多趣味な男の秘密基地

この喉の痛みは紛れも無く風邪の症状で、
これから又、半月程度は風邪と暮らす事になりそうです。

各地で一斉に提訴された昨年度の衆議院議員選挙の違憲判断がでました。
まだ、２箇所の裁判所の判断ですが、おそらく全て違憲判決になるでしょう。

分かりきった話なのですので、司法のアリバイ作りのようなものですが、
選挙結果そのものは認めると言うのが大人の事情でして、
この結果は概ね予想出来ましたので、選挙は安心して出来たわけです。

最高裁判決も残らず選挙結果の追認は動かないでしょうし、
区割り作業はほとんど進んでいませんので、
再選挙になっても違憲選挙になることは必定と言えます。

何しろ、国政選挙は一回につき７００億円の資金が必要になりますので、
金の掛かりすぎる選挙なのが一番の問題だとも言えます。

ですので、いつものように区割りの見直し作業という、
自らの生殺与奪を決めるかのような判断が出来るはずがありません。

完全に票の格差を人口比で追い落とす方法以外ありませんので、
議員の数もこの際、一気に減らす方向で区割りを決め、
返す刀で解散総選挙で文句は言わせない内閣を目指すべきです。

べきですが、多くの方が既に思うようにまず無理でしょう。
史上最低を更新し続ける投票率にも見られるように、
あまりにも有権者と候補者の公に供する考え方が低すぎます。

仕方が無いとは言え平和の副産物のような物ですし、
今まで良かった事を修正するなどと言うことはどこの国でも不可能です。

違憲の判断を下した裁判所が大人の事情を無視する事が望まれます。
もちろん選挙に掛かる経費の圧縮は急務です。