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素盞嗚(スサノオ)の日本古代史

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Nov 20, 2006
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テーマ:日本の歴史(1070)
カテゴリ:古代史レポート

品川のガード下にある「品達」。

こだわりのラーメン店が7店舗入っとります。

ちっと前に「なんつっ亭」で喰ったんですが、

今回は「せたが屋」に入りました。

スープは魚介類系でありながらトンコツ風。

油は少なめで味は濃い目。

見てくれはこんな感じッス。

せたが屋

味はグーだったけど、

店員の態度がよくない!

これ有名ラーメン店全体に言えることだよね。

 

 

さて、今回は大化改新の真相を考えてみます。

これまでの九州年号のまとめ。

各地で発見される文献や考古資料に書かれた

見知らぬ年号。

いわゆる九州年号と言われるものは

決して偽年号ではなかった。

九州倭国で使用されていたこの年号は

西暦700年(大化6年)まで継続された。

この年、ついに九州倭国は滅亡し、

新たなる新王朝、大和朝廷が誕生した。

そして翌年、その宣言として

大和朝廷独自の年号を建元。

「大宝」だ。

どうもこの仮説に間違えはないようだ。

では日本書紀に書かれた「大宝」以前の年号、

「大化」「白雉」「朱鳥」

この3年号はいったい何なのか?

この3つ、すべて九州年号に書かれてることから、

盗用したことが予想されます。

問題は、なぜ盗用したか?

この問いです。

今回は「大化」について考えます。

まずは通説からみていきます。

通説ではこの「大化」は、

わが国最初の年号と言われてるんです。

でもおかしいんです。

通常初めて年号を発布することは

「建元」する、と言うのに、

書紀では「改元」した、と書いてある。

「改元」とは文字通り、

元号を改める、という意味なので、

書紀での初見の年号発布が「改元」と書かれるわけがない。

645年乙巳の変(蘇我入鹿暗殺)も怪しいと睨んでんですが、

翌年矢継ぎ早に出された

「改新の詔」、

どうもこれがもっとも怪しい・・・・

以前に書いた「郡評問題」から言うと、

改新の詔には

「行政制度は『郡』とする」と書かれているのに、

実際に地中から発掘される木簡等からは、

「郡」と表記されたものは701年以前は皆無なんです。

それまでは「評」を単位としてたんです。

完全に書紀に書かれた改新の詔と矛盾してるんです。

このことから大化の改新はなかったんじゃないか?

そう仮説する研究者も多いんですね。

考古学的、文献学的にいうと、

律令制度がきちっと整備されたのは

どうも「大宝律令」からのようだ。

これが西暦701年と言われてます。

ここで九州年号の「大化」を思い出してほしい。

これは「695年から700年」まで。

素盞嗚氏の仮説は、

九州年号で言う「大化6年(700年)、

この年に九州倭国が滅び、

大和天皇家が新王朝の宣言として、

新しい律令を発表した。

しかし大和新王朝の年号の建元(大宝)は

翌年になったことから、

一般的には「大宝改新」と呼ばれずに、

旧年号を使った「大化改新」と呼ばれたんじゃないか!

そう考えました。

こうなると、どうしても再考察を強いられるのが、

「乙巳の変(蘇我入鹿暗殺)」事件だ。

こいつもひょっとすると645年の事件じゃなくて、

700年の事件かもしれない・・・・

これは今後の課題としますが、

なんとなくそんなことを考えています。

 

乙巳の変については、また振り出しに戻っちゃいました。

 

次回は「大化」の他の盗用と考えられる

「白雉」と「朱鳥」について

もうすこし考えてみたいと思います。

 

そうそう、知ってますか?

1970年代の中ごろ、

日本のロックシーンで、

アイドルワイルドサウスってバンドがいたんです。

完全にオールマンブラザースを意識した、

ツインギターのツインドラムバンド。

「キープオントラッキン」ってアルバムを

出してるんですが、今そいつを探してます。

CDにもなってるみたいなんだけど、

誰か持ってないッスか?

何か情報持ってる人、おせーてくらはい♪

さーて、仕事仕事・・・・・

SEE YOU NEXT TIME

 






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Last updated  Nov 20, 2006 11:16:58 AM
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