モッツァレッラ・ディ・ブッファラとブッラータ
夫が歯の治療に行き、ドクターより今日は硬いものは食べないようにと指示されたそうで、自ら、モッツァレッラ・ディ・ブッファラとブッラータの2種類のフレッシュチーズを買って帰って来ました。「例の美味しいお店で買って来たからね~。」と夫はニコニコ。という事は、家を通り越してわざわざチーズを買いに行ったのね。でも、夫の言う様に、そこのチーズは、他所の物とは、全く別物の様に美味しいのです。そのお店、Centro della Mozzarella (Via Teodosio,1 Milano) では、モッツァレッラ・ディ・ブッファラ、フィオール・ディ・ラッテ、ブッラータ、リコッタ等の限られたチーズしか扱っていませんが、その日の朝に手作りしているのです。ですから、チーズの味、歯ごたえ、舌触り、どれを取っても、スーパーのデリに並んでいる大量生産の同名のチーズとは、比較になりません。しかも、お値段もスーパーで買うのと同じ位なのです。モッツァレッラ・ディ・ブッファラは、多分、日本でも、お馴染みのチーズだと思います。詳しくは、イタリアワイン&グルメ ボビー*ミラノのフーズ&グッズNo.3で説明しています。ブッラータは、日本に帰った時に探してみたのですが、まだ見た事がありません。日持ちがしないので、輸入は難しいのかもしれません。どんなチーズかというと、モッツァレッラの袋の中に、クリーミーなチーズが入っているという感じのもので、袋の口の部分を紐でしばった状態で売られています。上の写真が、ブッラータです。工場で生産された物は、チーズの周りを大きな葉っぱ数枚で包んであることが多いけれど、このお店のブッラータは、作りたてなので、モッツァレッラの様に、水に漬けた状態で売られています。夫の買ってきたチーズは、1歳5ヶ月の息子も一緒に家族3人で頂きました。モッツァレッラ・ディ・ブッファラは、しっかりとした歯ごたえ、ブッラータはほのかに甘く、期待を裏切らず、とても美味しかったです。皆さんも、イタリアにいらっしゃった時には、是非、作りたてのブッラータを召し上がってみて下さいね。