さしあたって　ただの日記　\（●×●）\

「宮路　別撰酵母　無濾過原酒」ＶＳ「一良」


飲み比べってやつにも
いろいろな視点があるけど、
この栗東シリーズの飲み比べほど衝撃的なものも少ないわ....


　　　　もう～、しびれっちゃう！


同じ原料芋の華麗なるメタモルフォーゼに
乙女の心はめちゃときめくのよね～



　　　



まずは黄麹の「一良」から....
お酒っぽい、いかにもお酒っぽい....
この日本酒っぽい佇まいは明らかに黄麹特性ね～
だけど、いわゆる酢酸イソアミルを主体とした吟醸香への思慕でなく、
あくまでもエッジの鋭いクリアな透明感にのみ、表現されて、
これは山田錦の麹がやっぱり大きいよなぁ....


口に含んで飲み込んだ瞬間、
栗っぽい甘さがすぅ～っとさりげなく通り過ぎ、
かすかにお芋さんの個性を訴えるんだけど、
その呟きはやさしく、甘く、静かで、
まるで、清々しい朝もやの林を歩いているよう....


山田麹くんと栗東さんはとても仲良く、
お互いの存在を認め合いつつ、ゆるやかに時を過ごす二人なのねん....



　　　



一方、「宮路　別撰酵母　無濾過原酒」は....
御大が仰るようにこれはまた恐ろしい原酒なり！
栗のような甘さを前面に打ち出して、
のんべえのハートを熱くたぎらすもの....
おそらくは栗東芋の個性を真正直に訴えるもの....


蜂蜜のようなねっとりとした甘味は濃く深く、
しかし、決して下卑たしつこさはなく、
高らかに大らかに豊かに
ひたすらに芋焼酎であることを誇示する。


　　　これだから、白麹はやめられん！


37度という原酒、
生でいくにはぎりぎりの限界....
しかし、生でいってしまう、やってしまう。
お芋さんの個性にこだわり、
この焼酎を造ってくださった皆さんに心からありがとうを....


　　　あぁ、のんべえの夢は夜開く....zzz









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１２月７日に，関東地区で，忘年会をやってくれちゃうそうです。
幹事のluna-kahnさんいわく、
会場は、山手線新橋が第一候補～ということで、
もし、参加できる方はご一報くださいな～＾＾