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海外危険情報

[青年海外協力隊] カテゴリの記事

全36件 (36件中 1-36件目)

新規募集開始

先日電車に乗った際に社内の中吊り広告に青年海外協力隊募集の広告を発見した。毎年二回（春、秋）募集し年間3回に分けて世界約70カ国に隊員を派遣している。（同時にシニアボランティアの募集も行われている）一定の社会経験を持っており自分のキャリアに疑問を持つ方には是非一度説明会に行って欲しいと思う。わたし自身は帰国後ちゃらちゃらしているが派遣中に得たものは大きいと思っている。なにより2年間の派遣期間金銭の心配が無く、健康上のバックアップがある生活は心強い。先進国でありながら情報が偏った感の強い日本から飛び出して途上国の現状を肌で感じて来るのは一気に世界観が拡がるのだ。説明会は各地で行われている。詳しくはJICAのホームページでチェックしてください。本日の危険度40％…もっと上手くJICAにPRしてほしいものだ。

Apr 13, 2006

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後輩隊員が

ついにと言うか早くも後輩隊員がパプア・ニューギニアから帰ってきた。（隊員は約４ヶ月に一度、年３回派遣される）その彼らの帰国を祝ってお疲れ様会に参加してきた。わたしは任期を延長していたので今回帰国した隊員は丸一年後輩になるが、帰国時期は４ヶ月ほどの違いである。参加者は２０人近くでその内帰国隊員は６人。会場は韓国料理屋さんだったが懐かしい顔が集まったからかまるでPNGに帰ってきたような錯覚におそわれた。因みにPNG料理屋さんは日本に無いし、出来る程、料理のレパートリーがある国でもない。（芋が主食で蒸し焼きや何でもココナツで味付けるのが一番の特徴）更に今回は明後日から派遣前の訓練を受ける隊員候補生と呼ばれる立場の方もいて、これからPNGに行こうとしているフレッシュな気持ちに接する事もできた。（３年前の自分を見るような感じで）本日の危険度５０％…いつまでもノンビリしてられないよな。

Apr 4, 2006

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久々に

パプア・ニューギニアから帰国した職員の歓迎会に参加。久々に（と言っても一月半位）現地の話で盛り上がる。おまけにお土産なんて貰ったりして（2ヶ月経ってないのに…）ホントはもっと人が集まるかもと思ったが10人程度でそこそこ皆さんとお話できたのでまあ、良しとしよう。今夜は大塚の定宿に宿泊。明日は新居の契約。今回はスゴイぞ。本日の危険度60％…こっちの生活もキビシク行くか！

Jan 28, 2006

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帰国報告

JICAでの帰国報告を行なった。相手は国担当とその上司ということであった。国担当は以前PNGに来てくれていたので活動内容は既に把握しており、主な話題は在外事務所でも述べたJICAへの提言であった。青年海外協力隊員は様々な職種、キャリアの人間が参加している。思うに世間的にはまだ認知度は低く、知ってる人や参加希望者は途上国の協力をしたいと言う思いを大きく持っているだろう。しかし、実際には我々は事務所もよく把握していない配属先に赴任し活動を行う。当然様々な問題が活動を妨げる訳だが、少なくともPNG在外の事務所はそのような事態に対しての援護射撃が満足に行なわれなかった。これでは、我々が前向きな気持ちで途上国に赴任しても満足に活動できない。この責任の一端はボランティア調整員と呼ばれる人達が手当てに応じた働きをしていない事にあるとわたしは考える。彼ら言って見れば派遣社員のようなもので隊員OBやJICA関係者一般の参加者などが資格やテストをクリアした上で派遣されてくる。任期は２年で期間が終了すればJICAと全く関係無い人間になるのは我々協力隊員と同じである。要は業務怠慢者も現場でJICAの人間が指導も行なわなければ楽して大金を手に入れられるのだ。２年という限られた期間適当に勤務し、その後の責任も追及されない。こんな事では隊員のモチベーションも下がってしまう。そこでJICA職員が調整員に対して積極的に注意指導を行なってもらいたいのだ。この事に関して報告してきた訳だが、所詮協力隊員のわたしの意見など恐らく取り入れられないだろう。本日の危険度９０％…改善の何か良いアイデアはないものか。

Dec 19, 2005

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ああ

行ってきました、帰国研修。われわれ協力隊員は帰国時に外務大臣からの感謝状を頂くのですが、（当然本人ではなく代理の方が渡してくれます）今日参加した１０人あまりの中でわたしには感謝状が渡されなかった。こんなブログで暴露していたからではないのでご安心を…まず、研修に行った段階でわたしの名札が座席に準備してなかった。まったく青年海外協力協会（JOCA）はなってないと思い直していたが、担当の説明によるとわたしの帰国日が伝わっておらず全く準備できていなかったそうだ。パプア・ニューギニア出国の際は帰路変更を含めて細かく指示されそれにしたがって申請して日程を報告していたにも関わらずこれである。このJOCAという施設は隊員が帰国後就職するまでの腰掛け的な組織であり責任感や義務感に欠ける連中の巣窟なのである。中にはきちんとしている人もいるかも知れないが…プロの意識もなく協力隊員の活動をサポートしますってなコピーで業務を行なっており、隊員訓練所の職員も多く派遣している。（隊員訓練所に関してはまた機会があれば）後日かならず感謝状は送りますからとか言っておったが、わたしにとって感謝状などよりこんないい加減な対応をしている職員どもが非常に気になる。これでは帰国の状況など把握しなくても良いのではと考えてしまう。帰路変の途中に面白いところがあれば滞在を延長しても良いだろうしまた、予定に無い行動も特に許可無く行なっても良いではないか。要は不測の事態が起きた際、自分達に非難が集中するのを恐れているだけで責任感や対象者を思いやる気持ちなどないのだ。帰国早々やな感じ。本日の危険度８０％…所詮協力隊員。　　　　わたしも含めたいした人材はいないのだ。

Dec 16, 2005

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成田に立つ

帰国できました。普通に寒い。２０時位に成田に付いたので都心に出てきた時は２２時前。ショッピングが出来る系の店は閉まっているので仕方なく歌舞伎町のドンキホーテに…。柄にも無くロングのコートを買って、明日からの帰国研修でキチンとした格好をしようと革靴まで新調した。一発目の食事も１人では大したとこにも行けないのでホテルの近所の中華やでセットメニューを注文。まあ、ここまで大体想像通り。明日からはどうだ。本日の危険度３０％…タイ航空の便では機内食に日本そばが出てきた。　　　　なかなか侮れない。

Dec 15, 2005

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息抜き中

現在、オーストラリアのケアンズで息抜きモードに入っています。慣れない旅先で更新が滞っています。出国からの過程は追って更新します。本日の危険度６０％…力が抜けて体中から悪い物質が出て行くようだ。

Dec 7, 2005

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出国

この日が来た。PNGを後にするこの日が。朝まで荷造りに時間を掛けたが迷った上にいろいろ捨ててきた。空港には滞在中にお世話になった方が何人か見送りに来てくれた。イミグレを出ていよいよという時に一緒に帰国の途に着く隊員がパスポートで係員に注文をつけられた。我々は公用旅券を使って入国するのだが、帰国時に第三国に寄って帰る場合、一般旅券に変えなければならない。滞在を証明するものとして公用旅券を提示し出国するのだが、預け荷物に入れてしまっていたため、旅券確認のため荷物をチェックをしなければいけなくなった。この隊員は時折こんなへまをすることで知られており、こちらも注意がたりなかった事を後悔した。本人は反省もなくJICAで来てるんだからこんなに慎重に調べる必要ないなどと言っていた。まったくちょっと特権的な対応をされてしまうと勘違いをするばか者がいて恥ずかしい限りだ。そんなこんなで出国しオーストラリアはケアンズに到着。気候はPNGに似ているもののやはり先進国空気が違う。宿泊先はアパートタイプの部屋を共同で借りて一泊ひとり4000円弱。広々としたリビングとベッドルームが3つ。地上7階のテラスの前にはリバービューが広がるすばらしいロケーション。この宿舎の予約は先ほどへまをした隊員だったのでここで面目躍如といったところ。観光地のケアンズは看板に日本語も並ぶほどで生活感のないちょっと退屈なところ。しかし、PNGで2年前後すごした我々には目に入ってくる情報量のちがいでめまいがするほど。この日は近くを散策して感動の一日を終えたのだった。本日の危険度８０％…リハビリ大変そうだ。

Dec 5, 2005

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最後

配属先であった博物館に最後の出勤。午前中に行ってみたが、既に同僚は居なかった。この時期クリスマス気分が旺盛になる現地人はろくに仕事はしない。出勤してもすぐに帰るか、おしゃべりをしているだけ。荷物の発送も予定していたので早々に出て行く。午後はPNGのお役所表敬と大使館表敬。お役所では英語での活動報告を行うも先方はもっと砕けた会話を求めていたようでわれわれの発表の際に居眠りまでされてしまう。JICA事務所と役所の意思疎通の問題だろう。大使館は先月大使が交代されたので滞在2週間目の新しい大使との会談になった。PNGに対しての質問と答弁という形で活動に関して話が弾まなかったのは残念。今日で公のイベントは終了。いまいち現実味が無いがこれで帰国準備完了といったところ。本日の危険度２０％…明日同僚がわたしのテレビを買いにくるというが本当に　　　　来るのか。

Dec 2, 2005

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荷造り

いよいよ、出国準備も大詰め。ドミトリーに持ち込んだ荷物をパッキングして運送会社に出した。DHLがパプア・ニューギニアにもあり20kgで700キナ（26000円）前後掛かる。今回1900キナ掛かったので73000円も使ってしまった事になる。モノが捨てられないわたしはついあれもこれも荷物にしてしまったが、金額がこれだけ行くとちょっとやり過ぎた感はある。実は今日だけでは荷造りが完了しなかったので土曜日にもう一度送る事にした。同時にPNGでの生活費で余った分を日本の口座に振り込んでおいた。変換レートは約37円で1キナだった。手数料が30キナ掛かったが日本円を持ってうろつくよりは楽でいい。夕飯は在PNGの企業の方のお宅にお邪魔して料理を振舞ってもらった。いろいろお世話になったのだが、こちらから何のお返しも出来ない。ここは開き直って我々とたまに話をした事がPNG生活のストレス解消になっていたと勝手に解釈しておこう。本日の危険度３０％…最近荷造りなどで徹夜続き。体調もちょっと難あり。要注意。　　　

Dec 1, 2005

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帰国報告会

帰国隊員恒例の報告会での発表。これまで散々先輩隊員の報告会を見てきたわたしには、この会の重要度の低さを知っているので同でもいい感じ。しかし、初めて参加する帰国隊員の中には緊張した様子も見て取れた。まず、現地事務所はここで隊員に毒を吐いてもらい後は気持ちよく帰国してもらおうといった意図が見える。内部秘にしている書類は憤りを感じた隊員の行き場の無い怒りを含んでいることが多く、報告されても一つの意見として聞くに留め改善などされた試しはわたしが知る限りないのだ。まあ、形としてこいった場が必要なのも分かるが、何とかならないものか。わたしは帰国の際だけでなく活動期間中期に発表会を設けてはと提案しておいた。現実に向けハードルが低い内容で効果も大きいと思うが果たして取り入れてくれるか。本日の危険度８０％…所詮隊員。無事帰国してくれればそれで良いのだ。　　　　余計なことに口を出さずに…

Nov 30, 2005

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全員集合

今回、わたしと同じ日に帰国の途に着くメンバーが全員揃った。明日から帰国報告会、金曜日に大使館、PNG計画省表敬を経て来週月曜日にいよいよ出国である。全5名で延長組みのわたし以外は同じ隊次であるがそんな事は問題ではない。皆、直帰では無く第三国に寄って帰国する。5人全員オーストラリアに渡り2～5日過ごしてそれぞれ別の国を経由して成田に着くことになる。帰国日もまちまちだが、帰国研修が東京あるので再会することになるだろう。今日は立ち寄りで行くオーストラリアでの過ごし方を皆で検討しラフティングに参加する事を決めた。わたしはやった事ないが自然のジェットコースターといった感じだろうか。これからその他の日程も詰めて行くことになる。が、実はまだわたしにはいくらかやることが残っている。日本の地を踏むまでは気が抜けない日々が続く。本日の危険度20％…とはいっても心ウキウキなんてね。

Nov 29, 2005

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報告書

我々、協力隊員は赴任中数ヶ月に一回活動の内容を伝える為報告書を書いて事務所に提出しなければならない。わたしは帰国間近なので今回が最終の報告書になる。トータルで6回目になるがどうもこれが書きづらい。筆不精なわたしは、このプログを書くことで改善を図っているのだが、対象となる相手も違うのでなかなか上手くは行かない。今夜も徹夜でまとめる事になるだろう。本日の危険度40％…最近徹夜と昼寝の繰り返し。

Nov 28, 2005

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ここにきて

引越しの準備や帰国時報告書の作成などいろいろやることがあるが、カゼをひいた。熱も出てきた。なんてこった。本日の危険度40％…今度の週末にはある程度片付けねば。

Nov 17, 2005

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Paradise

現在3年ぶりの発行をめざし隊員機関紙の準備がパプア・ニューギニア隊員の間で行なわれている。20年以上の歴史を誇る隊員機関紙の先駆けともいえる「Paradise」であるが、ここ数年発行されずにいた。理由はいろいろあるが、もっとも大きな影響を及ぼしたのはアフリカの某JICA事務所の女性職員が「Paradise」誌を不快とPNG事務所に抗議文を送りつけて来た事に因る。「Paradise」は男性のみ派遣が許される特殊な赴任地PNGで彼らの欲求不満を満たす存在としてこれまで発行が行なわれてきた。発行には隊員支援経費と呼ばれるJICAの業務費が当てられる。抗議文を送りつけて来た女性は「公金を使ってお下劣な機関紙の発行などもっての他」といった意見だったようだ。ここで何故、抗議文がPNGに来たかを説明すると、各任国で隊員はそれぞれ隊員機関紙を発行している。内容は様々で発行時にどういった面子がいるかで紙面も大きく変わっていく。各国で発行された機関紙は協力隊員が派遣されているその他の国に任国の様子、各自の活動を伝える一つの手段として送る事が慣例となっている。そして「Paradise」の内容はと言えば、女性の居ない事を良い事に過ってはエロ雑誌から写真を切り抜き貼り付けたり、PNGの民族衣装であるペニスケースを自ら身につけた写真を掲載するなどやりたい放題であった。そして休刊に至った時の内容はPNGで関係を持った女性の相関図、ディスコ情報、トラディショナル衣裳姿の女性のバスト当てクイズなどナイスな企画が目白押しであった。これが女性職員の敏感なセンサーに触れ抗議をしなければ居ても発ってもいられなくしてしまった。と、言った流れと把握しています。この問題が提起された当時の隊員総会では「公金で出すからには内容が…」「内容を検閲して出せば…」「言論統制とも呼べる行動では…」「いっそ発行を止めよう…」「PNG国内のみで出しては…」など様々な意見が隊員間から出されましたが、「内容を見直して発行」という形で落ち着きつつも発行は見送られ続けた訳です。既にお気付きの方もいらっしゃるでしょう、そうです、過っての「Paradise」発行にわたしも関わりました。編集と言う立場で。そしてこれまで発行できなかった事実を大きく嘆いていたりします。他国からPNGに送られてくる機関紙には男女が戯れている写真や記事の一つや二つは必ずと言って良いほどあります。この様な内容はPNG隊員にとっては先の抗議を出した女史的に考えればセクハラでありイビリです。我々PNG隊員はどう足掻いても同年代の日本人女性と休日を楽しむ事は出来ませんし、知人を日本から呼び出すにも危険な国ゆえそう易々と行なえません。そんな任国の事情などお構い無しに抗議できる女史が羨ましい。では、公金を使っての発行としてどうなのかといった部分ですが、一般の方が隊員を見る目は恐ろしく美化されたものであるのですが、そこを云々してもしょうがないのですが堅苦しい機関紙を作る意味は特にないと考えます。まず、隊員間の相互理解や共同作業を行なう事が目的と思われ、それ以外に真面目な冊子がいるのであれば別に発行すればいいだけです。いわば福利厚生費的に考えてもらえるといいと思う。他国に送ることに関してはやはり赴任前に3ヶ月同じ釜の飯を食った仲間に現状を伝えるいい手段だと考えます。そして現在、新生「Paradise」は発行に向かっていますがわたしが在任中に発行される事は無いので深く関わる事はできませんが、是非ともお下劣路線を貫いてもらいたいと思います。本日の危険度20％…確かに世界70カ国に送るので安くは無いですが隊員はカスのような　　　生活を覚悟の上とは言え送っています。コレぐらい良いじゃない。

Nov 15, 2005

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まだですか

久しぶりにドミトリーに行ってみた。元々、問題満載の物件で見た目立派なのだが使いにくい事この上ない所だ。今日行ってみてまず気付いたのは4月につぶれたジェネレーターが直っていた事。実に8ヶ月掛かった訳である。その間、停電が何度もあり地方隊員にどうしたら良いのかと度々呼び出されたものだ。中に入ると天井や壁などの修理がなされていた。水漏れから天井が腐ったり壁をネズミがかじり開けていたものでこちらは一年以上ほって置かれたもの。8月に安全対策で東京から担当者が視察に訪れた際に問題とされ修理に取り掛かったのだから呆れるばかりだが…ある程度修繕が施されていたので他に気になっている事をチェックしてみる。まず、水道。水道管がイカレテいるようで水がしょっちゅう止まっているが今日の時点でも水の出が非常に悪かった。こちらは根本的に修理しないと解決しないようで手を付けられていないようだ。次にシャワー。引っ越して来た当事（2003年7月）は温水が出ていたがこちらも2年近く壊れたままで今日も直っていない。テレビ。何らかの原因で受信できない状態が半年以上続いている。事務所では全く相手にされていないようだ。電話。電話会社の修理が遅いのにはわたしの家でも証明済みであるがこちらもいつの間にか不通になっている。そしてプール。一年半前に水漏れで使えなくなってから一度は修理の為、業者が出入りしていたが、今もって完了していない。当然、大家側に修理を催促する項目もあるが、事務所は隊員の福利厚生にあまりにも関心が無いようだ。確かに地元の業者はどれをとってもルーズであてにはならないがここまで放っておけるのは事務所の怠慢もあっての事だろう。各地で電気、水道も無い生活から首都に上がってきてもこれでは地方隊員は心休まる事は無いだろう。本日の危険度50％…隊員なんて所詮この程度の存在。　　　「ほっときゃ良いんだよ」って声が聞こえそう。

Nov 12, 2005

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感動のウラに

忙しく過ぎたビデオ制作のトレーニングは今日で終った。6人を相手に吠えまくっていた訳だがとりあえず作品一つは作れた。当然個々のスキルに開きはあるが今となってはもう知った事じゃない。後は個人のヤル気次第なのでがんばって欲しい。先日急にトレーニング終了のセレモニーをやると言い出した博物館側に戸惑いを覚えたが、いざ挨拶が終り作品上映も終えたところで記念品を貰うことになった。知らされていなかったので感動した。が、セレモニーの後はいつもどうり軽食が振舞われた。この流れだけは理解を示す訳にはいかない。今回どれだけの予算を使ったのか知らないが、職場は電球一つ替えなれない状況である。そんな事もできていないのに食事を振舞っている場合ではないのだ。本日の危険度８０％…どうせ白人のマネだろうがこれでいくら仕事が減らされた事か。

Oct 28, 2005

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えー、またかよ

昨夜は同職種の専門家に誘われて食事をしてきた。その時の話題は現在進行中のプロジェクトに関してのものだった。簡単に説明すると首都で撮影した学校の授業をテレビで放送して地方との教育格差を縮めようというもの。ちょっと聞く分にはいい企画のようだが、生活インフラもロクに整っていないパプア・ニューギニアではそうもいかない。500を越える学校にテレビとビデオのセットを送り（もちろん援助）テレビの受信できないところにはアンテナ塔まで設置するのだ。また、地方では学校施設の備品盗難が相次いでおり更に電力の確保にはジェネレーターが必須で故障をしても直すには遠くの町まで出掛けなければいけないなど数々の問題を抱えている。教育の改善は急務であるがアプローチの仕方に間違いがあると言わざるを得ないのだ。今年の隊員総会で活動報告が行われたがそこでも理数科教師の隊員から企画について突っ込まれまくっていた。そのプロジェクトで使用している機材は全て援助で賄われており相当な金額が既につぎ込まれている。日本で言うと取材、編集の機材一通りを揃えた会社が作れるほどである。機材はベーカムから始まってDVCAM、リニア編集システム、ノンリニア編集用パソコン。今ではデジタル編集がメインなのでアナログシステムで組まれた機械は使う機会も大幅に減っている。そこにこれまでマッキントッシュで編集していたのにウインドウズのシステムを組み込む事が決まったそうだ。ここ１、２年で10台近く導入したマックはこれまたお払い箱である。当然ソフトも一新。昨夜は食事の場であったのでさして反論も挟まなかったが明らかに税金の無駄使いである。こんな専門家の暴走をどうすれば抑える事ができるのだろうか。本日の危険度40％…専門家が生きていく為の企画と言われても仕方あるまい。

Oct 15, 2005

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帰路変更

帰国の際に順路直行料金（定価？で予算が組まれるので格安を使えば南米に寄って帰る事も可能らしい）をオーバーしなければ2週間以内で任国以外に立ち寄って帰る事ができる。先日予定を事務所に提出し一安心していたが、今日になって帰国日が間違って申請されているとの報告があった。わたしの方で任期終了日と帰国日を勘違いしていたのだ。予め取って置いた旅費の見積もりも取り直すことになってしまった。オーストラリアの格安チケット屋にお願いしているのでメールのやり取りで面倒なのだ。しくじった。本日の危険度40％…間に合うか？

Oct 14, 2005

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あぁ

地方に派遣されている隊員がバイクで事故に遭った。日曜日に発生した事故で骨折し、今朝オーストラリアに緊急輸送されたそうだ。詳細は不明でわたしもたまたま、一仕事終えた後、打ち合わせの為に別のJICA関係者のオフィスにおじゃました際に知ったのだった。体育の日もあって３連休（JICA事務所は日本の休日とPNGの休日の２段構え）になっており、事故翌日の搬送となった。打ち合わせを終えてドミに向かったがそこに居た隊員も事故の事は知らされていなかった。（彼も療養で首都に来ていた）程なく医療担当者がドミに居た隊員の様子を見に来たので事故に遭った隊員の話を多少聞く事ができた。帰宅前にスーパーマーケットに寄ると在PNG大使にお会いした。既に大使の耳にも事故の報は入っており、容態など聞かれたが、わたしは充分に答えれる程の情報を持ち合わせていなかった。事故があってその件についてわたしが何かを知ったとして当事者に何か役に立つとは限らないがこういった情報はなるべく早く共有すべきであると思う。過ってわたしもPNGでバイクの事故に遭ったのだが、現場から無線で事務所を呼び出しても１０分ほど誰の応答も無かった事がある。当時、被害者であるわたしは数百人規模の群集に囲まれ、事故の痛みもありとても心細い思いを抱いたものである。幸い今回の事故も命には別状ないと言う事だが、わたしの時から連絡体制、緊急時の対応など改善が見られてない様に感じた。本日の危険度５０%…何か大きな事が起こらないと変われないのか…

Oct 10, 2005

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パキスタン地震

JICA派遣の専門家親子が地震の犠牲者となった。去年の津波災害の折はアジア、アフリカに派遣されている関係者は幸運にも直接被害に遭わなかった。９月にはここパプア・ニューギニアでも大きな地震があり、地方の村に巡回に出ていた隊員が一時行方不明として一騒ぎあった事もある。（実際には無事で始末書を書かされたそうだ）今回犠牲となった方は今月19日の帰国予定だったそうで隊員経験者でもあったそうだ。直接の付き合いは全く無いが年齢も近く、帰国間際だったという事で感慨深いものがある。ゼネコンに勤めている方と夕食をしている最中にニュースで地震を知ったのだが、彼が言うには地震を想定していない、また、いい加減な建築物が多く被害は当然大きくなると言う事だった。専門家と言えばかなりの収入が見込めるのでそれなりに良い所に住んで居たのだろうが元々の基準がなっていなければ悲劇は大きくなってしまう。わたしの家も専門家とまでは行かないまでも一般的に立派なのだが、外壁はブロックを積み上げただけで就寝中に被害にあえば終わりだろう。まだ、情報がまとまっていないので今後関係者の被害も増える可能性もあるだろう。本日の危険度３０％…途上国に居る限りこのリスクは避けようがないな。

Oct 8, 2005

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壊れる瞬間

我々はパプア・ニューギニアで事務所よりハンディの無線機を貸与されている。今夜、こんな通信が入ってきた。地方隊員「ドミトリーの鍵の番号が合わないので教えてください。」現在、ドミトリーは暗証番号入力式の鍵を使用している。隊員会の方から赴任時に鍵の番号を各隊員、シニアボランティアに伝え地方の隊員が来ても鍵を自分で開けれるようにしている。調整員「鍵の番号は○○○…です。」鍵の番号はドミの使用者を隊員、シニアと限定しているので無線機で番号を伝える事は禁止していた。我々の他にも関係者が無線を持っており番号が洩れるのを防ぐ為である。しかし、調整員は何の躊躇無く無線で知らせてしまった…以前にもこういったケースは見られその度に調整員はドミに行って直接口頭で番号を伝えたものだ。しかし、今の調整員はそんな決まりはお構いなしである。こういった個人の心無い対応でルールは壊れていくのだと実感した。哀しいものだ…本日の危険度８０％…もちろん番号をキチンと覚えていなかった隊員にも非はある。

Oct 5, 2005

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隣の芝は…

明日、任期を終え帰国する隊員と専門家宅に招かれ食事をした。彼とは職種が違うがビデオ制作の協力などで活動内容をお互い把握していた数少ない存在だ。地方の村々に行って稲作普及を行っていた彼は技術、知識は無いがヤル気のある農家を対象に活動を行った。翻ってわたしの方はモチベーションの低い相手に与えられた高額の機材を使い勝手な義務感を伴って指導を行っている。職種によってまた、与えられた環境によりこうも活動姿勢が異なるのだ。わたしは機材があるだけましだと思っているがこれも気持ちを伴わない職場に援助をしてしまった事を考えてみる必要はあると思う。様々な縛りから行われた、機材、お金など協力の方向性に疑問を持たざるを得ないのが哀しくもあり虚しくもある。本日の危険度６０％…だからと言って今を無為にする訳にもいかない。

Sep 30, 2005

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タイへの想い

我々、青年海外協力隊員は帰国時に帰路変更をして派遣国以外に訪問してから帰国することができる。その際に行く国に隊員が派遣されているとそこの隊員ドミトリーの使用も出来る。わたしは、あまり海外に行ってる方ではないので帰路変でタイをはじめとする東南アジアに寄って帰ろうと思っている。今日、同時期に帰国する隊員が上京してきたので情報交換を行った。彼によるとタイは帰路変や任国外旅行（任期中に派遣国以外に旅行をする事）で隊員が多く訪れる為任国隊員以外のドミトリー使用を禁止しているそうだ。タイはここ、パプア・ニューギニアと正反対に女性隊員がほとんどである。その辺りも事務所は危惧しているのでなかろうか。男女共同参画社会などと呼びかけながらＰＮＧは男性のみ、タイは女性主体。所詮、世の中こんなものである。誰も責任を取りたくないのだ。（また、隊員自体も自己管理なんて満足に出来ない連中だ）と、言うことで別の宿を事前に手配しておかないといけないのだが、わたしにはタイの知識がないので詳しい人に聞かなければならない。その点、今回同じ時期に帰国する隊員は多いので当てに出来る者は幾らでもいる。今月中に日程、エアチケット、宿泊予約など済まさなければいけないので大変ではあるが、帰国の事を思えば楽しみでもある。本日の危険度５０％…そりゃ、タイに男性がいったら遊びに行ってるような感じやもんね。

Sep 22, 2005

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個人情報

本日、草の根援助の相談をする為に大使館に行ってきた。草の根援助とは日本政府が途上国に対して学校、病院などの公共施設建設の援助を行うもので配属先の同僚から申請の手助けを求められていた。この件は以前から聞き及んでいたので問題ないが、たまたま聞いた別件が気になった。大使館で協力隊関連の事務を担当している方から首都近郊の警察署への援助の可能性についてわたしが担当し調べることになっていると聞いた。担当は今年の６月に交代しており、引継ぎの中にわたしの名前が載っていたのだ。初耳であった。知らないところでわたしの名前が出され作業の予定になっている。何処で話が出てきてわたしが担当にリストされたのか今となっては分からないし、今日現在その計画がなんらかの動きをしている様子もない。一体、連絡の系統がどうなっているのか疑問に思う。大使館で止まったのかＪＩＣＡ事務所で止まったのか。わたしの名前が出ている以上ＪＩＣＡ事務所が怪しいのだが、情報が少なすぎて調査もできない。本日の危険度４０％…結局動きが無いと言うことでこの件は無かった　　　　　事にしてもらった。しかし、他にもあるとすれば　　　　　気持ち悪い。　　　

Sep 12, 2005

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此処だけ？

今日、事務所の職員がこぞって不動産物件の見学に行ってきた。２年以上棚上げになっている事務所の移転を行う準備である。何故引越しをしなければならないか。２年前に事務所付近の治安が問題となり、まずドミトリーが引越しをした。直ぐにでも事務所も引越しをするという条件付であった。以来、隊員は交通手段が限られるポートモレスビーに於いて事務所、ドミトリー間の移動で要らない苦労をしている。公共の交通機関としてはバスがあるが、事務所からドミに向かった隊員がバス停でスリにあったりバス停近くで賊に襲われた事は何度も報告されている。また、タクシーもメーター払いが普及しておらず、料金もまちまちで、信用できる存在ではない。（ここポートモレスビーでは警察の検問が日常的に行われておりドライバーの　違反やミスを客の責任にされそうになった事もある。）現在、事務所から運転手付きの車が準備されているが、限られた生活費から割高な料金を支払わなければならず、何時でも自由にとはいかない。では何故２年以上も引越しできなかったのか。理由はドミ近くの地域に良い物件が無いとの事であった。この地域は日本大使館もあり近くにはアメリカ大使館もある。（日本の本部からはテロの危険性を考えてアメリカ大使館の近くには事務所を　構えないというお達しが全世界の事務所に出ている。）だが、この考えは妥当ではないと考える。まず、ドミから日本大使館に行こうとするとアメリカ大使館の近くを通る事になる。ドミがこの地域にあること自体どうなんだ。また別の視点で言えばパプア・ニューギニアはテロの標的にされる可能性は極めて低い。治安には問題があるＰＮＧだが、所詮物取りレベルでテロ組織など活動できる環境でもないし、狙う価値も無い所なのだ。（本日より、博物館に於いてアメリカ人写真家の個展がはじまり在ＰＮＧ　アメリカ大使も婦人同伴でみえたが、物々しい護衛などいないのである。）では、何故か。個人の意識の問題だろう。責任ある立場の人間が必要と責任を天秤に掛け必要を軽く見たのではないのか。必要を軽く見た為に責任を問われる結果を招く事は多々あるのに。（本部も世界各地に事務所を構えながら国ごとの対応を出来るほど器用ではな　いらしい。）だが、時間は非常にかかったが事務所の引越しにやっと現実味が出てきたのはなによりだ。本日の危険度８０％…責任ある立場の人間は責任を取らねばいけないから高給取りなのでは　　　　ないのか。　　　　決断も保身で鈍るようではその資格は無いと言える。

Sep 8, 2005

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今時の若者は（死語）

サッカーの練習を終えて帰宅すると水が出なかった。仕方なくドライバーを呼んでドミトリーまで行ってもらいシャワーを浴びる事にした。ドミに着くと入り口の中にあるはずの木彫りの置物が外に出ていた。不審に感じ調整員を呼ぶ。中に入ってみるといたるところの電気が付けっぱなし。コンピュータの電源まで入ったままだった。全く。我々の活動に関わるお金は全てODA予算すなわち税金から出ているのだ。公共の施設とも言えるドミトリーの利用に関してはこれまでも事あるごとに使用方法を検討してきた。にも拘らず、未だこんな調子である。まったく、自覚も糞もない。過っては日本人以外の人間を連れてきて中でくつろいでいたバカもいた。いったい彼らは何様のつもりだろうか。国民の理解の上に我々の活動が成り立っているのに帰国した際どんな顔をして皆に迎えてもらうつもりだろう。本日の危険度５０％…隊員は大体がこんなものです。決して立派な存在でもない。　　　　　中には勘違いしている可哀想な人もいますが…

Sep 7, 2005

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帰国の気配

部屋が荒れ放題だ。最近の体調不良で何もかもやりっぱなしの置きっ放し。ウンザリするが片付けねばやばい。元々整理整頓苦手なんだな。帰国の準備も考えてやりますか。本日の危険度２０％…気が重い。

Aug 28, 2005

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JICAクォリティ

週末をドミトリーで過ごし帰ってくると窓の補修が終っていた。補修のきっかけが出来てから実に９ヶ月掛かった訳だ。これは、PNGのクォリティだけではなくJICAのクォリティも相当の物だと言うことだろう。（当然ながら逆説です）昨日、ドミトリーの引越しの話題が突然出てきたのだが、別の隊員が今日現地を確認すると既に新たな入居者が居たそうだ。話自体突然ならば、計画自体もずさんである。確かに事務所からすれば我々隊員の生活に関する事は優先順位が低いのだろう。ならばもっと個々の自主性を重んじ自己責任を前面に押し出してほったらかしたらどうだろう。隊員から何か相談があった際は応じる準備があるといった程度にしておけば期待値も低いのでこれほど落胆する事もないだろう。とはいっても多くの隊員が碌な社会経験も持たずにやってくる訳で尚且つ国の予算で運営する限りそれなりの保護責任も無視する事もできないだろう。果してどうしたものか。本日の危険度２０％…もっと自分の心配をした方がいいかな。

Aug 21, 2005

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帰ってきたBBQ

元PNG隊員がお盆休みでパプア・ニューギニアにやってきた。彼は今年の頭に日本へ帰ったばかりなのであまり変わっていなかった。彼も里帰りとか言ってるぐらいなのでここが気に入っているのだろう。ちょうど地方隊員がバイク講習で上がってくる事になっており、地方では牛タン１本10キナ（400円！）で買ってこれるというので4本ばかり持ってきてもらい、ポートモレスビーで肉の追加と野菜を購入してバーベキュー大会となった。会場はドミトリーのテラス。コンロは以前に共済会費で購入した物でまだ、3回位しか使っていない。肉の仕込みは肉屋でバイト経験のある地方隊員が丁寧な仕事をしてくれた。日本では米国産牛肉が入らないと言う事で大変らしいが、こちらではヒレ肉が高いくらいで他の部位は手頃な値段で手に入る。ドライバーも呼んだのだが、恐縮していたのか以外に食が細かった。（こっちの連中は普段遠慮をしないし、食欲は凄まじいが異文化に接する時は　非常におとなしくなってしまうのだ）日頃、不自由な生活を強いられている我々にはちょうど良い息抜きになった。本日の危険度20％…狂牛病無いよな？

Aug 14, 2005

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行く人来る人

７月に来た新隊員が語学訓練、オリエンテーションを終えて任地に向かった。首都の隊員であるわたしはこれまで赴任してきた隊員を迎え、送り出してきたが、今回の隊次はこの機会を最後にもう会う事はまず無いだろう。わたしの任期が終わりに近づいているからだ。７月に６人が帰国し、今回４名が赴任した。１２月にわたしをはじめ１０人が帰国する。パプア・ニューギニアの隊員は減り続いている。過って６０人以上いた隊員数は３２人になっており次の隊次で何人来るかで規模が大きく変わってくる。安全上の問題が一番大きいと思われるが、実際はイメージ先行だと考える。隊員派遣国で唯一女性が赴任していないがこれもおかしな話だ。随分前に女性隊員がレイプにあったという事だが、事件自体の信憑性も高いとはいえず、また他の派遣国では実際被害にあった人がいない訳ではない。女性でなければいけない職種は少ないが女性ならではの協力の仕方というものはあると思う。今では男性隊員ですらPNGへの派遣が決まった段階で辞退する人がいる状況である。協力援助自体まだまだ必要な国であるがJICA本体ではどう考えているのだろうか。募集の段階で調子の良い事ばかり言うのではなく、参加者の所謂、自己責任をもっと強調し、意識の高い人の応募を受け付ける方向に転換すべきではないのか。只でさえ、民間のNGOで活躍されている方々より恵まれているのに甘えん坊がやって来てもしょうがないと思う。本日の危険度５０％…PNGはアフリカや南米の国より安全だと思うけどなぁ。

Aug 10, 2005

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先送り体質

「大洋州地域安全対策クラーク会議」と言う催しがあった。青年海外協力隊などが派遣されている太平洋の島国で現地の安全対策を補佐している、担当者（クラーク）を招いて安全全般について意見交換する会議である。その一環としてわたしの家に皆さんが見学にみえた。バヌアツ、ミクロネシア、フィジー、ソロモンそしてパプア・ニューギニアの現地人担当者に加え、JICA本部から日本人２名、PNG事務所から事務所員１名、安全対策員１名が家をみてセキュリティの対策は万全かハード、ソフトの面で見ていった。ハードは敷地を囲む塀、その塀は乗り越えにくいか、番犬はいるか、家の周りの窓は侵入し難いか、鍵は適度に付けられているか、セキュリティアラームは機能しているか、その他設備は整っているか。ソフトでは同じ敷地内の住民とは上手く行っているか、犬は慣れているか、安全を考えた生活をしているかなどがチェックされた。昨年、事務所の安全対策員がPNGの担当者とハード面を見て修正点を指摘してくれていたが、８ヶ月以上放置されたままであった。今回の訪問を聞きつけた段階で事務所に対応を打診したが、結局間に合っていない。そして今日も同じところを指摘された。PNG事務所の人間は恥ずかしくないのだろうか、わたしには家の修繕をする予算など無いのでこのような対応は事務所が家の大家などと協議して行う事になるがこれまで指摘された点が原因で被害にあってないから良いものの何かあった場合どう弁明するのだろうか。（現に指摘された窓枠の補強が行われておらず盗人に入られた家はJICA関係者でいくらでもある）本日の危険度７０％…要望に対して腰が重い、今回は専門家の指摘をほったらかしにしている、　　　　　一体何の為に前回の調査は行われたのか。

Aug 9, 2005

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同化

ドミトリーのジェネレーターが直っていない。4月18日の連絡メールで燃料タンクにディーゼル燃料の代わりに希硫酸（！）を入れた馬鹿がいたので故障したのですがそのままでした。もう4ヶ月あまり復旧していないのであります。先日日本では羽田の管制塔が停電で大きな問題として取り上げられていたそうですが一時間で復旧しても旅客は「ありえないでしょ」「大変疲れた」などとインタビューに答えてましたが、（規模は大きく違いますが）ここPNGで起こっている事っていったいって思わずにいられません。最近書いているようにここの技術者は信用できないのである程度時間が掛かるのは充分理解できます。でもその都合をつけるのはJICA事務所が手配することなのでいかに事務所の担当者が怠慢しているかと言うことになると思います。この4ヶ月間幸いにも大きな停電がなくてジェネレーターが必要な事態はなかったので良かったものの、昨日新隊員に会いにドミに行くと停電で彼らは真っ暗な中、懐中電灯を頼りに不安な時を過ごしていました。（治安が一番の問題とされるこの地で）更に言うと新隊員はジェネレーターの使用方法などレクチャーされていなかったのです。「右も左も分からん」状態で生活しているのに、その辺り担当者の気配りがあってもおかしく無いのでは。本日の危険度50％…こんな事だから事務所は信用できん。

Aug 6, 2005

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人間

１７年度１次隊の隊員と会った。先月わたしが出張に行っている間にパプア・ニューギニアに来ていた。３週間の現地語学訓練を終えて山間部よりポートモレスビーに戻ってきたのだ。今回は４人の赴任だが、既に１名は語学訓練を先送りして配属先に行っている。３人いるはずだが、ドミトリーに２人しか居なかった。残りの一人とは昨日シニアボランティアの方と食事をした時に一緒になった。どうして別行動しているのか不明だが、無線で漏れ聞いた事から勝手に判断すると喧嘩でもやらかしたのではないだろうか。３人別に話した訳だが、口ぶりが落ち着いていそうなヤツとちょっと生意気入っている感じだったのは先入観持ちすぎか…まあ、おっさんのわたしから見ればもっと激しくやれって感じだが、JICA事務所としてはそうはいかないだろうからお互い引き合わさないようにしているのではないだろうか。ダサいやり方ではあるが…わたしも２年以上ここにいるので（しかも男ばっかり）気に食わないヤツもいる事はあったので無理して仲良くってのも不自然だと思っている。まあ、来たばっかりだが、来週にはお互い違う任地なのでバラバラになるのでたいした事とも思わない。それより活動がんばってくれといった感じだ。本日の危険度３０％…ここは男女関係の縺れないのである意味楽。

Aug 5, 2005

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ささやかな？楽しみ

来週末の話です。8月16日からのバイク講習に地方隊員が数名上京します。（地方隊員の一部にはバイクが貸与されますがその前に講習を行っています）その際ニューブリテン島キンベの隊員が牛タンを持ってきてくれるそうです。日本では仙台の牛タン屋がウナギの蒲焼で凌いでいるそうですが、パプア・ニューギニアでもなかなか食べる事ができません。日本食レストランでメニューにもありますが我々の立場ではしょっちゅうと言う訳にはいきません。一緒にレバーも持って来てくれるそうなので楽しみです。こちらは先日、在ＰＮＧの企業の方から頂いた魚沼産コシヒカリで待ち構える事にしました。本日の危険度10％…アメリカ産牛肉イケテルのかな。

Aug 2, 2005

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技術移転

パソコンを使った映像編集に取り掛かっている。博物館ではリニア編集と呼ばるテープをそのまま使ったシステムが導入されているが、こちらのスタッフがこの操作を覚えるのは無理っぽい。そこでコンピュータを使って行うノンリニア編集を学んでもらっている。何故、こちらの方が良いのかというと、まず、コストが安い、覚えるのが楽、この２点が大きい。コストの面ではテープ代が最もかさむ。６４分テープで１７０キナ（６８００円）掛かる。これはプロ用のメディアで撮影の度に購入していかなくてはならない。一般職員の月給の10分の1に当るこの金額は博物館では満足に補充できない。このようなシステムを採用したか大いに疑問が残るところだ。次に扱いについて。同僚は既にパソコンを使った写真編集の技術を持っているので感覚的にノンリニア編集は覚えやすい。リニア編集では映像と音声を分けて考える必要があるが、この点でもモニター画面一つで理解することができる。現在の問題点としてはコンピュータがＪＩＣＡの物を借りている状態でわたしの離任と共に返却しなければならない。よってわたしの任期が終るまでに博物館でパソコンを購入する予算を取り付けてもらう必要がある。直属の上司は理解を示してくれるが、肝心の予算執行をできるトップがまだ、分かってくれていない。時間は限られている、何とか説得できない物か。本日の危険度６０％…これが解決すればなんとか光が見出せるのだが…

Aug 1, 2005

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