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素盞嗚(スサノオ)の日本古代史

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Feb 18, 2007
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テーマ:日本の歴史(1070)
カテゴリ:古代史レポート

えー、昨日は応援している

葉山の工務店さんの事業計画発表会。

ここ半年一緒に計画を考えて、

風太氏が中心になって作った

ホームページもお披露目しました♪

マンガも連載したんです。

珍しいっしょ♪

トップにリンク貼ったんで見てくださいね。

 

さて、額田と井戸王との歌。

「へそがたの歌」を考察します。

この「へそがた」、ヘンな地名で、

額田ちゃんの歌には似つかわしくない

と思う人も多いと思いますが、

実はこの「へそがた」の歌の背景には、

有名な神話が横たわってるんです。

古事記の崇神記の三輪山伝説です。

こんな話なんです。

大和に住む活玉依毘売(いくたまよりひめ)

っていうかわい子ちゃんの元に

「姿装い、時に類なし」っていうイケメン君が

夜な夜な夜這いに来るんです。

毎晩なもんで、

ついに「デキ」ちゃうんです・・・

んで両親が「相手は誰?」って聞くと、

「いくたまちゃん」は

「んーと・・・わかんない♪」

「いくたまちゃん」が阿呆なのか、

そういう時代なのか・・・

とにかく男衆にとっては夜這いが認められてる

羨ましーい時代ッス。

そんな阿呆な「いくたまちゃん」に

両親は策を授けるんです。

「今夜その男が来たら、

 紡いだ麻糸を針に通して男の衣に刺せ!」と。

翌朝、針に通した麻糸をたぐっていくと、

三輪山の神の社に行き着いたんです。

実はこの夜這い男、

三輪山の神、大物主命だった・・・

という神話なんです。

イケメン大物主がオナゴの家から

衣に麻糸を付けて

ノコノコ家に帰る姿を想像すると、

なんかマヌケやなぁ・・・

って思いますよね。

まーそれはいいとして、

この麻糸、古事記では

「閉蘇紡麻」って書いてあります。

これ「へそを」って読むんです。

額田ちゃんが「へそがたの歌」を作った時、

この伝説を意識したことは確実でしょうね。

「閉蘇紡麻」と「へそがた」、

「イケメン大物主の衣に付いた麻糸」と

「衣についた狭野榛」、

それと隠れようと思っても目立ってしまう、

という「テーマ」の共通。

額田はこの歌で井戸王に伝えたかった前提は

「井戸君、あなたは

 あの三輪山の神大物主のように

 イケメンで素敵な方ね♪」

これだ。

この前提で素盞嗚超訳をしてみます。

「うふ、

 あなたはみんなの中の一人、

 というように歩いてらっしゃる。

 でもダメよ♪

 私にはあなたをすぐ見つけられちゃうの。

 ほら、

 へそがたの林の野榛が

 衣にくっついて目立っちゃうのと同じよ。

 あなたは特別な方なんですから♪」

んでさらに深読みしちゃうと

この歌の文底には

「あなたも大物主と同じように

 私のもとに夜な夜な忍んでこられましたね・・・・♪」

という艶かしいメッセージが

込められてたんだと思います。

うーん♪額田ちゃん、エロっぽーい!

さて、井戸王。

この男、額田ちゃんのメッセージを理解できたか?

できてますよね。

「三輪山を しかも隠すか・・・」

と詠んでますから、

当然古事記の神話をイメージしてますね。

「うーん、お前と離れたくなーい!」

そんな想いが込められた歌だったんですね。

どうですか?素盞嗚訳。

額田ちゃんのイメージ伝わってきませんか?

さて、こう解釈してみると

次なる2つの疑問が湧いてきますね。

1.井戸王って誰よ?

2.この歌の「お題」から判断すると、

  井戸王は大和から近江に行く途中に

  「三輪山の歌」を詠んでるけど、

  そんなに遠くに行くわけじゃなし、

  随分未練ったらしくない?

この2つです。

次回はこの疑問を考えていきます。

 

トップページのリンク、見てくれましたか?

なかなかいいでしょ。

昨日の会合では

60人近くの協力業者の方も参加されてたんだけど、

「あぁ、この人たちが全員協力して一軒の家が建つんだなぁ」

ってシミジミ思いました。

昨日は素敵な工務店と

その仲間たちと出会うことができました♪

感謝!

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Last updated  Feb 18, 2007 12:57:05 PM
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