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2009年09月10日
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カテゴリ:裁判・法の考察

昨日山口県で初の裁判員裁判の判決が出ました。
識者や専門家の意見も概ね好意的なもので着地点として見事と言えるでしょう。

県内初のこの事案は実に切なく気が重くなる内容で、
経緯を聞く限りこの案件は宗教界などのコミュニティに期待できず、
介護福祉の底が抜けた日本だから起きたような話であって、
多くの国、特に北欧諸国では起こり得ない事件ですので、
単なる裁判員裁判としての角度で興味本位に見るのではなく、
この先の国のあり方として非常に重いテーマを投げかけられたと思うべきでしょう。

山口地裁前では裁判員制度に反対する団体がシュプレヒコールを上げていました。
もちろん行動は制限されてはなりませんが、鬱陶しいのも事実です。
気に入らないからと言って全否定も感心できません。
翻って「陪審員制度にするべきだ」とか「守秘義務を無くせ」と言うなら歓迎です。

事実、現行の裁判員に課せられた守秘義務は重すぎます。
アメリカの陪審員制度と同程度の判決後は守秘義務から解放されるのがベストです。
いずれ守秘義務については真っ先に制度改正されるでしょう。

ニュースを見る限りでは抽選に漏れた方は一様に安堵していますし、
裁判員として裁判に参加した方は良かったと言ってますので、
この裁判員制度をもっとも良く反映しているコメントが聞けました。
やはり実際体験して自分の人生経験と感情の狭間でゆり動く事が有るのでしょう。

今まで遠い存在であり、第三者の立場での参加はありえない環境でしたので、
裁判官の隣に列を成すというポジションからしても民主主義の本懐です。
とは言え自身の身に降り掛かるとどうなる事か全く分りませんが、
従来の生活では全く一度も行った事の無い人も居たでしょうが、
司法が近寄った時代の息吹を感じる事も悪いものでは無いと思います。

    キアゲハ
    キアゲハ posted by (C)違いがわかる男





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最終更新日  2009年09月17日 18時41分41秒
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