星五つです(2021-5月)
5月に観た映画・ドラマ(タイトル後ろの「新」=新作、「準」=準新作)★星五つ 『グッドワイフ シーズン3』(全11枚)(2011)シーズン2の10,11から急激に面白くなり怒涛のように全11枚観てしまった。『今ここにある危機と僕の好感度について』(2021年4月~ 全9話)松坂桃李が人気キャスターの座を捨て大学の広報勤務となった頼りない主人公を演じる。松坂桃李のダメっぷりが面白い。松重豊が大学総長を演じているのも嬉しい。★星四つ 『甘いお酒でうがい』(2019) (新)松雪泰子主演。40代独身OLのモノローグのような不思議な味のある映画。黒木華が可愛い。『扉をたたく人』 (2007)リチャード・ジェンキンス(74歳)主演。9.11以降移民者、不法滞在者に厳しくなったNYを舞台に孤独な大学教授と移民青年の交流を描いた秀作。もっともっと彼の映画を観たくなる。『ハルカの陶』(2019)備前焼大皿に惚れた主人公が職を捨てて弟子入り。出会えて良かったと思わせてくれる作品だった。奈緒(26歳)が魅力的★星三つ『凪のお暇』(2019年7月~9月 全10話)嫌いな俳優高橋一生と中村倫也が揃って出演がガンだが黒木華と市川実日子目的でチョイス。黒木華の可愛さはいつまでも見とれていたくなる。『グッドワイフ シーズン2』(2009年 全11枚)シーズン1ほど熱中できる展開ではなく見終えるのに時間を要したが10,11の面白さがまた火をつけてくれた。『大奥 ~永遠~』(2012)妻共々大奥好き。菅野美穂(綱吉)の大奥役が好きなのでこれをチョイス。『TOKYOコントロール』(2011年 全10話)東京航空交通管制部を舞台にしたドラマ。管制の仕事内容を見れるのが新鮮で面白かった。『ヒトリシズカ』(2012年 全6話)夏帆のサスペンス。結局誰もしあわせになってないけど、夏帆は魅力的だ。『箱入り息子の恋』(2013)夏帆の相手役が好きではない星野源なので見送っていたが期待以上に面白かった。『ミックス』(2017)母のスパルタ教育で天才卓球少女として将来を期待された主人公をガッキーが演じる。肩肘はらずに楽しめる映画だった。中華料理店の蒼井優が元中国卓球選手という設定も面白い。水谷隼、伊藤美誠選手も登場する。『夜空はいつでも再高密度の青色だ』 (2017)池松壮亮は好きではないが松田龍平と市川実日子目的でチョイス。主演の石橋静河(26歳)がとても良かった。彼女、原田美枝子の娘であることいまになって知った。『エンド・オブ・ステイツ』 (2019)ジェラルド・バトラー、モーガン・フリーマンの「エンド・オブ」シリーズ3弾。ストーリーは楽しめたが、チープな場面が多々目についた。『ラストレター』(2020) (準)松たか子、福山雅治、広瀬すず出演。勘違いが紡いだ文通、メールでは描けない恋心、な映画。『こどもしょくどう』(2019吉岡秀隆出演作でチョイス。母親が他界し職も棲みかも失くした父親との車生活の姉妹。学校へも行けず、父親も失踪し、、、の苦い作品だった。『ステップ』(2020) (準)2歳半の娘をのこして妻が他界、シングルファーザーとして生きる主人公役を山田孝之が演じる。『blue』 (2002)市川実日子、小西真奈美が女子高生を演じる。その世代で観ていれば忘れたもの、失くしたものがもっと見えたのかもしれない。『ドクタースリープ』(2019)あの名作「シャイニング」の続編。雪山のホテルで父親に殺されかけたダニーのトラウマを描く。この映画152分もあり、スチーブン・キングはやっぱり話が長い『彼女の人生は間違いじゃない』 (2017)3.11大震災から5年後の福島が舞台の映画。仮設住宅で父親と暮らす主人公みゆき(瀧内公美)は市役所勤務の傍ら週末高速バスで渋谷に出てデリヘル嬢に。『やっぱり猫が好き 恩田三姉妹京都大騒動編』(1990)たくさんの京都観光を期待したのだが太秦映画村でのドタバタ中心だったのが残念。★星二つ『感染列島』(2009)鳥インフルによるパンデミック、政府もWHOも無能、真の原因はコウモリウィルスという話。イロイロ詰めの甘い作品だった。『あの空をおぼえてる』 (2008)ドラマ「イチケイのカラス」で好演の竹野内豊でチョイス。子役の吉田里琴(現・吉川愛)が可愛かった。『アップグレード』 (2018)事件で半身不随となった主人公がAIチップの力を借りて妻を殺害した犯人を探るSF映画。それなりに楽しめた。『サスペクト 薄氷の狂気』 (2018)警察がサイコパスに翻弄される前半は面白かったが双子の犯行というオチが陳腐だから「羊たちの沈黙」にも「セブン」にもなれない。原題の「Nomis」(律法主義/宗教用語)も内容からはピンとこない。『彼女がその名を知らない鳥たち』(2017)蒼井優が松坂桃李とも竹野内豊とも愛し合うという贅沢な映画。やっぱり阿部サダヲは好きになれない。妻が云う「(セックスシーンのない)蒼井優が見たい」と『ロマンスドール』 (2020) (準)蒼井優が男の性処理人形(職人・高橋一生)のモデル役を演じる。蒼井優のM字開脚が話題になったが、作品としてはあまり面白くない。『蜜蜂と遠雷』 (2019)松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士ピアノコンクールに挑む4人の姿を描く。『嵐電』 (2019)ノンフィクション作家(井浦新)が嵐電にまつわる不思議な話を集める取材をする内容。とらえどころのない不思議な映画だった。あがた森魚が音楽担当。『秘密 The Top Secret』 (2016)生田斗真、岡田将生、松坂桃李同世代3人出演の豪華さに魅かれてチョイス。死んだ人の脳記憶を映像化して事件を解決していく内容だが物語が進むにつれつまらなくなる。『轢き逃げ』 (2019)監督・脚本 水谷豊。長年「相棒」をやっているのに轢き逃げを引き起こす仕掛けの説得力が弱い。『鈴木家の嘘』(2018)加瀬亮目的でチョイスしたのにひきこもり長男役の加瀬亮は早々と自殺してしまう。息子の自殺ショックで記憶を失った母親のために家族が嘘を重ねる内容。『台風家族』 (2019)草彅には好作品が多いので期待したのだがこれは酷い10年前に失踪した両親を探して台風の中思い出のキャンプ場に行くと重なり合った白骨が川を流れていく って、、、、稚拙『あの日、僕らの命はトイレットペーパーより軽かった』 (2008)生きたい人間が死んで、国のために死ぬべきと決意した人間が生き残る戦争ドラマ。『はやぶさ 遥かなる帰還』 (2012)吉岡秀隆、夏川結衣目的でチョイス。淡々と描かれている分関係者の労苦の伝わりがライト。前年発表の「はやぶさ」(竹内結子主演)とどちらが面白いのだろう?『弁護人』(2013)散々裏切られてきたので韓国映画は観ない主義だが実話に基づく軍政下の裁判映画ということでチョイス。★星一つ『死国』(1999)「リング2」と二本立てで公開されたホラー映画だがホラーというより昔話テイスト。夏川結衣見たさにチョイス。『トレマーズ ブラッドライン』 (2015)トレマーズ5作目「どうせハズレなんだろうな」と思いつ観て予想通りハズレるから その意味ではアタリの映画 (笑)『影踏み』 (2019)予告につられて観てしまったが、分かりにくい、つまらない。何故俳優ではない山崎まさよし??? 『ドクターエクソシスト』(2016)「エクソシスト」好きなのでタイトルにその単語があるとつい観たくなる。悪霊に憑依された人間の潜在意識に入り込んで除霊する設定だが、パッケージ詐欺十字架でのシーンなんて出てこない『キッチンストーリー』(2003)世界大戦後にスウェーデンで行なわれた台所行動調査の話。大きな緩急もなく退屈だった。『サイレン』 (2006)ヒットゲームを映画化したホラー。阿部寛と西田尚美出演でチョイスしたがちっとも面白くない。『エリカ38』 (2019)樹木希林が浅田美代子のために企画した実話ベースの犯罪映画。樹木希林は流石存在感あるが、いかんせん脚本が弱い。『ゲットバック 絶体x絶命』(2019)ロシア版オーシャンズ11のふれ込み?絶体観る必要のない絶命的駄作。なのにエンドロールに「続く」と出る。