‘ CODE 500 ’
Honolulu,Hawaii の今日は、多分いいお天気だったと思う。今日は病棟でポットラックしたので朝7時から夜7時30まで、全くお外に出ませんでした。病室から見たホノルルのお外は、青空に白い雲がぽっかり浮かんできれいだったな~。今日は土曜日。普段はあまり忙しくない。入退院もいつもより少なめ。が、救急の入院や CODE 500 があって忙しかったぁ~。さてさてこのコード。日本にも是非必要だとおもいます。「日本にはない」と言うと、みんなにビックリされます。フィリピンやシンガポールにもあるそうです。このコードとは、内容により色々あるのですが、今日は CODE 500 について説明します。患者さんの呼吸に障害が起きたり、意識レベルが下がったり、又はなくなったりした時に、患者さんの病室にある、‘CODE500’というボタンを押します。押すと同時にオペレーターに通知され、病院内に、 ‘ CODE500. Queen Emma Tower 8 DH Room 800 ’というように、一斉放送が流れます。すると各部署から、例えば ICU の医者達、 Respiratory Therapist や、Lab の人、 EKGの人、 Pharmacist 、Crisis Nurse などが‘ドドドドーー’と集まってきます。 必要に応じて、ベッドサイドで人工呼吸器をつけたり、除細動器を使用したりして患者さんの命を救います。各部署の専門家がいっせいに集まって、1人の患者さんを救うために力を出し合い協力するのです。さて一方、日本はどうでしょうか。私はコードを使っている病院を見たことがありません。万が一不幸にも呼吸停止や意識消失などの予期せぬアクシデントが病室で起きたら、日本では受け持ちの医者や研修医に連絡し医者が来るまで待ちます。もちろんナースだけで心臓マッサージ等最善の方法をとるでしょうが、こちらのように専門家が一斉に集まるようなシステムは取っていません。助かる命が無駄になっているように感じます。何故日本では出来ないのでしょうか・・・・・・。日本の医者だっておかしいと思っている人は沢山いるはず。アメリカに留学していたら、その違いは一目瞭然でわかるでしょうに。何故みんな改善しようとしないのでしょうか。患者さんにとって何が一番いいのかを考えたら自然と答えは出るはず。不思議でなりません。今日の一枚は、この前お昼を食べた 『Anntie Pastos』。 これはほうれん草とクリームのパスタ&サラダ 。ブレッド・ステック野菜もついて8ドルぐらいだったかな?