山の樹木を覚えようか 12 トウヒ(唐檜)
実際の木を見てみないとなかなか覚えられない スノシューツアーで、トウヒ(唐檜)を見付けた シラビソ、オオシラビソ、コメツガなどの針葉樹は覚えたのだれけど トウヒを観察したことが無かった 良いチャンスなので、ジックリと観察してみた ドイツトウヒは、ゴルフ場でのスノウシュー体験会のガイドで 「木の先端が十字架に見えることからヨーロッパではクリスマスツリーに使われ 日本ではトウヒが少ないことからモミの木が使われます。」 なんて知ったかぶって話していたが 日本のトウヒも木の先端が十字架のよう ウラジロモミに似ているけれど、葉の先端は割れずに鈍角に尖り 樹皮は茶色の鱗状で、葉の付け根に葉枕(ようちん)と言われる突起があることが モミ属との違い モミ類では球果(松ぼっくり)が枝の上に直立して、種子の散布後にモミ属では鱗片が落ちるが トウヒは枝から下に垂れ下がり、は球果は残こる 観察したトウヒの木では、極寒の環境の中で今年の雌花の準備がされていました。 トウヒは私の歩くフィールドには意外と少ない 国立公園内で自由に森を散策できないことや 亜高山帯の樹木としては少数派であることが理由だろう でも私の観察眼の鈍さも理由の一つかもしれない。トウヒ(唐檜) ●学名 : Picea jezoensis var. hondoensis ●目名 : マツ目 ●科名 : マツ科 ●属名 : トウヒ属 ●名の由来 : 瓜のような木肌のカエデだから ●特性 :・本州の紀伊半島大台ヶ原から中部山岳地帯を経て福島県の吾妻山までの、海抜1,500-2,500mにかけての亜高山帯に分布する常緑針葉樹。 ・氷河期に南下して本州の広い範囲に分布を広げたエゾマツが、氷河期の終わりとともに本州中部の山岳地に取り残された子孫。 ・トウヒは大量の積雪には弱く、モミ、シラビソなどと比較すると少ない。 ・寿命が長く、大木となる例が多い。樹高は大きいものでは40m、幹の太さ1m以上となる場合もある。-----------------------------------------------------------------Font Color="#ff0000">尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。『あなたに、まだ、見せてない風景があります』嬬恋村インタープリター会みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりですこのブログのホームに戻る