1年前に学んだこと。。。(猫伝染性腹膜炎)
愛猫の『ミロ』が猫伝染性腹膜炎(FIP)で旅立ったのは去年の7月4日の早朝だった。猫伝染性腹膜炎。。。通称FIP(エフ アイ ピー)人間も持っていて、猫の70%?くらいは感染しているコロナウイルス。コロナウイルス自体はすごく弱いウイルスらしい。消毒液で簡単に殺せる。。。でも、そのコロナウイルスが猫のお腹の中で突然変異をして劇症腹膜炎をおこす。。。それがFIP。。。コロナウイルスに感染した子が必ずしもFIPを発症するわけではない。感染しても発症しないで穏やかな猫生を過ごす子もいる。重い症状になって死亡する子はかなり少ないみたい。ただね。。。1度発病すると危険。。。不治の病と言われているらしい。免疫力もかなり低下するので、いろいろな病気を併発する可能性もある。FIPには2つのタイプがあり、ウェットタイプとドライタイプ。ミロはウェットタイプで腹水がおなかいっぱいにたまっていた。。。腹水で胃をおされ、食欲も低下した。貧血や黄だんもでたし、体温も高めだった。もちろん体重もどんどん減っていった。獣医さんがFIPと判断するのは、いろいろな方面から考えての結果。まず、血液検査のコロナウイルスの抗体価を調べる。抗体価の数値が高いだけではFIPと判断されない。臨床結果とかいろいろあわせて判断する。うちのミロは血液での抗体価は100だった。だから先生は悩んだ。。。違う病院で診てもらって…ともいわれた。以前から不信感があったので、病院をかえた。新しい病院。。。先生がすごく親身になってくれた。この症状で考えられる他の病気の説明。そして、前の病院では調べてくれなかった腹水の検査。。。腹水のコロナウイルスの抗体価は6400だった。。。ミロが亡くなってからFIPとわかった。。。FIPにはストレスが一番の大敵!!りんごはミロにストレスを与えてしまっていた。。。カプチーノが亡くなってから、毎晩カプチ-ノの動画や写真を見ながら泣いていたりんご。。。ふと気がつくといつもミロが見ていた。。。ミロのアニマルコミュニケーションをうけたとき、『いつもママは仕事から帰ってくると、僕を抱きながら疲れたというけど僕には何もしてあげることができない。。。』そんなふうに思っていた心優しい子だった。。。だから、いつも泣いているりんごをみて『僕には何もしてあげられない。。。』とストレスを与えてしまったんだと思う。。。考えれば、FIPを発症した時期とりんごが泣いてすごした時期が重なる。。。そして、ミロがFIPとわかったので1年前にうちの子全員の血液検査をした。。。もちろん、コロナウイルスの抗体価の検査。。。思ったとおり全員が高い数値。。。遅いけど家中、消毒した。。。誰かがトイレに入ると必ず、消毒液をまいたり。。。嘔吐したら、必ず嘔吐した場所の消毒。。。徹底的に消毒した。。。そしてあれから1年。。。うちの子はどうだろう?発症している子はいるだろうか?たとえコロナウイルスに感染していてもストレスを与えない環境にいれば、きっと大丈夫!!まあ、言い切ることはできないけれど。。。実はパセリをうちの子に迎えるときに悩んだ。。。それは抗体価の検査のあとで、みんなが高い数値をだしたから。。。たくさんたくさん悩んだ。。。そして、あるネッ友さんのサイトで『発症した子と一切接触のなかった子がFIPを発症した。』という日記をみた。。。そうかぁ。。。考えた。。。そしてパセリを迎え入れることを決めた。。。中にはなんて無謀な…なんてことを思った方もいたかもしれない。。。でも、今のうちの子たちをみて。。。あれから血液検査はしていないけれどみんな元気のかけずりまわっている。。。健康管理にも充分注意しているつもりだしなによりもストレスを与えない環境つくりを心がけているつもり。。。FIPは1歳未満の子や高齢、そして体力や免疫力の低い子が発症しやすいらしい。。。だからまだまだ気は抜けないな。。。。だって樹羅 伽羅はまだおちびだし。。。ジンジャーやミントは体力をつけないとだもんね。。。ママが守ってあげなくっちゃ。。。ミロにおこられる。。。今日はあえてFIPのことを書こうと思ったのはある掲示板ブログでFIPの事をみかけたから。。。人それぞれ考え方は違うと思う。。。最後にミロの写真を。。。FIPのワクチンはまだ開発されていないらしい。。でもアメリカではワクチンはあるということを読んだことがある。。。いずれにせよ、もしまたFIPという悪魔が我が家に入り込んできても、りんごはFIPに負けない!!うちの子たちを守る!!なんだか、今日の日記は文字ばかりになってしまった。。。でも、長い日記を最後まで読んでくれてありがとう