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カテゴリ:TVドラマ(2005年秋季)
ちょっとグダグダ?でも、いい終わり方だったですね。
今回のお話。 彰の部屋。野ブタが昨日見た夢の話をする。サンタがやってきて、何が欲しいかと訊いてきた。野ブタは私はいいから、修二のところへ行ってと言った。すると、修二は、夢に出てきたと言う。草野のところに行ってと答えたという。彰の夢にも出てきたという。彰はカレーパンと答えた。 「答えたんだ」とショックの野ブタ。「お前が野ブタって言えば、善意の輪、完成したのに・・・」と修二。「だって知らなかったんだもん」 すると、平山がサンタの格好でやってくる。商店街の仕事だという。修二たちにプレゼントを渡す。カレーパンだった。 修二は、転校のことをなかなか言えずにいた。 修二と野ブタが一緒に帰っている。「あの」と声が重なる。野ブタが先に言うことに。「今なら笑えそう」と修二に見せる。しかし、口角がヒクヒクと動くだけ。「もうちょっとだな」と修二。「修二の話は?」と野ブタ。「なんでもない」 翌日、「今日こそ言うぞ」と修二が2人の待つ屋上へ。すると、彰が話しを始める。「何で、俺を名前で呼ばないの?」と彰。 「え、いつもなんて呼んでたっけ?」 「ちょっと、とか、おい、とか」 「じゃあ、草野って呼べばいいの」 「それだと他人っぽい。名前で呼んで」 「名前って何だっけ?」 「あ、き、ら、ショック!!」 「彰だったんだ」 「野ブタ、言ってみて。」 「あきら!」とまるで怒っているようにいう野ブタ。 「修二って言ってみて」 「修二」今度は優しく言う。 「じゃあ、修二と彰って」 「修二、と彰!!」彰だけ、怒っているようになった。 そんな野ブタを見て笑う修二。 野ブタは人気者になっていた。サインや写真をせがまれるほどになっていた。 彰の部屋。野ブタがサインの練習をしている。3人が「あの」という。 最初は、彰がいうことになる。あの写真があるぬか床を見る。 「やっぱ、いいや」 野ブタが次にいう。「正直、ランチタイム放送とかもう辛い」 修二は「じゃあ、辞めればいいじゃん」。 「でも、それを我慢しないと人気者になれないんだよね」と野ブタ。 「人気者になるのがいいとは思わないんだよね。やっぱり自分の」 「でも、人気者にしようって話だったじゃん」と彰。 彰の番。彰がぬか床を取り出す。この中に忘れたいものが入っているという。でてきたのはテスト。写真が見当たらない。 「見つからないから修二の話をして」 「う、うん。俺さ、転校することになったんだ。」 「うそ、いつ」と彰。 「今学期で転校する」 野ブタが出て行く。彰がそれを追いかけた。 修二はぬか床をかき回す。野ブタが修二を抱きしめた写真が出てくる。 「あいつ知ってたんだ」 翌日、彰と野ブタは笑顔で見送ろうと誓う。執拗に修二に何してほしいと聞く2人。 「俺だったら、野ブタが巫女さんになって野ブタ。パワー、注入ってやって欲しいな」と冗談でいう彰 「あ、それいいな」と冗談につきあう修二。 野ブタは教室に急いで戻り、かばんをもって、帰ってしまう。 野ブタは近所の神社に行く。すると、ゴーヨク堂店主に会う。彼の実家だった。野ブタはそこで、巫女さんとして働くことに。 桐谷家。荷造りをしている修二たち。すると、父が酔って戻ってくる。友達と別れの杯を交わしていたという。 「友達って作ろうと思ってできるもんじゃないよね。」と修二。 「なあ、修二。お前だけここに残るか?」 「え、でも、家事とかしなきゃ」 「お前なあ、もっと自分のこと考えろよ」 彰に父親から「残ってもいい」と言われたという修二。彰はうれしそう すると、修二と彰を見つけて、巫女さんの姿で「野ブタ。パワー、注入!!」とやる野ブタ。 修二は小学生に追いかけられる夢を見て、目が覚める。すると、弟の忍び泣く声がする。弟のもとへ行く修二。「不安なのか?」と聞くと、うなずく弟。 学校、昼。ランチタイム放送に野ブタが出ている。 「俺、やっぱり転校する。弟のこととか心配だし」と彰にいう修二。 「なんで、もっと自分の気持ち大切にしないの?」と彰。 「自分の気持ちを大切にしないのって悪いことかな?俺はさ、野ブタを人気者にしよって考えてたときが、一番俺らしかったし。彰だって、野ブタをプロデュースしていたときが一番楽しかったろ」 これまでのことを思い出す彰。「そうだった」 「野ブタだって、人に楽しんでもらえること、楽しいと思うんだ」 野ブタは、あれから学校に来なくなったかすみの家を訪れていた。学校に来るようにいう。 「でも、そうしたら、また小谷さんに意地悪しちゃうかもしれないし」 「いいよ、すべて受け入れる。蒼井さんの意地悪も」 「ありがとう、考えておく」 巫女のアルバイト中、野ブタは神社の木の枝を折ってしまう。店主が来て、「この枝を折ったら、一番大切な人に罰が当たる」といい、お札を渡す。 修二と彰を探しにいく。川のそばにいた。 修二と彰に来た理由をいう。一番大切な人が決まらないという野ブタ。 「じゃあ、彰に渡すんだ」と修二。 「ちょ、ちょっと、なんでいい格好するの」 「じゃあ、俺が受け取るよ」 「じゃあ、一番大切な人が俺だったら、罰が当たるじゃん」と押し問答に。 野ブタは「のこぎり、ある?」と2人に聞く。彰が持っていた。それで、お札を切ろうとする。制止する修二。 「じゃあ、3人で罰を受けよう」と野ブタは札を川に投げてしまう。「一番って決められないから」 終業式の日、3人が教室に残る。すると、キャサリンが来る。3人にそれぞれ一体づつ人形を渡す。2つ集めれば幸せになれるという。 「もう一つは自分で見つけるのね。これから、いっぱい苦労して、努力してね」 夜、3人でクリスマスパーティーを開く。プレゼント交換。3人がそれぞれ、箱を開くと3つともキャサリンからもらった人形だった。 修二は、野ブタに、「お前のおかげで、人を好きになることを知った。ありがとう」と。野ブタは「こちらこそ、ありがとう。これしか、思い浮かばないのが悔しい。きちんと、思いが伝わらないのが悔しい」 まり子と修二が誰もいない高校へ。 「どこに連れて行くの?」とまり子。「海。いつも行こうって言ってたのに行けなかったから。」 教室に入る2人。教室が海辺のイメージで装飾されていた。 「ここで、弁当でも食べようかなって」 「修二が作ったの?」 「ああ」 弁当を食べている修二とまり子。校内放送から海の音が流れる。彰と野ブタが音を作っているのだ。 「もっと時間あったのにな。まり子と楽しもうって思えばできたのに」 まり子は「今、楽しい」 「海」でのデートが終わり、修二とまり子が教室から出る。すると、野ブタがいた。まり子が「ありがとう」という。野ブタがどうやって音を出していたのかを説明する。その様子が見られてうれしい修二。 引越し、当日。修二が引越し業者のトラックに乗っていると電話が鳴る。 クラスメートからだ。「左」 修二は左を見る。クラスメートが見送りに来ていた。トラックを降り、クラスメートのところへ行く。みんなが寄ってくる。修二は、すこしだけ遠くにいた彰と野ブタを見る。「注入」のポーズをする。修二は、胸のところでそのポーズをとる。 そして、クラスメート達と写真を撮った。離れたところでは、かすみが見ていた。 転校先「網五高校」に初登校の修二。新しい担任と廊下を歩く。 「この世のすべてはゲームだ。負けたと思い込んで諦めてしまうやつは、ばかだ。最後まで生き残って、ゲームを心行くまで楽しんだやつが勝ち。この世はたぶん、そういうルールだ。今度の桐谷修二は絶対に挫折しない」 クラスに入る。自己紹介をしようとクラスを見ると、見覚えのある人物がいた。 彰だった。その場で固まる修二。「挫折してしまった。」 2人で帰る修二。 「なんで、お前まで転校したんだよ。野ブタ、また一人ぼっちになっちゃったじゃないか」 「野ブタが言ったんだっちゃ。俺と修二は2人で1つだって」 「あいつ大丈夫かな?」 「2、3日は泣くけど、大丈夫だって言ってた。」 ふと、空を見上げる。「なあ、あの雲、笑ってないか」 まり子と野ブタだ廊下で談笑している。野ブタは思い出してたように「私、笑っている?」とまり子に聞く。「うん、笑っているよ」と鏡を取り出してみせるまり子。 ガッツポーズをして廊下を走る野ブタ。ふと、われに返り、「2人ともいないんだっけ」 屋上へ行く野ブタ。大空に向かって「私、笑えたよ」という野ブタ。 満面の笑みだ。 修二と彰が海辺にいる。 「俺達はどこに行っても生きられる」 今回のテーマは、「人はどこでも生きていける」ってことでしょうか。 野ブタ。の最後のプロデュースは「プロデューサーから独立せよ」ってことだったんでしょうね。 野ブタの笑顔を最後に修二たちも見上げている空に向かってするというラストは良かったです。ただ、もうちょっと伏線を張っておいたほうが、もっと良くなったかも。毎回、プロデューサー会議のときに笑顔を見てもらうとか。 あと一つ、注文をつけるとしたら、最後、BGMが途中でブツ切りになってて、「青春アミーゴ」が流れるのはちょっといただけなかったですね。 でも、今期一番好きなドラマでした。 だって、まり子が修二に「好きじゃなかった」と言われた回の後で、戸田恵梨香さんの出ている東京ディズニーシーのCMを見て、「ああ、新しい恋人見つけたんだ」となぜかホッとしてしまったくらいですから(もはや、病気?)。毎回、いろんなストーリーが起こって面白かったですし。かすみとの対決も良かったですし。 P.S 野ブタの最後の笑顔を見て思ったんですけど、堀北真希さんって目の辺り、菊川怜さんに似てません?そう思ったのは、私だけでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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