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素盞嗚(スサノオ)の日本古代史

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Nov 19, 2006
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テーマ:日本の歴史(1070)
カテゴリ:古代史レポート

ここんところ、

オールマンブラザースばっかり、

狂ったように聴きまくっとります。

しかもデュアン亡き後の。

オールマン

なんと言ってもこいつが圧巻ッス♪

ディッキーを首にして、

その後釜で入った

デレクトラックス!

こいつのスライドは天才的ですな。

クラプトンのバックでも最近やっとるそうな。

新しい時代の風を感じます。

 

さて、九州年号。

大化五子年土器です。

「子」は干支の「子」なんですが、

通説の大化って年号は

645年から始まってるんで、

大化5年は649年ですよね。

んじゃーこの時の干支はっていうと、

「己酉」・・・・

「子」じゃないんですね。

二中暦では大化は695年から始まるんで、

五年は699年。

干支は「己亥」・・・・

これも「子」じゃないんです。

んで、問題の「大化五子年土器」ってーのは、

江戸時代に常陸国(茨城県)の畑の中から偶然発掘された土器で、

その土器にこの7文字が刻まれていたんです。

この話を聞いた当時の領主が見に来たらしいんだけど、

お抱え絵師がその土器を描いて、掛け軸にしたんです。

その掛け軸に間違えなく「大化五子年」と書かれている。

要するに、偽造の可能性は極めて低いわけです。

これは大変な発掘なんです。

通説の「大化」と干支が違うんですから。

ここで、二中歴で言うところの699年と

干支が合えば、バッチリだったんだけど、

残念ながらこれも1年干支がずれてんです。

この事実をもって、九州年号を研究していた安田陽介氏は、

「二中歴」も信用できない!

そう結論したんです。

しかーし!

二中歴とは1年のずれ。

この1年ずれってーのが怪しい・・・・

この土器が出土した常陸国の戸籍について書いてある、

「類聚三代格」って資料を見ると、

どうも干支が1年ずれてる痕跡があるんです。

一方豊前国の戸籍資料でも、

7世紀末の数年間、戸籍が1年づれてるようなんです。

なぜ7世紀末に戸籍が混乱してるのか?

九州倭国から権力が大和朝廷に移行した時期、

それは700年と701年の境だ。

権力交代による混乱期だったんですね、

この7世紀末ってーのは。

それとこの土器、

専門家の鑑定によると、

7世紀末あたりに、骨壷として使用されたものらしいんです。

普通、土器に年号を刻むってことはあまりないんだけど、

骨壷なら理解できますよね。

亡くなった日か、納骨の日を記載したってことで。

この骨壷に入っていた人は大化五年(699年)に亡くなった。

そしてこの年は権力交代の1年前・・・・

戸籍の記録が混乱していた時のことだったんで、

干支が1年ずれた。

そう考えられますね。

 

さて、ここでさらにデカイ問題が起こります。

「大化」という年号が、二中歴のとおり、

西暦695年から始まったんだとしたら、

教科書に出てくる「大化の改新」は

いったいどうなるんでしょうか?

通説では645年蘇我入鹿が暗殺されて、

翌646年1月に発布された改新の詔、

これは本当にこの年に出されたものなのか?

・・・・

どうも怪しくなってきました。

次回は「大化の改新」の信憑性についてやってみます。

で、それが終ったら法隆寺をやりますぞ!

 

今日はね、嫁素盞嗚がおでんを作ってます♪

おでん大好き!

おっと、酒が4合ぐらいしかない・・・・

ちっと買ってきます。

3リットルで1050円の酒、見つけちゃった。

「蔵そだち」

安いのに、結構旨い!

合成酒じゃないし♪

 

SEE YOU NEXT TIME

 

 

 






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Last updated  Nov 19, 2006 05:26:22 PM
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