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素盞嗚(スサノオ)の日本古代史

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Apr 6, 2007
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テーマ:日本の歴史(1070)
カテゴリ:古代史レポート

涙が止まらない・・・

止めどもなく溢れてくる・・・・

どうして・・・・

こんなに・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

辛ーい!

 

こないだ紹介した「地獄ラーメン」

極上級の「3」を注文しちゃいました。

地獄

人間の食うモンじゃなりませんな。

まだ舌が痺れてるし、

胃も燃え上がってますワ・・・・

おかげでせっかく買ってきた

アーリータイムスまで旨く感じないッス。

辛けりゃいーってもんじゃないですな。

 

さーて中皇命の続きです。

トップページに載せた歌。

通解をしてなかったですよね。

通説の通解をしますと、

まずは前書き。

舒明天皇が内野に狩りに行った時に

中皇命が間人連老に言って詠ませた歌

んで本文は、

八方の領土を支配されてる我が大王は

朝には弓を取り撫でていらっしゃる

夕方にはその弓に寄り添っていらっしゃる

その手に取っていらっしゃる

梓の弓の両端の金具の音がしますね

朝の狩りに今立たれるようですね

夕方の狩りに今立たれるようですね

梓の弓の両端の金具の音がしますね

と、まーこんな感じの歌なんです。

爽やかな狩りへの出で立ちを詠った名歌として有名な歌なんです。

で、前回言ったように、ここに出てくる中皇命、

コイツが誰なのか?

そんな疑問を持ってこの歌の原文を見てみたら

実に不思議な文字があったんですね。

それが「朝庭」

歌の出だしにはこう書かれてるんです。

「八隅知之 我大王乃 朝庭」

まー「八隅知之(やすみしし)」は

八方の領土を支配するという意味なんで

「大王(おおきみ)」にかかる修飾語としては

実にふさわしいですね。

(当初は「休みしし」と思ってた恥ずかしい素盞嗚氏でした・・・)

でも問題は「大王」と「朝庭」の関係ですワ。

「朝庭」ってーのは東アジアの世界では

特殊な用語なんです。

「朝庭」は「大王」とは結び付かないんです。

「朝庭」ってーのは本来「大王」じゃなくて

「天子」に直結する用語なんです。

「天子」と「大王」?

似たようなモンじゃねーの?

そう思ったあたな!

これね、ぜーんぜん違うんです。

判りやすく言えば、

「天子」は代表取締役社長で、

「大王」は部長みたいなもんですワ。

「天子」の下に複数の「部長」がいるようなもんです。

んで「天子」-「朝庭」ってーのが

ある意味では不可侵の基本ルールなんです。

だからこの歌の作者「間人連老」が

「大王」のすぐあとに「朝庭」の文字を当てるってーのは

当時の感覚いえばあり得ないんです。

確かに「には」という音に対する文字表記で

「庭」を当てることはあり得ないこともないけど、

何も好んで「朝」の後に「庭」をつけて

「朝庭」と読ませるような愚は犯さないはずなんです。

「朝二者」などの文字表記でいいはずなんです。

原文はこれです。

中皇命

 

ちとボケちゃいましたが、

こんな感じで書かれています。

して、この歌、

不審な点はこれだけじゃないんです。

2点目の不審点は

大王の示す奇妙な姿態の問題なんです。

朝には弓を取って撫でるという男性的な態度、

夕方には弓に寄り添うという女性的な態度。

この男女の姿態を大王一人に演じさせてるんです。

うーん、舒明は夜な夜な女装でもしてたんかい?

そんな解釈を今までの万葉学者は

臆面もなくやってたんです。

まだ不審点はあるんです。

 

でも胃と舌のチョーシがヘンだし、

明日も仕事が待ってますんで次回にします。

 

ソフト、

新入部員、入るかなぁ♪

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Last updated  Apr 7, 2007 12:39:40 AM
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