しこりを残してしまった最後の大会
21日は小牧市内で中学校のスポーツ市内大会でした。中3の子はこれで最後となる公式試合。我S中も第一試合から参戦!最後となる試合、悔いなく戦って欲しい。序盤から相手にポンポンと点を入れられ、あっという間に10-0。皆の動きが悪い。特にお兄ちゃんはスロースターターなので、ゆっくりとした動きに見える。いつも長男は中に突っ込み、そのままシュートをするんだけどこの日に限ってその動きが無い。中に入って相手の動きを封じ、見方にパスを出すのに徹底しているようだ。この日初めての動きでした。アシストに徹底している。普段シュートを打てないような子にまでパスを出している・・・。「先生に言われたな・・」少し強引でも相手と真っ向勝負して、シュートを打つのがお兄ちゃんの持ち味だったのに。っていうか、それをやってくれる子がいなかったから、やってたんだけど。まあ、それはいい。アシストして、他の子が点取りしてくれれば・・。他に気になったのが友達Y君だ。3年の引退試合だというのに、先生は彼を出そうとしない。最後の最後まで彼の勇姿を見ることはなかった・・。Y君のお母さんは勉強熱心な方で、試験2週間前になると部活は休ませる。S市に練習試合に行った時も彼を行かせなかった・・。これが大きい・・。4月から新しく顧問となった先生は、「練習に来ないやつは試合には出さん」と言っていた。この言い分も分かる。勉強熱心で部活は休ませるというお母さんの言い分も分かる。でも、Y君はいつも「行きたい」と言っていた。大人同士に挟まれたY君が一番の被害者だ。さらに先生は、「試合の日にお前が来ても、試合には出さん。一年と同じ手伝いとして使う」と言ったそうだ。その言葉通り、先生は彼に手伝いをさせた・・。そのいきさつを知らない私たちは、彼の出番を待っていた。ひょっとして、「練習に来なかったバツでY君は出られないのか?」と考えたけど、ちょっとおしおきが過ぎるのではなかろうか?クラブチームに入ってるわけではないし、その家家で事情もあるだろう。新しい顧問の先生は「引継ぎがないから、生徒達がどんな力があるか、知らない」と言ってるそうだが、自分で生徒達を知る時間は作れたはず。この夏休みの練習予定表を見ると、その「知ろう」という時間は乏しい。練習時間が去年と明らかに少ない!これで「強くなれ!練習しろ!」とよく言ったもんだ。Y君のお母さんはあの試合を見てどう思ったのか・・・。試合が終わって、負けた学校同士の試合が午後からあった。消化試合だ・・。相手はK中。似たもの同士の試合内容だった・・。疲れが出て、遠くからシュートを打ち始める両校。打っても打っても入らない。そしてメンバー交代。なんと先生、うちのお兄ちゃんを外した!へ?なんで?2年を入れるなら、全員2年と交代した方がいいんじゃない?動きの悪い我S中。足をつってびっこをひいてる子もいるし、完全にバテてる子もいる。そして後半になってやっとメンバーチェンジ、Y君がお兄ちゃんと一緒に入ってきた!が、数分でまたメンバーチェンジ。何をやりやいんだか・・?消化試合も負け。結局小牧市内で一番ビリッケツ。弱小となってしまった。この2,3ヶ月で新しい先生とコミュニケーションを取れるはずもなくいいとこ無しでお兄ちゃんの引退試合は幕を引いた。家に帰ってきたお兄ちゃんにy君のことを聞いてみた。やはり「落ち込んでた」ようで、消化試合で出た時、もうY君はやる気は無く出るなら第一試合で皆と燃え尽きたかったらしい・・。そうだよね・・。皆とは小学校のときからバスケをやっていたから、悔いのない戦いをして欲しかった。たとえ負けても・・。でも、Y君のことはうちのお兄ちゃんも、皆の胸にもひとつのしこりとして残ってしまった。そして先生から指示があってお兄ちゃんは「お前はつっこんで行くな、パスを出せ」という指示があったようだ。消極的になってしまったお兄ちゃんのプレー、観たくなかったな。Y君、「皆と一緒に」が叶えられなかったね。でも、6年間頑張ったよ、背も大きくなったし!小学校の頃とは見違えるようだよ~!最後に江戸●でお別れ会!これは楽しかったようです。一年生は初めての打ち上げでした。お兄ちゃんは、2年のT君に愛用していたナイキのリストバンドをあげた。部長交代の儀式だったようで、T君はウルウルしていたそうです。(可愛い)あげたと言えば、オスグッドで膝を痛めた時に使っていたサポーター。これも2年のG君に貸していたんだけど、これも「あげる」ことに。。(苦笑)多分お兄ちゃんはもうバスケはやらないんじゃないかな。他の子もバスケを続けるような子、いないかも。。。高校行ったら違うスポーツやるかもしれないな。試合が終わって先生から「もっとベンチ(y君のこと)を使うべきだった。消化試合もK(お兄ちゃん)は出しておくべきだった。采配ミスだった」と・・。そんなこと、言われても もう時間は戻ってこないよ、先生・・。終わっちゃったんだから・・。