ふぉるもさ通信

[家族　子育て] カテゴリの記事

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• 母の誕生日

  今日は、母が天に召されてから、３度目の母の誕生日。生前から母の誕生日は忘れたことはなかったけれど、亡くなってからは、何だか、４月に入った頃から、意識し始めるようになってしまった。父は、今のアパートに引っ越して、一人暮らしを始めて一年。母のいた頃は、いつも誕生日や結婚記念日を忘れて、母にあきれられていたけど、どうなんだろう。今日は覚えているだろうか。父は最近、声が出にくいとか、食事の時よく食べ物が気管に入って、咽せるとか言う。人と話す機会が少ないと、舌とか喉なんかの筋肉が衰えて、こんな症状が出ると聞いたことがある。それかもな～。昔から、牧師のくせに人付き合いが苦手な人だったから、そっち方面は、もっぱら母の担当だったもんね。聖書や新聞を音読したら？とか、普段からガムを噛んだらいいとか、アドバイスしてみたけど・・・。でも、もっと人と交われればずっといいに決まってる。とにかく、今日は電話してみようかな。母の誕生日、覚えてた？って。

  2008.04.23

• 

  学校始まる

  今日から、子どもたちがみんな登校しました。マイマイも今日から授業。朝からはりきって、身支度をしていました。私も今日からお弁当作り。４つのお弁当を作るために、５時半には起床。７時には、家を出るので、朝は、ホント慌ただしいです。今日の午前中は、授業を受けているマイマイを想像しては、ニンマリ。お弁当食べているマイマイを想像しては、ニンマリ。スクールバスによわなかったかな・・・なんて想像して、心配になったり。お迎えに行くのが楽しみです。親ばか日記でした。オープンスペースの教室です。一年生は、みんなで２３人でした。

  2008.04.14

• 牛がいなければ

  「牛がいなければ飼い葉桶はきれいだ。しかし牛の力によって収穫は多くなる。」箴言１４：４西大寺にいた頃は、教会の敷地内に住んでいたため、子どもたちは、ずっと教会や教会附属の幼稚園で遊んでいて、食事の時と寝るとき以外は、帰って来なかった。だけど、ここではそういうわけにはいかない。日本みたいに治安が良いわけではないし、遊べるような公園も、友だちも、近くにはない。春休みの間、子ども４人が家にいると、散らかるし、うるさいし、３度の食事は大変だし、家事は多いし・・・。そんな時に思い出すのが、上記のみことば。「牛がいなければ飼い葉おけはきれい。」確かにそうです。子どもがいなければ、家はきれいで、静かで、楽で・・・。でも、うちの牛さんたち、やっぱりいてくれなきゃ。彼らがいるおかげで、生活がハリがでるし、家に笑いがあり、幸せが満ちる！明日は、マイマイとケンケンの入学式！マイマイ小学１年生。ケンケン中学１年生。

  2008.04.10

• ママって・・・

  中２の娘に指摘されてしまった。「ママってさ・・・。マイマイ（６歳三女）に話すときには優しく話すよね。私（１４歳長女）に話すときは適当に話すし、Ｋ（１２歳長男）と話すときには、乱暴に話す。Ｓ（１０歳次女）と話すときは、ちょっといばって話すよね。」す、すごい。結構言い得てるかも。気を付けねば。

  2008.04.08

• 

  歯が抜けたよ！

  ５歳の娘の乳歯が、はじめて抜けました同じ組のお友達でも、何人か抜け始めていて、それをずっとうらやましがっていたので、本人は大喜び！何度も満足げに鏡に向かって、いーっ「マイマイもお姉さんになったね」としきりに言っていました。台湾の子どもは、歯が抜けると、抜けた歯を枕の下に置いて寝ます。そうすると夜のうちに、妖精が来て、そこにお金（５０元玉）を置いてくれるというのです。幼稚園でそんな話を聞いてきたマイマイは、早速、枕の下に歯を置いて寝ました。「朝になったら、本当にお金があるのかな～？」なんて、言いながら。そんな話を聞いたら、お金を置いておきたくなるのが親心。夜のうちに、そっと枕の下に５０元玉を・・・。夜の間、何度かバタッと起き上がっては、枕の下を確認するマイマイ。５０元玉を発見すると、寝ぼけたように何か言って、また寝入ってしまいました。主人が、「妖精なんて信じたって仕方ないから。」と言うので、朝になって、「ママからのお祝いだよ！」と話しました。マイマイは別にがっかりするでもなく、喜んで５０元玉を自分のお財布に入れていました。幼稚園ではきっと、お友達や先生に、いーっして見せているのでしょう。また少しお姉ちゃんになったマイマイ。良かったね

  2007.11.14

• 体験入学

  中二の長女が、今日から体験入学で、１週間の間、現地の中学校に出席する。　　１ヶ月ほど前までは、すごく緊張して嫌がっていたのに、最近はそうでもなく、むしろ楽しみにしていたような感じ。その現地の学校は私立でマンモス校。中学、高校と合わせると、５０００人ぐらい在籍しているらしい。そんな大勢の前で、今日は中国語で自己紹介。本人いわく、「別に緊張しなかったよ～。」だって。見かけによらず、結構度胸があるようです。それにしても、話には聞いていたけど、台湾の学校は、やっぱりすごい朝は、７時には登校。朝学習から始まって、９時間授業を終えたら、下校は６時。その学校は、進学校なので、普段は部活動はなく、土曜日だけらしい。また、すべての教科において、日本より随分進んでいるようで、今日の授業の内容は、どれも、日本では中３で勉強する内容らしい。英語もみんなかなり使える。日本人学校の子どもたちとコミュニケーションをとるために、彼らは、英語を使って、どんどん話しかけてくるという。すご～っ１週間。いろんな意味で、良い学びの時になるんじゃんないかな？加油（ガンバレ）！！ 

  2007.11.05

• 

  萬聖節

  昨日はハロウィンだったようですね。中国語では「萬聖節（ワンシェンジエ）」と言います。日本語でも「万聖節（ばんせいせつ）」というようですね。マイマイの幼稚園でもハロウィンにちなんだ行事がありました。子どもたちが、それぞれ仮装をし、キャンディーを一袋持って登園します。仮装した子どもたちが、お互いの教室を訪問し合い、「Ｔｒｉｃｋ　ｏｒ　ｔｒｅａｔ？」と声をかけ、キャンディーをもらうのです。マイマイもキャンディーを山ほどもらってきて、上の子たちに分けていました。お迎えの時に見た子どもたちは、それぞれかわいい仮装をしていました。スーパーマンや白雪姫、イチゴやミツバチ。マイマイも今日はお姫様になりました！

  2007.11.01

• 

  りんごケーキ

  長女の同級生の女の子が、今月いっぱいで日本に帰国する。これで彼女のクラスは、男の子３人女の子２人の５人になってしまう。さびしくなります。そして明日は彼女の送別会。娘は今日の午前中ケーキを焼いた。明日の送別会で、みんなと食べるらしい。娘が選んだケーキはこれ！実はこのケーキ。私の母が、よく作ってくれたケーキ。あまいケーキの生地に酸味のきいたりんごの味が、とてもマッチしていておいしい。母はいわゆる牧師夫人だったので、ケーキを作る機会が多かった。教会が大きくなってからは、他にも作れる人が出て来たので、母の出番は減ったけれど、私が子どもの頃は、本当によくケーキを作っていた気がする。何も教会のためだけに作っていたわけではない。家族のためにも、よくケーキやパンを焼いてくれていた。パンの生地をこねる母を囲むようにして、子どもたちが母の作業に見入っていたあの光景は、今でもよく覚えている。「りんごケーキ」の素朴な味わいは、わたしにとっては母の味かな？そしてそのりんごケーキを時々思い出したように家族のために作っていた私。そしたら、今度は娘がこのケーキを作りたいと言い出した。何だかいいな。こういうのって。

  2007.10.29

• 誕生日

  １２月クリスマスの長女の誕生日から始まり、我が家は、半年の間に、６人の誕生日が続きます。そして昨日６月３０日が私の誕生日でした。昨年ちょうど折り返し地点だったので、今年は折り返して、３９歳？来年は３８歳ってことにしてます。はい。そして、今年も家族で、お誕生日をお祝いしてくれました。うちは定期的にお小遣いをあげてないので、最近、みんな積極的にお手伝いをして、お小遣いを貯めていました。そして、それぞれプレゼントを準備してくれましたよ。マイマイもパパとお約束をして、一緒に文房具屋に買いに行ってくれたようです。いかにもマイマイが好きそうなかわいい小物。「マイマイがほしい時にはいつでも言ってね。自由に使っていいからね！」というのだけれど、「いいの。これは、ママへのプレゼントだから。ママが使ってね。」だって。かわいい～～～他の子どももよく考えられた素敵なプレゼントでしたよ。息子がくれたネックレスは、今日礼拝にして行きました。長女がくれた筆箱も、明日からの中国語のお勉強に使います。次女はフォトスタンド。次女の小さい頃の写真を入れて飾ろうかな？主人にはリクエストさせていただきました。中国語と英語の対訳聖書です。たくさん読んで、心も頭も？満たされたいです今年のお誕生日ラッシュも、これでおしまい！感謝主

  2007.07.01

• 娘帰国

  中三の長女が修学旅行から帰って来ました。４泊５日、台湾から日本への旅でした。兄弟たちそれぞれに小さなプレゼント。自分にもいろいろ買って来たようです。こっちで買うと高くつく日本の本や雑誌も何冊か買ってきましたよ。あと、私がリクエストしておいた「生八つ橋」も買ってきてくれました。大好物ですとても楽しかったようで、夕べは、いろいろとおみやげ話もしてくれました。まだ興奮しているのか、夜はそんな早くバタンキューになるでもなく、のんびり過ごし、今朝は、・・・というかもう午後２時半になるけど、まだ起きて来ません。午前中何度か起こしたけどダメで、こうなったら何時まで寝ていられるのか試してみようということになりました。もう１５時間半寝続けている。よく寝られるな～。

  2007.06.16

• うちの幼稚園

  うちのマイマイが通う幼稚園、台湾では標準的な幼稚園なのだけれど、日本の幼稚園と比べると、サービスがいいというか、なんというか。とにかく働く親のニーズによく応えてくれていると思う。そのサービス内容が、子どもや親にとって良いかどうかは、また別の問題になってくるんだけど、すこし紹介しますね。朝登校するとき、車で送って行くとします。すると、門のところで待っている守衛さんや、幼稚園の先生が、車の後部座席のドアを開けてくれて、子どもを降ろしてくれます。雨に日なんて、大助かり。門を入るとすぐに、雨の日だけ出してこられるじゃばら式のアーケード。子どもはそこを通って教室へ。子どもが登園すると、まずは体操をして、次に朝ご飯を出してくれます。うちみたいに朝ご飯を食べて行く子は、二回朝ご飯を食べることになるのが問題だけど。たぶん大抵の子どもは朝ご飯を食べてこないのでしょう。もちろん、お昼ごはん、午後のおやつもあります。行事は、決まって土曜日。働いているお母さんはもちろん、お父さんも参加出来ますね。たとえば、旅行で一週間休むことがわかっている場合、その分の授業料は還ってきます。これは、すごくありがたいです。お迎えの時間の幅。午後４時から６時半までの間で、都合のいい時間に迎えに行けば良いのです。セキュリティーもしっかりしています。守衛さんがいつも出入り口を見ていてくれます。毎日英語の授業や国語、算数の授業があるので、早くから塾に行かせる必要はありません。それ以外にも、水泳教室、バレイ教室、美術教室など、いろいろなオプションがあり、親はいちいち送り迎えの必要はありません。幼稚園の方で、すべて面倒をみてくれます。マイマイは最近水泳教室に入りました。実は幼稚園のとなりにスイミングスクールがあり、幼稚園とオーナーが同じ。だから幼稚園生は格安で利用できるのです。朝、水泳の道具を持たせれば、着替えはもちろん、終わったら、髪にドライヤーもかけてくれるし、その後髪もきれいに結んでくれる。親は、いつもの時間に幼稚園に迎えにいくだけ。楽すぎ～～！もちろん、先生も熱心でいい先生ですよ。衛生面もとても気を付けてくれているし。この背景には、少子化の影響、早期教育熱、幼稚園経営の競争激化、などがあるわけだけど、こんなのに慣れてしまうと、日本の幼稚園に適応出来なくなってしまうわ～！もちろん、親のはなし。

  2007.06.13

• 娘の修学旅行

  中学二年生の娘が、昨日から修学旅行です。台湾から日本へ！本来は今日から金曜日までの４泊５日のはずでした。ところが飛行機の時間が早くて、今朝台中を出るとすると、３時半には出発ってことになってしまうので、前日に、飛行場の近くで一泊することになりました。お友達と一泊余分に泊まれるのだもの。子どもは大喜び！おかげで、積み立金１ヶ月延長になったけど・・・。日本人学校の子どもたちが日本に修学旅行なんて・・・、そう思われる方もいるようですが、聞いたところによると、日本人学校の生徒の中には、一度も日本に行ったことのない子もいるとか。確かに日本人学校に通い、日本語は話すけど、生活の基盤が台湾なので、日本の事はよく知らない、そんな子は案外いる。うちの５歳のマイマイなんて、後々はそんな部類に入ることになるかも・・・。そんなこんなで、修学旅行は、２年に一回日本へ。中二、中三、先生合わせても総勢２０人での旅行になります。今ごろ奈良の明日香で、サイクリングしてるかな？明日は京都をみんな一緒に観光、あさって午前中は、やはり京都市内を班行動。午後は大阪のUSJで、遊ぶようです。そして最終日は移動日になります。また、楽しみなのは、日本に住む家族や親戚、関西方面に帰国した同級生や先輩たち、それに先生方に会うこと。宿泊するホテルに、みなさん尋ねて来て下さって、再会を楽しむ、そんな時間ももうけられているようです。それにしても台湾から行く修学旅行の生徒たち。日本の皆さんにはどんな風にうつるかな？近頃の中学生にしては、やたら素直で、あいさつが元気。そんなに寒くもないのに、上着を着てたりして。あるいは、そんなに値段高くもないのに、「これって、台湾だと○○元？げ～っ、たか～い！」なんて騒いでいる中学生がいたら、それは、彼らです。長女のいない我が家は、やっぱりちょっと寂しいです。いつもの鼻歌が聞こえません。はやく帰って来ないかな～。

  2007.06.12

• 夢を見た

  変な夢を見ました。私はこの若さ？で、今まさに死ぬところ。かたわらには主人。私はいたって冷静で、死を間際にしてもじたばたするでもなく、その時を迎えようとしている。そばにいる主人には、「あなたのおかげで、幸せだった。」とお礼を言い、それだけでなく、「子どもはまだ小さいのだから、再婚してね。」とまで告げる。そうしたら、主人・・・。「３ヶ月もたったら、もう再婚してもいい？」私。「だめっ！それだと、『待ってました！！』みたいでしょ！？せめて一年は待ちなさい！」そこで目が覚めた。起きてから主人を責める。すると主人、「夢の中のことまで責任とれません。」そりゃそうですよね・・・。

  2007.06.09

• ノック

  最近気になること。うちの主人、娘（１３歳）の部屋に入るときには、必ずノックする。だけど、わたしが一人、部屋で仕事をしているときは、ノックして入った試しがない。差別だと思う・・・。

  2007.05.24

• パパの誕生日

  今日は、うちのパパの誕生日でした。４１歳です。誕生日を迎えての抱負は？「人生の折り返しに入ったので、これからは、自分らしく生きたい。」とのことでした。若いときの「自分らしく」は、いいわけや逃げ道として使われてしまいそうだけど、この歳になっての「自分らしく」はいい。「個」がある程度確立して、自分が何ものなのかが少しは見えてきて、残りの人生、何に力を注げば良いのか、しっかりと考える時期。「自分らしく」生きてください。今回も子どもたちは、自分たちがお手伝いをして貯めたお金で、思い思いのプレゼントを準備しました。手作りのカードも添えていました。心温まる楽しいお誕生会のひととき、感謝主！！

  2007.05.12

• 母の誕生日

  きのう４月２３日は、生きていれば、母の６６回目の誕生日でした。昨年、６５歳の誕生日を目の前にして天国に召された母。今は、神さまのみもとで、楽しく賛美しているのでしょう。そこで今日は、母の愛唱歌をご紹介したいと思います。「一羽のすずめ」こころくじけて　思い悩みなどて寂しく　空を見れば主イエスこそ我が真の神一羽のすずめに　目を注ぎたもう。主は我さえも　支えたもうなり声高らかに我はうたわん一羽のすずめさえ　主は守りたもう心静かに　み声きけば恐れは去りて　ゆだぬるをえんただ知らまほし　行く手の道一羽のすずめに　目を注ぎたもう主は我さえも　支えたもうなり声高らかに　我は歌わん一羽のすずめさえ　主は守りたもうレーナマリヤさんがコンサートの度に歌っているので、知っている人も多いと思いますが、この歌、意外と古い歌で、私が子どもの時から、母は、よく台所を仕事をしながら、口ずさんでいました。母はどんな気持ちでいつもこの歌を口ずさんでいたのだろうと、最近思います。私は子どもの頃、母がこの歌を歌うのを聞いて、「心くじけて、思い悩み」という歌詞が重すぎる感じがして、なんだか心配になってきて、母の顔をのぞきこんだりしたこともあります。母は、心くじけることがあったのだろうか。何を思い悩んでいたのだろう。だけどそんな時には、この歌を歌い、一羽のすずめさえ目をとめて下さる神さまを思い起こし、賛美していたのだな。そう思ったら、何だか切なくなってきた。

  2007.04.24

• 母の召天日

  今日は、母の召天日。仏教用語では、「命日」と言うのですよね。クリスチャンは、故人が、天国に召されて、今は、イエスさまと共に幸せな時を過ごしていると、信じているので「召天日」と言います。とは言っても、この一年、母がもうこの世にはいないんだと、自分に言い聞かせながらの一年でした。長く離れて暮らしているので、受け入れるのに時間がかかっているのでしょう。こちらから家族、知人友人、教会にニュースレターを送ると、その晩、必ず電話をかけてきて、家族の様子などをたずねてくれた母。だから、ニュースレターを出した後、いつも何とも言えない寂しさがおそってきます。そう、私はいつも一番に母に読んでほしくて、あのニュースレターを発信していたのかも知れません。マイマイの絵本に「こんとあき」というのがあります。表紙の絵の中、こんとあきの後ろに描かれている年配の夫婦、父と亡き母にそっくりで、マイマイに読み聞かせをせがまれて、その表紙を見る度に涙が出て来てしまいます。私と同年代でご両親が元気な様子を見聞きすると、うらやましくなり、どうして、うちには母がいないのだろうと、ちょっぴり寂しい気持ちになります。実家を訪ねるときには、道すがら、あそこで、もう母には会えないのだと、自分に言い聞かせないとだめです。でも、こうして一年守られて、気丈にやってこられたのは、母が、私をしっかり自立させてくれていたからだと思うのです。少なくとも、母の生前も、わたしは母に依存していなかった。母親としての務めをちゃんと果たして、母は天国に行ったのだなと、今更ながら思う。子どもはいいのです。自立してさえいれば、何とか乗り越えられる。乗り越えがたい寂しさがいつまでも残るのは、やはり父でしょう。夫婦は、良い意味で依存しあってこそ、夫婦ですから。妹が結婚し、この３月から一人暮らしをはじめた父。しばらく、また、母の死と向かい合うことになるのでしょう。父の上に、神さまの慰めがありますように。

  2007.03.30

• 長女ひとり旅

  長女が、今日一人で日本に行きました。私は、往復４時間かけて、飛行場までのお供をしました。小学校２年生から、海外生活をしていたので、一人で、電車やバスにも乗ったこともない箱入り娘。とっても頼りないのですが、教会のキャンプに参加するために、一人で頑張って行ってみるとのこと。家庭礼拝はしているものの、普段の礼拝は中国語で、同年代のクリスチャンのお友達がいない。だから、子どもの信仰の成長のためには、キャンプ参加はとても重要な意味を持つのです。今回のキャンプ参加が、彼女にとって、良い信仰のステップアップの時になりますように。長女は、金曜には帰って来ます。ちなみに向こうでお世話になっているのは、東広島の教会のは○し先生です！お引っ越しで大変な中、本当にありがとうございます！

  2007.03.26

• 息子の誕生日

  今日３月７日は、息子の誕生日。なんと、もう１１歳になりました。それぞれの子どもたちが一年で一番楽しみにしているのが、この誕生日なので、お誕生日の演出には手抜きできません。今日はいろいろと予定が立て込んでいたので、ケーキは、買うことにしました。台湾のケーキもだんだん進化しつつあって、うちの近くのお店で買ったのだけれど、イチゴのケーキ、中にフルーツやプリンがはさまってて結構おいしかったです。そしてメインディッシュは、なんと、ステーキ！！台湾に来てから、初めてだわ～。でも、値段の方は、思ったよりも安かった。いつもの量販店で、ステーキ用の牛肉を買ったのですが、１００グラム４２元。えっ？日本円にしたら、１５０円ほど？安いじゃん！お味は、日本産のものにはかなわないだろうけど、でも、我が家はこれで十分。よかった♪ プレゼントは、かねてからリクエストのあったハリーポッターのパズル１０００ピース。息子ぐらいの年になると、一般的にゲームソフトなんかをねだるようだけど、その辺は、５歳から、海外生活をしているので、ぜんぜん時代について行っていないのです。いいことですよね。兄弟たちも、お小遣いの中から、それぞれに小さなプレゼントを買って用意してました。お互いをよく知っているので、なかなか、気の利いたプレゼントでしたよ。日本人は、西欧の国に比べると、そんなに誕生日への思い入れは強くないのかも知れない。でも、「あなたがここにいてくれること、それ自体がうれしいよ。」そんなメッセージを伝えるには、とてもいい機会。家族の誕生日だけは、やっぱり、大事にしくてはと思うのです。

  2007.03.07

• 子どもの古着

  うちは子どもが４人いるので、当然のことながら、古着も多い。まだきれいで、思い入れが強い服は、お友達や親戚の甥っ子姪っ子にもらってもらう。そんなに思い入れはないが、きれいな服は、バザーに出すためにストックしてある。困るのは着古して、とっても人には使ってもらえないような古着。そんな古着は、子どものお気に入りで、いつも着ていた物だから、捨てるときは、大げさでなく、断腸の思い。でも、「地上では旅人寄留者」の宣教師家庭。シンプルライフを自負する私としては、いつまでもタンスの肥やしにしておくわけにもいかない。しかも節約、倹約家の私。ただで捨てるのももったいない。リフォームするには技術がない。行き着く先は、チョキチョキ小さく切って、台所などで、油や汚れを拭くために使うという利用法。でも・・・。切れない！その服を目の前にすると、その頃の子どもの姿が思い浮かんで、手が止まってしまう・・・。うっ・・・、だめだぁ～！そこで考えた。長女のアルバイト！！スーパーの袋一ついくらと決めて、切ってもらう。そうしたら長女、切るわ切るわ、容赦なく、惜しげもなく、チョキチョキと次から次へと切ってくれる。みるみるはぎれの山！はぁ、これで処分できる。と思いきや・・・、さっ、油を拭こうとはぎれ取り出すと、あ～ん、マイマイの使ってたパジャマ！！ちょっと、躊躇するときもあるのです。みなさん、どうしてるんでしょね。子どもの古着。

  2007.02.05

• 娘の誕生日

  うちの子どもは、なぜか兄弟同士、二文字の繰り返しで呼び合っている。みんみんケンケンコーコーマイマイそして今日はコーコーの九歳の誕生日！四人兄弟の三番目って、結構「穴」で、なかなか目が行き届かなかったりするかも。一番目は、やっぱりはじめての子だからね。二番目は、黒一点男の子だし。四番目はまだ小さいしね～。というわけで、気を付けてはいるけど、この三番目、いつも元気で朗らか、しかもいい子で、しっかり者、要するに手がかからないのです。もちろん四人とも同じように関心を向けて、かわいがってるつもりなんだけど、気を付けないと、やっぱり穴になってるかな～？だから、こういう特別な日には、うんと特別扱いして、楽しい一日を演出してあげるのです！今日の食事はコーコーのリクエストを準備。ケーキも手作りをリクエストされたので、時間をかけて手作り。プレゼントも主人と一緒にコーコーの喜びそうな物を考える。バースデーカードは、家族みんなで寄せ書き。思い出に残るお誕生日を演出できたかな？コーコーの九歳が、さらに輝いた一年になりますように。 

  2007.02.02

• 子どもの進路

  また中一の娘の同級生が転校することになった。一ヶ月前にも１人転校。どちらも台湾の現地校にかわった。中学まで日本人学校で、高校から現地校じゃ大変だからというのが理由。この手の転校の話が出るたびに、子どもは、もちろん親にも動揺が走る。現地に高校のない日本人学校。進路選択は様々。高校進学を境に現地校に進学する人。インターナショナルスクールに進学する人。日本に帰って、日本の高校に入る人。この場合、母と子だけ帰国するパターンが多い。また、現地校やインターナショナルスクールに進学する場合、高校からじゃ間に合わないということで、中学の途中から変わる人も少なくない。日本人としてのアイデンティティーを大切にしつつ、できれば家族が一緒にいられる方法・・・。それぞれの家族が、悩みながら進路を選択する。うちの子は、どうするか？本人の意思を尊重しながらも、親としても想いを伝える。思いがけぬ同級生の転校続きで、そんな話し合いの場面が最近少なくない。

  2006.10.17

• 

  ＰＴＡ役員

  困った・・・。子どものクラスメイトが転校。その子のお母さんが、ただ今ＰＴＡのクラス役員。白羽の矢が、こちらに。もう、一年も半分終わっているので、どうせ通らなければいけない道ならば、半分ですむというのは、ラッキーと言えばラッキーなのですが。忙しくなりそう。海外の日本人学校のお母さんたちは、学校の他に関わるコミュニティーがない人が多いので、関心が子どもの学校のことに集中し過ぎるところがあって、ＰＴＡ活動もかなり熱が入っているのです。時間と労力だけでなく、お付き合いにお金もかかりそう。何とかなるよね。楽しいこともきっといっぱいあるよね。加油！！

  2006.07.19

• 

  今日は参観日

  今週は、授業参観週間。この一週間、都合のいいときに行って、授業を参観できるということでした。今日は、他の用事もあったので、早速、学校のおじゃましました。お天気は、今一だったのですが、椰子の木の並ぶ中庭は、いつ見ても南国らしい風景。小学部の教室は、すべてオープンスペース。７年前の大地震の時に、前の校舎は、全壊。日本からの寄付によって建てられた新校舎は、とてもモダンな造りなのです。中一の長女は、英語の授業。ハリーポッターの映画を鑑賞中でした。５年生の長男は国語の授業。まだまだ、母親が参観するのが嬉しいらしく、にっこりと何度もふり返ってくれる。３年生の次女は、プールの時間。途中雷が鳴り出したので、ちょっと水につかっただけで、すぐに出なくてはいけなくなってしまいました。その後は、ドッヂボール。帰りは、スクールバスに試乗して、帰って来ました。授業参観週間、あと、一回行けるかな？ 

  2006.06.19

• 夕べの夢

  明け方、夢を見た。何と５人目の赤ちゃんが生まれた夢。男の子で、すごく、かわいかった～。私は、当惑していると思いきや、とても嬉しくて、みんなに、早速報告にまわってた。自分にそんな余裕があるなんてとても思えないけど・・・。朝、主人に話したら、大きく首を振って、体力がもたないと・・・。そりゃそうよね。４人の子を育てるという重責を私より、うんと感じているみたいだしね。はははっ。夢よ夢。

  2006.06.08

• 通園二ヶ月

  子どもは語学の習得が早いというが、マイマイは、すでに、中国語で独り言。この間も、私に「グァンリンしよ！！」という。何の事かと思ったら、お店屋さんごっご。そういえば、お店に入ると店員さんが、「歓迎光臨（ファイングァンリン）！」って言ってるわ。「光臨」は、「お客様」のことというわけで、私も中国語でレストランに来たお客さんの役をやらされ、時々マイマイに直されたりしている。私の中国語は、教科書の中国語なので、自然な言い回しではないらしい。よし、こうなったらマイマイを相手に中国語会話の練習じゃ！と張り切り出すと、「ママ、もう止めて。日本語でしゃべって！」と言われる・・・。はいはい。分かりましたよ。これからも娘の気まぐれに付き合いながら、中国語で遊ぼっ！！

  2006.05.26

• 明日は運動会

  明日は運動会！灼熱の太陽の下、連日の練習で、子どもたちは、真っ黒に日焼けしています。家での食卓も、最近は運動会に向けてのあれこれで、とてもにぎやか。私も子どもたちにつられて、♪ゴー！ゴー！ゴー！白白白！！♪♪ゴー！ゴー！ゴー！赤赤赤！！♪と、家事をしながらつい鼻歌。明日は、いいお天気になりそう！十分な水分、暑さ対策、日焼け止め、そして６人分のお弁当など、今日は準備に大忙し。明日当日も、今年は親子競技などが加わって、親の出番が、やたら多い。主人と手分けして、５、６つの競技に出場予定。はぁ～。勘弁してよ・・・。今日は早く寝よっ。

  2006.05.19

• その名はＡｍｙ

  マイマイの通う幼稚園では、毎日１時間の英語の時間がある。台湾の幼稚園は、早期教育が盛んなので、これは別に特別なことではない。それはいいのだけれど、幼稚園の子どもみんなに、英語の名前を付けさせるのには驚いた。しかも、これも特別な事ではなく、どこの幼稚園も結構そうみたい。だから、台湾の若者たちも大抵は、イングリッシュネームを持っているからおもしろい。さて、マイマイも英語の名前を付けるよう求められた。マイマイは、アメリカ生まれで、アメリカ国籍も持っているのだけれど、残念ながら、ミドルネームは、つけなかった。実は、後でちょっと後悔。それで、マイマイの名前だが、決まりました！その名は、Ａｍｙ理由は簡単。いろいろ候補をあげた中で、本人がまともに発音できる名前は、これしかなかったのだ。でも、かわいいでしょ！マイマイのイメージにぴったり！

  2006.05.12

• 春休みを乗り切る

  日本人学校では、海外赴任の先生や生徒の移動時期にあたるせいか、春休みがやたら長く３週間以上ある。日本のように、子どもだけで自由に外に出たり、友だちと遊んだり出来ないために、子どもの多い我が家は、何か対策を講じなければ大変なことになる。そこで！我が家のアイデアを紹介。１，日課表前にも紹介したけれど、これがなかなかいい。兄弟同士、テレビの時間を合わせたり、一緒に外でキャッチボール、バトミントンなどする時間を合わせたり、（これには母も付き合う。ダイエット効果あり）勉強の時間は、お互いちゃんと守ってるかチェックし合ったり。ひまをもてあまして、ケンカばかりというのは、避けたいですからね～。２，アルバイトもちろんまだ小学生。外でアルバイトするわけはない。家事をして、親からお小遣いをもらうというもの。これは、育児書の古典、ドブソン博士の『思い切ってしつけましょう』からアイデアをいただいたもの。食器洗い、掃除機、床ふき、洗濯物たたみ等々。うちは人数も多いので、ひとつひとつが結構やり応えがある。それでもそれらを奪い合うようにしてやってくれるのだから、とても助かる。おかげで母はいつもより楽だったりして。小学生以上のお子さんをお持ちの皆さん。一度お試しあれ　

  2006.03.24

• 登園前

  病み上がり、久しぶりの幼稚園。マイマイが朝、登園前にこんなことを。「ママ、お昼寝が心配。寝れんかもしれん。」「いいよ。寝なくてもいいよ。お目々つむって、ごろんってしてればいいよ。」「おめめ、つむれんかもしれん。」「いいよ。おめめあいたままでもいいんだよ。」「『ママ！』って呼びたくなっちゃうの。」「いいよ。他のお友達を起こすと悪いから、大きい声で『ママ！』はだめだけど、小さい声で『ママぁ～』はいいんだよ。」「わかった。小さい声で『ママぁ～』ってよぶね。」「いってきま～す！！」

  2006.03.23

• 誕生日だったのに

  昨日３／２０は、マイマイの４歳の誕生日だったのに、なんと、４０度近い熱を出してしまいました。そればっかりじゃないんです。こんなこと、恥ずかしくて言えないのですが、実は、その前日マイマイの豊かな髪の中に何とダニらしきものを発見！お医者さんに行ったら、お医者さんもすっごく驚いていた。「おう！こんなの昔いたな～。」なんて、懐かしがってる場合じゃありません。今時、こんなのが頭に・・・。どうやら、幼稚園でもらってきたようだけど、ショック～！その時から、マイマイは３７度ちょっと熱があったのに、お昼と夜、二回の徹底的なシャンプーで、からだが冷えたのでしょう。その晩から熱がご～っと上がってしまった。そして迎えた誕生日・・・。ふぅ～。マイマイのリクエストで作った夕飯のドリアも、マイマイのために買ったイチゴババロアケーキも、食べられずじまい。かわいそうでした。今朝、熱はぐっと下がって、３７度台に。ケーキは、賞味期限を気にしつつも、今日のお昼にみんなでいただきました。４歳の誕生日。忘れられない日になりそうです。おっと、ちなみにダニの方は、その後、大丈夫みたいです。長かったマイマイの髪は、これを機会に、肩ぐらいまでに切ってしまいました。

  2006.03.21

• 末っ子

  今日は、日本の学校より一足早く、３学期終業式と離任式。上３人は、お昼過ぎには帰ってくる。そして、末っ子マイマイの幼稚園は４時まで。朝出掛けに、３番目のコーコが言う。「やった！今日は、ちょっとの間末っ子だ！」このチャンスに、たくさん抱っこして、手をつないで買い物に行って、帰りに何か買ってもらって・・・。そうだよね。４人兄弟の３番目。何かと我慢も多いことでしょ。今日は、彼女のために「末っ子タイム」を演出してあげねば。

  2006.03.17

• 再度挑戦！

  一番下のマイマイ、日本の幼稚園を体験したせいで、台湾の幼稚園にはもう行かないと固い決心をして帰ってきました。でも、でも、兄弟たちはみんな学校、ひとりで家にいてもつまらない。そんなマイマイに一つの提案を。近所にマイマイの知ってる日本人のお友達が二人通ってる幼稚園がある、そこに行くのはどうかな？答えは、「行ってみる」とのこと。きのうから一週間お試し保育を始めました。一応自分で決心しただけあって、きのうも今日も、緊張の面持ちではあったけれど、ママとの別れ際、泣いてはいない。きのうお迎えに行った帰り道、「Ｒくん、中国語だったよ・・・。」日本人の彼だけは、日本語でしゃべってることを期待していたらしい。でも、お昼寝の時「ママァー！」と泣きたくなったとき、彼がそばに来て、日本語で励ましてくれたとか。ありがとね、Ｒくん！今日は、どんな顔をして帰って来るかな？

  2006.03.14

• 卒業式

  長女が３月１１日に卒業式を迎えた。４人のメンバーが日本に帰国する以外は、そのまま、中学部に持ち上がり。子どもにとっては、そんなに感慨深いものではないようだけれど、親にとっては、一人目の子どもの卒業式は、とても感慨深いものがあった。特に長女は、国をまたいで、４つの小学校を経験している。線が細くて、神経質なところがある長女なので、そのあたりのストレスは、相当のものだったと思う。それでも行くところ行くところで、いい先生、友だちとの出会いがあり、様々な経験が娘をたくましくし、人間関係の小さな成功の積み重ねが、彼女の自信ともなっていったみたい。卒業式の式次第に１３人の卒業生の一言が、写真入りで書かれてあった。娘はこんなことを書いていた。「私ももう卒業です。この六年間いろんなことがあったけれど、その中でいつも私を支えてくれた両親に一番感謝しています。だからこれからは、両親に迷惑をかけずに過ごせる人になりたいと思っています。今までありがとうございました。」これを読んで、思わずぐっときてしまいました。迷惑だなんて思ったことないよ。それに、迷惑かけてもいいんだよ。あなたにずっと寄り添っていくことが、親である私たちの務めなのだから。卒業おめでとう！！

  2006.03.13

• クリスマスが来たよ！

  昨日の午後、語学学校から帰ったら、なんと、リビングにクリスマスツリーが！！本当は、土日にみんなで飾ろうと思っていたけど、何だか、機会を逃してしまって、そのままになっていた。どうやら、私が留守の間に、パパとマイマイで飾り付けをしたらしい。私が帰るなりマイマイ、「ママ！ほら！うちにもクリスマスが来たよ！！」うんうん、うちにもクリスマスが来たんだね。神の子が人となって、地上にお生まれくださった。今は、天におられるけど、イエスさまを信じる私たちの心にも住んで下さるんだよ。そして、うちの真ん中にもイエスさまは来てくださった！だからうちは、いつもイエスさまからたくさんプレゼントいただいてるの。愛や喜び、赦し、平安、慰め、励まし、癒し、幸せ・・・。みんなイエスさまのところにあるんだよ。うちにもクリスマスが来たね！

  2005.11.29

• ケンケン

  今日は、ケンケンのクラスの音楽朝会があり、学校に行ってきて、さっき帰ってきたところ。何週間も前から、家で大きな声で歌を練習するので、一番下の３歳の子までが覚えてしまった。笛は、先週末にきれいに洗って、磨いて、ぴかぴかにして、学校に持って行った。本番の今日は、緊張の面持ちだったけれど、バッチリ！！ケンケンは、４人兄弟の２番目、黒一点！男ひとりというだけでも、母にとってはかわいいのだけれど、彼のキャラが、これまた、超かわいい！何と言ってもあまえ上手、おねだり上手！例えば、子どもが小さい頃、何か悪さをして、私が叱る場面。女の子は、どちらかというと私の迫力に押されてか、引いてしまう。こちらの様子をうかがい、ほとぼりが冷めた頃に、「ママ～」と寄って来るのだが、彼の場合は違う。私が怒ってる最中に、私の胸に飛び込んできて、「ママ～！ごめんなさい！」そんな風にされると、こちらもさっきまでの怒りはどこへやら、ぎゅっと抱きしめ返して、「いいよ。いいよ。」ってな具合になってしまう。さすがに４年生になった今は、そんなことはしないが、彼のあまえ上手は健在で、今でも何かと得してると思う。そうそう、彼は、おねだり上手でもある。彼におねだりされると、不思議に私だけでなく、他の姉妹たちもゆずってしまうからすごい。もちろんそれで、物を買い与えたりということは、家のポリシーに反するのでないが。例えばこんな感じ。「ねぇ、その本貸して～！」とねだられた彼の姉。「いや！絶対いや！」とはじめは拒む。だけど、１５分、いや３０分に及ぶこともあるが、とにかく彼は、執拗にお願いし続け、涙ぐんだり、おもしろいことをやって笑わせたりしながら相手の心をほぐしていく。そんな中で、最終的には、姉の方が折れ、かれは、読みたかった本をゲットしてしてしまうのだ。・・・それはもう、天性のものを感じる。「あまえ上手」「おねだり上手」のケンケン。彼の場合、自分は、受け入れられ、愛されているという、基本的な信頼があるのだと思う。だから、あんなに体当たりしていけるのだろう。なんか、信仰に通じるものがあるかも。神さまは、私のことを愛している。決して見捨てない。私にいつも良いものをくださろうとしている。そんな信頼関係があれば、神さまに、何でも祈れる。信頼の中で、祈り続けることも出来る。ありのままの自分でぶつかっていける。

  2005.11.22

• よい子の頂点

  小６の長女が修学旅行に行っている。３泊４日で、台湾南部をあちこちと。いいな、いいな、私も行きたい！帰りは、明日の予定。それにしても、長女。この夏以降、随分雰囲気が変わったような・・・？どうやら、思春期に入ったということらしい。（症状その１）どうもシャキッとしない。だら～～～っと、してることが多い。（症状その２）夜、放っておくといつまででも起きている。（症状その３）こそこそとなんかやっている。交換日記？（症状その４）電話も制限しないといつまでも話している。しかもこれまたこそこそと。（症状その５）自分の部屋のドアを閉めるようになった。（症状その６）朝、遅く起きるくせに、髪いじりに時間をかける。（症状その７）友だちの影響を受けやすい。いいことも悪いことも。こんなとこかな～？兄弟とはしゃいだり、私のそばで、ごろにゃ～んといつまでもしゃべってる時は、以前の長女なんだけどね。何か注意すれば、素直に聞いてくれるし、親に反抗してるわけでもないけど、何ともつかみ所がないというか・・・。いわゆる「よい子の頂点」は過ぎてしまった感じ。しばらく、親の方も長女に対して、ちょっと気を遣う年月を過ごし、気がついたら、親とも対等に話せるようになってくるのかな？主人曰わく、「今まで、聖書をいっぱい語ってきた。親として精一杯価値観の基礎を築いてきたつもり。しばらくは、聖霊様にお任せして、子どもを信じて、見守る時期かもな。」

  2005.11.11

• 家族

  いつ頃からだろうか、マイマイが、テレビや絵本を見ながら、出てくる登場人物ひとりひとりに、家族をを当てはめるようになったのは。今朝もテレビを見ながら、「この子はかわいいから、マイマイ。あの男の子は、ケンケン。こっちがコーコ。大きなお姉ちゃんは、ミンミン。」とやっていた。何しろ、４人兄弟なので、当てはめるのに、不自由はしない。でも、ちょっと勘弁してほしいのは、「う○ち」をした後、それをながめながら、家族を当てはめること。「わ～っ！今日は、パパとマイマイだ～～！」「ちっちゃいのふたつ！コーコとマイマイ！」彼女にとっては、まだまだ、家族がすべてなのでしょう。家族５人の目がいつも注がれ、その愛を一身に受けている末っ子マイマイでした。

  2005.11.08

• 鼓動

  ３歳半のマイマイの胸に耳を当てて、鼓動を聞いてみた。「ドクッ、ドクッ、ドクッ・・・。　聞こえる！聞こえる！」う～、速い。まだ小さいからな～。「マイマイの心臓の音聞こえるよ！」「マイマイも聞く～！！」ママの胸に耳を当てて、目をくるくるさせて、一生懸命ママの鼓動を聞こうとしている。「聞こえた！　ホントに、ドクッ、ドクッ、ドクッってしてる！　ドクッ、ドクッ、ドクッ・・・・パンッ！！」う、うっそ～！ママの心臓は、途中で爆発してしまったらしい。

  2005.11.03

• うっかり。

  ついうっかり、という失敗は誰にでもあるが、私のは、ちょっと度が過ぎていて、時々、大きな失敗をしたり、人を巻き込んで、迷惑をかけたりする。今朝も短い間に、４つ、５つのうっかりがあり、うちひとつは、人に迷惑をかけてしまい、お叱りの電話を受けてしまった。そんな時は、ひたすらあやまる。問題は、見るからにそういうタイプならいいのだが、私の場合は、一見しっかり者に見えるらしいということ。本人はそんなつもりがなくても、相手は、信頼してたのに裏切られた・・・みたいな印象を与えてしまう。まっ、そのうちに私のうっかりも市民権を得て？あきらめられていってくれればいいのだけれど。それは、こっちの勝手な期待。うんと無理して、積極思考に転じると、人のうっかりに寛容になれるといういい点はある。しっかり者の主人には、この寛容さを発揮できないのが残念だが、子どもたちのうっかり、失敗には寛容なつもり。子どもが忘れ物して、先生にひどく叱られたとする。家に帰ってきてそんな報告をしようものなら、俄然子どもの味方！「忘れ物は、罪じゃない！」みたいにね。何も私のうっかりのせいばかりでもないが、うちには、失敗関しては叱られないというルールがある。本人は、十分に不注意を反省し、自分を責めているのは了解済みだから。悪意のある反抗やうそは、パパの厳しいお叱りを受ける。でも、失敗は「没関係（メイグアンシー）」なのだ。＊「没関係」＝「大丈夫」、「気にしない」の意味

  2005.10.13

• 教育って？

  子どもの同級生家族が、来年の春に帰国すると聞いた。理由は、教育のため。まだ、小学生。お父さんは、現地採用なので、ずっと、こっちに住むことになっている。帰るのは、お母さんと子どもたち。何でかな～と思う。台湾には、三大都市にそれぞれ日本人学校がある。だから中学三年生までは、日本語の教育を受けることが出来る。しかも。日本の公立の学校に比べても、学力的には、決してひけをとらないし、少人数で、やる気のある先生が多く、学校の雰囲気もとてもいい。それなのになぜ？東京圏の「受験」の波に乗るためには、小学校の４年、遅くても５年生までには、帰らなくては、ということらしい。毎年、同じ理由で、数組の家族が日本に帰る。多くは、お父さんを台湾に残して。お父さんは、これから仕送りするだけの役割を果たすことになるのかな。外国で、これから先しばらくは、ひとり単身赴任。かわいそうみたい。「教育のため」というけど、それは、学校における教育の意味で、「人格的な教育」については、どうなるのかなと思う。これから思春期にむかっていく子どもたち、お父さんなしの教育って、大変じゃないのかな？うちなら考えられない。家族で海外に住むと、家族の結束が強くなると思う。日本では、子どもの年齢とともにバラバラになってしまう家族も、海外では、一緒にいられる時間、機会が多く、海外ならではの様々な困難を一緒に乗り越えて行くので、家族のきずなが強くなるというのが実感。親が、子どもの人格教育、信仰教育に大きな影響を与えることができるチャンスでもあるのに。もったいないと思うよ。家族がバラバラになってしまうなんて。いい学校に入るための代償としては、大きすぎるよ。子どもの「将来」の幸せを願ってのことだとは思うけど、子どもの「今」が、「将来」をつくるんじゃないかな。そして、子どもの「今」を大切にするなら、家族は、一緒にいないと。

  2005.10.07

• 登園一週間目

  今日もマイマイは、元気に登園！「マイマイもがんばるから、ママもひとりだけどがんばってね！」と母を励ましながら。マイマイの髪は、結構長い。３歳過ぎまで、一度もはさみを入れてなかったが、５月頃、あんまりのびたので、手入れが大変になってきて切ってしまった。でも、まだまだ長い。毎朝、彼女の髪をといて、結んだり、編んであげるのが私の朝のお仕事。今日もマイマイのリクエストにお答えして、ポニーテールにして送り出した。台湾の幼稚園では、先生が、お昼寝の後、乱れた女の子たちの髪を結びなおしたり、編んでくれたりするというのは、聞いていた。マイマイは、午前中だけでお昼寝はないんだけど、毎日、帰ってくると、髪型が違っている。きのう、おとといは、頭の上の方の両側に、かわいくお団子ができていた。チャイナ服を着せれば、そのまま中国人の女の子って感じ。本人も大満足の様子で、喜んでいる。きのうも、髪がくずれるから、お昼寝しないと言い張っていた。したけどね。私も、娘をかわいがってくれてる先生に感謝で、帰って来たマイマイの髪を見るのは楽しみ！でも、でも、何か変？ちょっとさみしいみたいな・・・。娘の髪をいじれるのは、母の特権と思ってた？毎朝、実は、娘に「今日はどうする？」なんて聞きながら、髪を編んであげるのが、楽しみだった？自分でも今まで気づかなかったけど。でも、いいんだっ。先生にも、母の楽しみを分けてあげましょ！！

  2005.09.16

• 台湾の幼稚園

  マイマイ登園３日目。台湾の幼稚園は二種類あって、ひとつは、文字通り「幼稚園」もう一つは「托児所」。日本で言う保育園のことかな？マイマイは、後者の「託児所」なんだけど、大きなバプテスト教会の中にあるチャーチスクール。台湾の「託児所」は、どうやら朝ご飯が出るらしい。日本の保育園と同様、働いているお母さんのために、子どもを預かるのが目的だからだろうか。そういえば、アメリカの公立のプリスクールも朝ご飯が出ていた。シリアルとかジュースとか。きっと、台湾もアメリカも朝ご飯を食べてこない子どもがいっぱいいるからだろう。台湾は、８０パーセント以上の人が、朝ご飯を外食ですませるか、お店で買って会社や学校で食べる国なので、なっとくできる。共働きも日本以上に多いしね。だったら、園で食べさせてくれると確かに助かる。メニューは、「おかゆ」らしい。台湾の伝統的な朝ご飯。マイマイは、朝ご飯を家で食べていくので、おなかいっぱいで、園では食べられない。おやつみたいなのだけ、食べているらしい。最近は日本でも、朝ご飯を食べないで学校や幼稚園に来る子が多いらしい。家で食べてくるのが、もちろん理想だけど、現実に合わせて対応していくのもひとつの方法かもしれない。

  2005.09.14

• 幼稚園二日目

  マイマイ今日も元気に登園！行くときに、「ママ、がんばってね！」といいながら。「うん。ママがんばる！」とこたえながら。きのうは、マイマイの初めての幼稚園で、緊張して、朝から例のごとくお腹が痛かったが、今日は大丈夫。朝、３時間半もひとりの時間があると、何だか、かえってあせってしまって、なかなか、うまく時間が使えない。なんか、後ろめたい気さえしてくる。考えてみれば、長女が生まれて１２年半。こんな贅沢な時間は、はじめてかも。とりあえずこの二日は、全速力で家事を切り上げて、ゆったりと聖書を読んで、祈る時間をもって、そのあと、中国語のお勉強をこれまた、ゆったりとしている。もっと慣れたら、ピアノにもさわってみようかな？教会の集会にもいろいろ顔を出そうかな？

  2005.09.13

• 今日から幼稚園！

  マイマイ３歳半！今日、初めて幼稚園に行きました！こっちは一応９月始まりだけど、別に入学式とかあるわけじゃないし、いつから始めてもいい感じなので、上の子たちの新学期のスタートが落ち着いてからと思い、この時期にしました。マイマイは、一緒にいてもじゃまになるような子じゃないし、最後の子で、かわいくて、手元においておきたい気持ちもあるし、午前中遊べる決まったお友達もいるから、急ぐことはなかったのです。でも、お祈りして欲しいことを聞くと、ここのところいつも「早く幼稚園に行けるように。」と言うもんだから、思い切って、半日だけ幼稚園に入れることにしました。「あと、いくつ寝たら幼稚園？」という日が何週間か続いて、やっとの事で、今日の初登園を迎えました。パパが車で送ってくれたのですが、さすがに、ずっと待っていただけあって、パパとバイバイするときも、全然泣かなかったらしいです。半日、約３時間ぐらい。緊張して全然しゃべらなかったらしいけど、本人は、楽しく過ごせたらしく、喜んで帰って来ました。今日マイマイが覚えた中国語。「好痛！（ハオトン）」痛いという意味。誰かが、「痛いよー」って泣いてたのかな～？「汽車（チーチャー）」これは自動車のこと。車の絵を赤く塗った紙を持って帰って来ました。なかなかの出だし。明日も行くのだと張り切っていました。中国語上手になったら、ママにも教えてね！

  2005.09.12

• 娘のひとり旅

  今日から小６の娘が、一人で飛行機に乗って日本へ。最近は、子どものひとり旅が多いらしく、それをサポートするサービスが充実している。アメリカなどでは、離婚した親のところを往復する子どもたちが多く、このようなサービスは欠かせないらしい。台湾の子どもも、アメリカやカナダを往復するために子どもだけで移動することが多いとか。日本からの駐在員の子どもたちも、子どもだけで夏休みおばあちゃんのところへ、なんて例が、かなりあるらしいし。小２の娘のお友達は、５歳の時から、飛行機で海外往復をしていたらしい。すごいな～。娘にとっては、初めてのひとり旅。日本の教会のお友達に会って、一緒に教会のサマーキャンプに是非参加したいという願いが、ひとり旅の心細い思いに勝っていたようだ。きのう、今日も、不安そうな様子はなく、楽しみに準備を整えていた。たくましいな～。いつの間にこんなにたくましくなったのか・・・。思い返してみると、彼女は、初めての子どもで、子育てだって、手探り状態。生まれたての赤ちゃんが、あんなに頻繁におっぱいを欲しがるなんて知らなかったし、夜中に熟睡できない日々が、一年以上続くなんて、想像もしていなかった。自分の時間がなくなってしまうことも、計画が全然立たなくなってしまうことも、腕時計やスケージュール手帳がいらなくなってしまうことも、想像もしてなくて、正直つらかった。でも、彼女の出来ることがひとつひとつ増えていき、表情が豊かになり、言葉数が増えるのが、うれしくて、新鮮な驚きだった。何より新米ママを心から信頼し、ゆだねきって、愛を表現してくれるその姿に、感動と幸せを感じた。弟や妹が生まれても、やっぱり、長女に関しては、初めてのことばかり。そのたびに戸惑い、神さまに知恵をいただく日々。思春期に差し掛かっている長女は、少しずつ、自分だけの世界を広げている。今回のひとり旅もその一歩。台湾の日本人学校は、中学校までだから、高校以降は、どうするか・・・。これまた大きな問題で、親子して祈らされることだろう。下の子どもたちは、お姉ちゃんが踏み固めた道をたどって行くことになるだろうから、そんな意味でも、いつも彼女はパイオニア。たくましくなるよね。長女がいない我が家は、どんなかな？３歳のマイマイは、「ミンミン、行っちゃうとダメ・・・。」と半べそだった。ママもさびしいよ～！元気で帰って来てね。みんな待ってるからね。毎日お祈りしているよ。

  2005.07.29

• 日課表

  子どもの夏休み。本来日本の小学校が夏休みに入る時期に、宿泊学習というものがあったので、先週の金曜日にやっと終業式で、実質きのうから本格的な夏休み。土曜日の夕飯後、主人が、子どもたちに日課表を配る。長い夏休み、何となくだらだらして終わってしまうのではなくて、規則正しく生活しよう！と言うことらしい。確かに子ども４人。治安の悪い海外でのこと、子どもだけで外に出すわけにも行かないし、お友達は、ほとんど日本に帰省中。おのずと家にいる時間が長くなる。暑い中、だらだら過ごすと余計暑くなるし、ケンカも多くなるだろ。そうなると親だってストレス感じそう！日課表はいいアイデアかも！（主人にしては？）子どもたちも「えー！！」と来るかと思ったら、結構楽しそうに日課表を書き始めた。お部屋を掃除する時間やテレビを見る時間は、兄弟で相談して合わせて、きれいに色を塗ったりして、何とかそれぞれの日課表が出来上がった。マイマイも何やら線を引いたり、文字らしきものを書いたり、色を塗ったり。できあがりに本人も満足気。実は、私も子どもたちを一緒になってカキカキ。書き終わって子どものものと見比べると、あっ！わたしのだけ自由時間がない！！そうだよね。母は、改まって自由時間なんてない生活なのだ・・・。えーっい！作ってしまえ！ははは、自由時間が出来ました。うれしい＾＾）さて、なが～い我が家の夏休み。どんなになるか。楽しみなような、こわいような。

  2005.07.27

• 手足口病

  ３歳の娘が手足口病になってしまった。昨年？いやおととし、上の３人が経験していたので、あっこれは！とすぐに分かった。比較的軽いようで、発疹も手足、口にポツポツって感じで、大したことはない。食欲もある。熱はないしね。家庭の医学を見ると、５～７日で自然に治るとあるので、医者に連れて行かなくてもいいかな～と思ったんだけど、やっぱりそういうわけにはいかない。まずは、まわりのプレッシャー。一人目を育てているときは、結構これで参ってしまった。「えっ？連れて行ってないの？」「かわいそうに～。」「早く連れて行きなさい。」単なるあせもとか、風邪でも結構言われる。私自身は、その病気にもよるけど、結構、神さまから与えられている治癒能力に委ねる方。だから、子どもがなんか不調を訴えても、「大丈夫、大丈夫！そのうち治るよ。」で済ませる。すると、子どもたちは父親の方に訴えに行く。主人は心配して、症状をよく聞いてあげて、常備薬を飲ませたり、必要と判断すれば、医者に連れて行く。今回も主人にとっては、放っておける範囲のものではなく、早速医者に連れて行ってくれた。私も、そんな強いポリシーがあるわけでもないし、なんかあっても責任はとれないので、どうぞ、どうぞと連れて行ってもらう。４人も子どもがいれば、大きな病気をしなくとも、ちょこちょこ病気する。だから主人は医者通いに結構忙しい。結婚して日本に住んでた８年は、子どもを医者に連れて行くのは私の仕事だった。でも、言葉の問題で海外に住むようになってからは、もっぱら、主人の仕事になってしまった。海外での医者通いは大変。と言うより、海外で病気をすると、それだけで、すごいストレス。アメリカにいるときは、主人は貧乏学生。ちゃんとした保険もなく、あっちの医療システムにはなかなかなじめず、ずいぶん苦労した。今思い出しても悲しくなるよ。台湾は、皆保険だし、制度的には日本とほぼ同じだから、まだいいのだけれど、やっぱり日本みたいなわけにはいかない。病気になると不安だし、医者に行こうと思うとすごく気合いがいる。だから・・・。なんだか、悪いな～とは思うんだけど、しばらくは、子どものメンテナンスのほうは、父親担当でお願いしま～す！！

  2005.07.15

• ３歳の娘

  娘は、最近朝、目覚めると、すぐ私の所に来て聞く。「ママ、今日学校いく日？」（私は、週三回午後に語学学校に通っている。）「今日はいかない日だよ。」「ママ、ありがとう！！」そう言って抱きついてくる。そんな娘が愛おしくて、たまらなく可愛くて、抱っこしてチュチュチュ！！こんなに私への愛をストレートのあらわしてくれる娘に、私も負けてはいられない。娘が朝目覚めると、抱っこしてチューして、こんな風に言ってあげる。「今日もマイマイがいてくれて嬉しいよ。大好きだよ。今日も一緒にたくさん遊ぼうね！」

  2005.06.24

• なあに？

  子どもが家にいるときには、いつもお母さんがどこにいるかを確認している。そして、何かと呼ぶ。今、中国語の勉強中なので、イヤーホーンを耳に当てながら、食事の支度をしたりしているが、子どもが５分とおかず、「ママ～。」と呼ぶ。その度に「なあに？」と一度イヤーホーンを外す。用事は、たいてい大したことじゃない。でも、呼ばれるたびに「なあに？」と返事をする。返事の仕方は、絶対「なあに？」「はあい。」じゃないとだめ。真ん中の「あ」がないと、子どもたちは、お母さんが怒っているととるらしい。実際、イライラしていると、真ん中の「あ」はなくなって、「はい！」「何なの！」「なに？！」と最初にアクセントがくる。すると子どもは、悲しそうな顔をして、「ママ、怒ってるの？」ということになる。このことは、長女を育てているときに学んだことだが、４人目のマイマイにも気をつけている。子どもが大きくなっても、やっぱり同じみたい。ちなみに夫に対しても同じことが言えるかも。私の答え方は、夫の気持ちに少なからず影響を与えているらしい。先日夫に呼ばれ、「はい！」と低めでちょっと強い調子で答えたら、夫は、ちとばかり不満ありそげだった。てなわけで、返事の一言で、家族の人間関係を良くも悪くもするという法則を最近、見いだしたのでありました。

  2005.06.14

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