#144 INXS 《X》 90年オーストラリア
Suicide BlondeDisappearThe StairsFaith In Each OtherBy My SideLatelyWho Pays The PriceKnow The DifferenceBitter TearsOn My WayHear That Sound Michael HutchencevoTim FarrissgKirk Pengillyg, sax, voGarry Gary BeersbJon Farrissds, keyAndrew Farrisskey, gproduced by Chris Thomas んじゃ次はオーストラリアね。 これまた踏み台使って上の方のCDを取り出すのがめんどくさいんでちょうど目線の高さにあったインエクセスに決定! これも長いこと聴いてないなー。 一時期は全部集めようとも思ってたんだけどね。(今のとこ3枚しかないです) アメリカでも大ヒットを記録した「キック」に続く7作目。 最高5位、年間45位とこれまた売れました。 「キック」での成功の後ゆえにプレッシャーも相当なものだったと思うけど、聴いている分には気負いのようなものは感じないなあ。 マイケル・ハッチェンスのシンガーとしての表現力は前作で大きく飛躍し、本作ではさらに細かいニュアンスにも挑戦しているみたい。 声域も広がっていて、レンジがわりと高めの曲も増えています。 でも私はセクシーな低音がハッチェンスの最大の魅力の1つだと思うな。(ポッ) バラードの割合が高いこと、やたら洗練されているホーンの音が増えているけど気になりません。 サウンドは誰にでも聴きやすいクセのないタイプで、産業ロックとも言えそう。 鍵盤がきらびやかな時間も結構あるし、旋律も単純明快なものが多いよ。 つか改めて構成メンバーを確認してみたら、インエクセスって6人編成だったんだね。 サックス吹いてる人もいるし、6人中3人は同じ姓だ。 この中からは2が全米8位とおされにヒット。 爽快でスカッと爽やか、今のようなすっきりしない気温の時期にぴったりだよ。 80年代末期には間違いなく最も成功していたオージー・バンドだったし、90年代に入ってから発表した作品も評価が高かった。 今後も良質な作品を作り続けてくれるだろうと期待していただけに、97年11月22日にハッチェンスが自ら首を吊ってしまったのは本当に悲しかったよ。 M日新聞のお悔やみ欄にも載っていて、手から新聞を取り落としそうになったしその後数日間は気力低下していたからね。 公式サイト