子どもが協力する
運動や勉強が苦手な子でも、そういうこと関係なしにできる、そういうゲーム(ワークと言っていますが)があります。2人一組や4人一組で教室でできるものもあれば、全員が体育館で行うものもあります。昨日行ったワークは、体育館でクラス全員が行いました。平均台を並べて適当に横一列に並んで座ります。その後、こちらの指定した並び順(背の順や出席番号順など)に並び替えてもらいます。その時にルールがあって、床に足がついたり、落ちてしまう子がいたら、最初の位置に全員が戻ってやり直しになります。意外と難しいワークです。油断していると、ふざけていて落ちる子がいたり、移動する順番を考えないと立ち往生したり、声を掛け合わないと平均台をすれ違うことができなかったりします。狭い平均台なので、入れ替わることがかなり難しいです。お互いの気持ちを1つにすること。無理な状況は、はっきり言わないといけないこと。自分の能力を相手に伝えないといけないこと。苦手な子を全体や近くの子が配慮しないといけないこと。などなどがあります。ここで、クラスが1つになれるかが決まってきます。苦手な子に十分なフォローをしないと、苦手な子がかわいそうな立場になってしまうので、みんながいかにかかわれるかを担任が支援します。しかし、やり切るのは、本人自身なので、苦手な子の頑張りを応援してあげることも大切です。結果として、20分かかって、並び替えが完了できました。最後の一人がすれ違うところでは、周りの応援と本人の勇気が試される場面となりました。何度も、「無理だよ、できないよ・・」と本人が言う中、友達の「大丈夫!できる、助けるから!」が決め手となって、完成できました。楽しみながら、協力しながら、そして緊張もしながら達成感のあるワークを今後もやっていきたいと思っています。 「小学生に関することで知りたいこと・聞きたいこと」をお待ちしています。気軽な気持ちでコメントをどうぞ!最後まで読んでいただきありがとうございます。こちらもクリックしていただけるとうれしいです。よろしくお願いします! お母さんを支援する、こちら とこちらのブログもぜひ、ご覧ください。