これな~んだ? その16
寒冷地の必需品です。手が寒くないように手袋(?)付きのもあります。車の窓がこうなった時のためにあります。こうやって、窓をがりがり~と。(これは霜なので、ささっ~という感じ)こすり落とす器具です。でもこれ、霜なら全然手間がかからないのですが、氷が張ると大変。朝からフロントガラス、リアガラス、運転席に助手席に、左右後部座席の窓、これすべて氷をがりがりこすり落としていると、もう、10分くらいあっという間に経ちます。遅刻する~!厚さ1ミリ以下の氷なら、問題ないのですが、もっと分厚い氷が張った日にはもう・・・。何度かカナダ内を引越ししてこの「ガリガリ氷こすり落とし器」(勝手に命名、笑)を頻繁に使う地域にもいたし、ほとんど使わない地域にもいたことがあります。最高で5ミリくらいの厚さの氷が張りましたね。フロントガラスにびっしりと!もう一枚ガラスを張りました?って思います。もっとも、5ミリというのは正確に測っていませんし、ガリガリする労力分、大げさに見積もっているかもしれません。車の中からの暖房の熱気と、外からのガリガリでようやくはがれた氷が30センチ四方くらいの大きさの氷の板のままはがれた(というか面白いのでそうやってはがした)ということもありました。 カナダは決して寒いばかりの国ではありません。そんなに寒くない地域もあります。夏はとっても暑いこともあります。そういう地域に暮らしたことがあっても、やっぱり、私のなかのカナダ=寒い国というイメージは変わりませんね。でも、その長く寒い冬を越えたあとの春がとても嬉しいんです。カナダに来て春を迎える喜びを知りました。冬が来たばかりだけど、早く、♪は~るよ来い!