[オフィス素盞嗚]の記事一覧 | 素盞嗚（スサノオ）の日本古代史

おさよの運命・・・

越後屋、お吟、ノン気にエサを喰っとる場合か？おさよは警戒心より冒険心が旺盛、ほれ、さっそく家の中を覗いておるぞ。おぉ、桟に手を掛けよった！ワシにはまったく気付いておらん。「ここはどこかしら？　なんか面白そー♪」おさよは家の奥まで無警戒に進んで行った・・・阿呆よのぉ、どうだ、越後屋、お吟！おっ！お吟め、気付きおったか！ふっふっふ、しかしどうしようもあるまい♪それとも何か？おさよを追って、お主も家の中にはいるか？ふわーはっはっは！おさよを心配そうに遠目から見守り、時折恨めしそうに素盞嗚さまを睨みつけるお吟。どうにもなるまいて♪ 素盞嗚さまの手がサッシにかかった・・・・しゅるしゅるしゅる・・・・お吟は一歩退いてこっちを睨む！ん？越後屋、我関せずのエサ喰い・・・・うーむ、猫の世界も人間と同じじゃのぉ。母は子を思い、父は自分のことで精一杯か・・・・・・・・おさよは事の重大さにまだ気が付いてない。「らんらんらーん♪　初めて見るものがいっぱーい！」そんなおさよに素盞嗚さまが近づくと、「え？なんなのなんなの！逃げなきゃ！」一直線に庭に向かうおさよ。しかし無情にもサッシは閉まっている・・・・そうとも知らずにおさよ、サッシに激突！さらにパニックになったおさよ、家中を駆け回りはじめた・・・・ふっふっふ、無駄じゃ無駄じゃー！観念せい、ほれっ！あイタッ！さすが越後屋の血を受け継ぐ子よ、危うく頚動脈をやられるところだったワイ！これ！おさよ、待たぬか！「あーれぇ、ご無体な、　ご勘弁してくださいませ！」あうっ、んぎゃっ・・・・・・・・・手間を掛けおって・・・・やっとつかまえたぞ、おさよ♪ 暴れるでない！写真がブレるではないか！ほれっ、もっと顔を見せぃ！ふぉーっふぉっふぉ♪かわゆいのぉ。越後屋どうじゃ、これで１勝１負じゃ。ん？サッシの外には越後屋の姿が見えず・・・・そこには・・・・お吟・・・・・・・・やはり子を持つ母よのぉ・・・・・・・はっ！アタシャいったい何をやっておったのだ！これではどっちが越後屋かわからぬではないか！危うくヒトの心を失いかけた素盞嗚君、慙愧の念にかられ、サッシを開けておさよを離した。おさよは一心に母お吟の元へと走り去って行った。親子仲良く暮らすのですぞ！ヒトの心を取り戻した素盞嗚はその後２階に上がり、たまっていた仕事に取り掛かったのであった。・・・・・ん？ゾクッ！こ、この悪寒は・・・・ＰＣの画面から顔を上げると網戸の向こうに・・・・ゲッ！越後屋・・・・お、お主・・・・いったいこの顔は何を語りかけているのか・・・宿敵越後屋との死闘はまだまだ続くというのか！うおぉ！仕事をさせてくれぃ！ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

越後屋一家！

越後屋のツメ攻撃に敗れた素盞嗚君、二回戦をいかに戦うか検討・・・・まともに戦いを挑むとまたあのツメにやられる。エサをやり続けたところであの越後屋がなつくとも思えんし・・・・・・・そうじゃ！いつぞや見た、あの子猫！あれは間違えなく越後屋の子。ふっふっふ・・・・あの子をかどわかすとするか。桂水割さんから「ポチ」の名前をいただいたが、ここは命名変更させてもらいまする。「おさよ」むふふ、題して「おさよちゃん、かどわかし作戦」じゃ！おさよはまだ小ちゃいから２階には登って来れまい。しからば、１階の庭にエサをまくべし！さて、おさよちゃん来るかにゃぁ♪・・・・・来た！げ！また越後屋！ん？後ろにヒトの気配・・・もとい、猫の気配・・・・げ！新手の猫登場・・・・お主・・・メスやな・・・ま、まさか・・・・あの越後屋の女房・・・・間違いなさそうじゃな・・・・しかしニャン相の悪いのがよう集まるものじゃ。ほれ！エサじゃ、喰え！さすがに警戒しておるようじゃの、お吟！それにしても越後屋はずうずうしい・・・この素盞嗚さまをまったく無視しよる。おろ？お吟の肩越しに見えとるのは・・・・心霊写真ではないようじゃ・・・おさよ、お前か！もうすこし全身を見せんか！ほれ！ふぉっふぉっふぉ・・・かわゆいのぉ♪いずれそちの柔肌に・・・きゃー！いかん、お吟が気付いたようじゃ！それにしても越後屋、お前というヤツは・・・完全になめられとる・・・まーよい。余裕かませるのも今のうちよ。娘がかどわかされるとも知らずに・・・・お主がそのように家の中まで入るのを後ろでおさよが見ておるぞ。おさよもお主のマネをしてきっと家の中まで入って来るぞよ♪ さて、おさよはこのあと家の中に入ってくるのか？次回に期待だぁ！ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

越後屋登場！

「越後屋、お前のワルよのぉ・・・」「何をおっしゃいますお代官様、　このような善良なものをつかまえて・・・」「お主の顔のどこが善良と言うのじゃ、　鏡を見てみぃ！」「・・・・・」「お、お代官様、　この時はたまたま・・・・」「ではこれはどうじゃ！」「ふっふっふ、　やっぱり恐ろしい顔よのぉ・・・」「バレてしまいましたか・・・・　アタシは狙った獲物は必ず手に入れますぞ！」　ほれ、こんなふうに・・・・」「お主、バカよのぉ、　エサを追って人間の家にまで入るとは・・・」「ふぉっふぉっふぉ、お代官様、　こんなのは序の口でございます♪　ほれ、こんなこともしますぞ！」「間抜けな姿よのぉ・・・　下に叩き落とされたらどうするつもりじゃ」「なんの！　その時はアタシの研ぎ澄まされたツメで、　ザクッ！　一撃で敵を倒します♪　ほれっ！」うううう・・・・やられた！中指から滴る血が・・・恐るべし越後屋・・・・越後屋に敗れた素盞嗚君、次の勝利を目指して、まずは自分も恐ろしい顔になることを決意しました。どや！今度はこれで勝負じゃー！ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ

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