老猫よもぎ 23歳
3月11日、東日本大震災。あれから3年。あの日のことは今でも鮮明に覚えている。大地震のあとの大津波、そして最悪の福島第一原発の事故。うちのよもぎは福島県楢葉町からやってきた。誰もいなくなった家でほかの猫たちと一緒に耐えてきたよもちゃん。3年前の6月にわが家へやってきたよもぎあとで知ったことだけど、よもちゃんは保護された当時20歳のおばあちゃん猫。そうとは知らず、3段ケージにいれてしまったりんご。。。今思うとなんてすごいことをしてしまったんだろうって…反省。これもあとでわかったことだけど、よもちゃんは耳が聴こえない。20歳の耳の聞こえないおばあちゃん猫が保護されるまでよく頑張ってくれたと思う。あれから3年。きちんとしたお誕生日は知らないけれど、よもちゃんは23歳。実は体調がおもわしくない。歳だからといったらそれまでだけど…。今では目もほとんど見えず…最近では嗅覚も弱くなってきた感じ。ほとんど寝てばかりだし…食欲もなく…保護された当時よりガリガリになってしまった。福島にいたころのよもちゃんの事は全然知らないけれどうちにきてからのよもちゃんは我が家のアイドルおばあちゃん。そんなよもちゃんの記録をきちんととっておかないとね。今年の夏が迎えられるかなぁ…ううん…桜の季節を感じられるかなぁ…よもちゃんの介護の記録をできる限り残しておきたいと思う。これからりんご家もシニアだらけになるし…。よもちゃんの介護に記録が役にたてばいいな。よもぎ 体重 2.54kgすっかり痩せてしまった。毎日 朝でかける前にそして帰宅してからも夜中に何度もよもちゃんのベッドに様子を見に行く。最初に確認するのは息しているか…ってこと。つい確認してしまう。早く家に帰りたいな。毎日毎日、会社にいるとそう思う。よもちゃん、待っていてね。今日も早く帰るから!!