舞踊あり得ないし。。まぁ、外国人が考える「東洋の美」ってこんな感じなんだろうなあっていう視点で見れば、興味深い作品ではありましたが・・・。どこかの小国で、文化もよく知られていない場所ならともかく、(それでもそこを舞台にしたシーンを撮るなら、ちゃんと現地に行って文化や生活様式を勉強すべきだと思いますが)、この時代に、日本がいまだに変な描写をされるのが不思議です。現実は違うと知っていながら、確信犯的に、変な描写をしているのか、それとも、本当に勉強不足で現実を知らないのか。。どっちなんでしょうね。。逆に、映画でもドラマでも日本人が撮った作品で、外国のシーンが現実とかけ離れているようなものもあるのかな。。