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「竹風庵」でご一服いかがですか

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[おでかけ日記] カテゴリの記事

全40件 (40件中 1-40件目)

冬季限定！

「大判焼」ってご存知でしょうか。どうやら共通語は「今川焼」と言うらしいですね。私が子供の頃はもっぱら「つぶあん」でした。それが徐々に、「うぐいすあん」や「カスタード」なんかが仲間入り。なぜか「しろあん」にはお目にかかったことがありませんね。新潟県は長岡市（旧中之島町）の大口地区は「大口れんこん」の産地。れんこんの収穫時期の冬の間だけ「れんこん入り大判焼」なるものが買えます。大判焼を焼く際に、あらかじめ水煮しておいたれんこんを入れて焼くのです。あんこの柔らかさと、れんこんのさくさく感が混じり合う、なんとも言えない食感です。新潟市から国道8号線を使い長岡市へ向かう道中、国道351号線へ右折して100ｍ位の左手のプレハブで地元のお父さん、お母さんが交代で販売されています。恐らく県内ではここだけだと思われます。アンサンブルを聞いたあと、ここでおやつをいただくのも恒例化しつつあります

2010年01月12日

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アンサンブル・リリック

ブログを始めてから、毎年こんなタイトルで書き込みをしています。（1年だけ書いていない）今年で13回目だそうです。いつから演奏を聞くようになったのかと、以前のプログラムを見てみたら、2001年のものがありました。その頃と同じお名前もあれば、今は参加されていない方のお名前も。10年は長いようであり、短いようであり、ですが確実に時間は経過しているのですね。今年は、【モーツァルト/ディヴェルティメント　ヘ長調Kv.138】【ベートーヴェン/弦楽四重奏第11番　ヘ短調op.95「セリオーソ」弦楽合奏版】【グリーグ/組曲「ホルベアの時代から」op.40】の3曲。一昨年5月の水谷川優子さんのコンサート以来、何だかグリーグづいています。去年の2月にも水谷川さんの演奏で聞いたし、12月に藤原真理さんも演奏されたし…。昨年あたりからヴァイオリンの人数が少なくなってきたかな、と言う感が会ったのですが、今年は昨年の市坪先生のソロ効果か、ヴィオラの演奏者（受講者）がたくさんいらっしゃいました。チェロがやたら多かった年もありました。今回は澤先生は演奏されるか、指揮をされるかわからないと聞かされていましたが、3曲とも演奏されました。合奏の中にあっても、澤クヮルテットの先生方が奏でる音色が耳に飛び込んできます。中でも澤先生の演奏は本当に素晴らしく、悪いものが全てかき消されたかのようでした。全体に演奏時間は短めでしたが、中身はう～～～んと濃厚で、非常に良い時間を過ごすことができました。3月には「澤クヮルテットと新星たちの出会い」とサブタイトルのついたコンサートが、長岡リリックホールで行われるそうです。全席指定で2,000円何てお得！と思ったのですが、平日の19時開演では到底無理ですまた来年を楽しみにしましょう。

2010年01月11日

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くらげの水族館

何年か前から鶴岡の加茂水族館に行ってみたいと思っていました。出羽三山神社の帰りに寄ることができるのですが、タイミングが悪く、今年ようやく実現できました。水族館は新潟にもあります。加茂水族館は小さな水族館なのですが、クラゲの展示では世界一（とHPには書いてあります）なのです。下村修さんのノーベル化学賞受賞で一躍脚光を浴びた「オワンクラゲ」も展示されています。確かに光っていました。一言でクラゲと言っても、たくさんの種類があってびっくり。そのほとんどが、見ていて癒されるのです。クラゲの飼育キットがあれば買っていたかもしれません。また、ラッコやアシカのショー、クラゲやアザラシ、ペンギンの獲付けなどがあり、上手に回るととても楽しそうです。恐らく全国の水族館でここだけかと思うのですが、野生のウミネコに獲付け体験もやっています。お昼もこちらでいただきました。これもこの水族館オリジナルの「クラゲラーメン」何でも麺にクラゲを練りこんである、とか。美味しかったですよ～。コラーゲンの補給にもなりますしね行きのトリプルアクセルのスリル（さほど思ってはいないんだけど）は、クラゲのおかげですっかり癒されました。そうそう、加茂水族館は本日1月3日に入館者20万人を突破したそうです。おめでとうございます。あと一日行くのが遅かったら…？なんて、そんな考えが過ったりするのでした鶴岡市立加茂水族館に行ってみませんか。

2010年01月03日

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決まった、トリプルアクセル？

元日の恒例が「天皇杯」なら、2日の恒例は「箱根駅伝」かな？2日か3日のどちらかに、山形県の「出羽三山神社」にお参りが恒例。今年は2日に行ってきました。さっと降った雪に、低い気温のおかげで、道路状況は良くはありません。私は眠っていたのですが、道路脇に突っ込んでいる車もいた、とか…。凄い風で海岸沿いの道路には波の華がばんばん飛んできます。鶴岡に入ってからのことです。登坂車線のある3車線の道路の、頂上付近の緩やかな左カーブだったと思うにさしかかった時のことです。やっちゃいました。物の見事に滑っちゃいました右に左に振られて、一切コントロール不能!!幸いなことに、後続車も対向車もなく、また縁石にぶつかりもせず、見事に止まりました。進行方向に対して、横を向いてはいましたけどねトリプルアクセルか、伸身3回ひねりか、って感じでした。あんなに滑ったのは初めてでした。運転は私じゃありません、念のため。そんなこともありましたが、無事に出羽三山神社に到着し、お祓いをしていただきました。無事に着いたのも、出羽三山の神様のご利益と、いつもより念入りに手を合わせたのは言うまでもありません。どうぞ、雪道の運転には十分に気をつけてくださいね。

2010年01月02日

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わんこそば

想定外のブーツショックで、花巻のことを忘れていました…。そう、花巻に履いていこうかと思ったんですよ。履いて行ったらどんなことになっていたんでしょう…。閑話休題。イギリス海岸を後にして、宮澤賢治が行きつけだったと言うお蕎麦屋さんへ。宮澤賢治は天ぷらそばにサイダーだったそですが、私たちは「わんこそば」をいただくことに。もちろん、初わんこそばお邪魔したのが3時近くと言うこともあって、貸切状態でいただきました。とにかく、おそばだけなのかと思っていたら、いくつかの小鉢がついてきました。薬味として、味の変化を楽しみ、食が進むように工夫されているのでしょう。お気に入りは「とろろ」でしたごちそうさまっ！の時はお椀を伏せると聞いていたのですが、お椀に蓋をするのだそうです。これがいかに至難の業か。お椀は左手、お箸は右手。箸を置いて、蓋を取る隙にお店の方はすっとおそばをお椀に滑り込ませます。平均で男性は50杯、女性は30杯だそうです。結果、私28杯、パートナー54杯。ほぼ平均…？ただ、10杯でざるそば1人前なんだそうです。ざるそば3枚ってこと…？おかげで全くと言っていいほどお腹がすきませんでした。やっぱり天ぷらそばとサイダーにしておけばよかったのかな。

2009年11月06日

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イギリス海岸で見たものは

宮澤賢治が、故郷・花巻を流れる北上川の一部を「イギリス海岸」と名付けました。きのう、11月1日の13時頃、パートナーと二人、雨の降りしきるイギリス海岸に立っていました。（事の顛末は改めて書かせていただきます）6～7人の集団が熱心に川面を眺めています。何を眺めているのか知る由もなく、二人で宮澤賢治よろしく河川敷の石を拾っていました。（賢治は鉱石？）賢治行きつけの「やぶ屋」さんにおそばを食べに行こうと歩きだした時です。川面に鮭の姿を見つけました。それも一匹や二匹ではありません。流れに逆らうように、オスが川底の石を体全体を使って退かしています。すぐ近くでメスは産卵場所が出来上がるのをじっと待っているのです。時折、オス同士が争う姿も…。鮭の溯上を見るのも初めて、おまけに今まさに産卵をしようなんて場面に遭遇するなんて！本当に手が届きそうな、網でもあれば簡単にすくえそうな、そんな目の前での出来事に、二人で暫し釘づけでした。残念ながら、産卵まではお付き合いせずにその場を離れました。まさか、目の前でドキュメンタリー番組のワンシーンを見ることができるなんての花巻での一日でした。

2009年11月02日

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渋滞のメカニズムの検証

友人と、友人の同僚母娘と4人で裏磐梯の諸橋近代美術館へとドライブ。NEXCO東日本の渋滞情報が出ていたので、多少は覚悟していたのですが、いやはや、予想を上回る磐越自動車道の渋滞にぐったり、びっくり。行きの高速は2車線から1車線に合流するポイントでの渋滞で、そうひどいものではなかったので、さほど苦にはならなかったのです。この時はまだ、帰りの高速の渋滞がパワーアップ！して待ち構えているなんて、予想だにしていなかったのです。磐梯猪苗代高原ICから高速に乗ったのは17時45分頃。通常なら19時頃には新潟中央IC付近にかなり近づいているはずなのです。その19時頃には会津坂下IC5.5km手前で30分もじっとしたまま原因は坂下トンネルとその付近の上り下りの坂。恐るべし、渋滞のメカニズム…。以前NHKで渋滞のメカニズムの解説をしていましたが、まさか己が身をもって検証するなんて…。せめてもの救いは、6歳の子供が磐梯山SAを出てからずっと爆睡していてくれたことでしょうか。友人と二人で出した結論。「1,000円なら文句も言えないだろうけど、私たちETCじゃないんだから、渋滞特別割引あってもいいよね～～～」新潟中央IC～猪苗代磐梯高原IC間、片道3,050円でございました。

2009年09月21日

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いざ、出陣！

前日まで迷っていたのですが、出陣しちゃいましたよ「酒の陣」同行者の都合で会場入りが15時30分すぎ。あとでわかったのですが、一番立て込んでいる時に入場してしまったようです。酔っ払いに邪魔され、目的の酒造メーカーにたどり着くまでが一苦労でした。先着2,000名の「戦国武将の酒」にはありつけず…「夏子の酒」の「清泉」は相変わらずの人気で、この日の試飲分は既に終了「越之景虎」や「謙信」と言った大河ドラマ「天地人」関連のメーカーさんも賑わっています。「緑川」ではアメリカで醸造した日本酒の試飲がありました。現地の杜氏さんが勧めてくれるのですが、英語で話しかけないと応じてくれません。スペイン語も少しなら通じると言うのですが、ちょっと怪しい･･･と私は思うのです。ま、アメリカのお酒を楽しむにはいい演出ですね。欧米人の口に合うように醸造されたお酒は、日本の日本酒とはちょっと違う味わい。これはこれでいいのでしょうが、私はやっぱり日本の日本酒が好き私がいただいたのは、2メーカー5種類のお酒。それも、本当に一口か二口ずつ。これ以上は無理！一体どれだけの日本酒好きが幸せな気分に浸ったのでしょう…。次々とやって来るタクシーと、それに乗ってピストン輸送される人の波を見ていると、景気が悪いなんて思えない新潟の一日でした。

2009年03月14日

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お茶をいただいた、そのあとは…

村上には「大洋盛」の大洋酒造さんと「〆張鶴」の宮尾酒造さんがあります。大洋酒造さんもこの人形さま巡りに参加されていて、蔵でお雛様を展示しています。こちらは戦後の食糧難の時代に、いくつかの造り酒屋さんが合併して今日があるのだそうです。この蔵に展示されているお雛様たちは、合併前のそれぞれのお家に伝わっていたもの。その中で、光源氏と紫上の変り雛が静かに佇んでいました。そして「試飲コーナー」＆「販売コーナー」も「車ですから」と一度はお断りしたものの、今日は運転手さんがいらっしゃいます。…つい、いただいちゃいましたまずは「越淡麗仕込みの絞りたて」地元の方々の晩酌用程度にしか出回らないお酒だそうです。きりっとして、う～ん、いいかもぉ～次にいただいたのは「越淡麗仕込み大吟醸」こちらも、なかなか。でも絞りたての方が私は好きかなぁ～あ、しまった！回る順番を間違えましたね。お昼食べて、お酒いただいて、最後にお茶をいただくべきでした。二口の試飲ですでにほろ酔いです。なんだか、14日15日の酒の陣に出陣してしまいそう…。県外からのたくさんの出陣をお待ちしていますね新潟淡麗にいがた酒の陣2009

2009年03月03日

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村上　町屋の人形さま巡り

お天気に誘われて、10回目を数える「町屋の人形さま巡り」をしてきました。何年か前、秋に行われる「町屋の屏風まつり」には行ったことがあるのですが、人形さま巡りは初めて。お雛様だけでなく、それぞれのお宅に代々受け継がれた「お人形」が展示されています。長井町のお茶屋さん、富士美園さんにはたくさんの「ほてい様」が出迎えてくれました。村上の街は毎年7月7日に「村上大祭」を迎え、おしゃぎりと呼ばれる屋台が練り歩きます。このおしゃぎりは各町内毎にあり、長井町の屋台にはほてい様が飾られているそうです。その関係でたくさんのほてい様が富士美園さんに伝わっているのだそうです。大洋酒造さんは蔵でお人形を展示されています。こちらの酒屋さんは、戦後、村上にいくつかあった造り酒屋がひとつになってできた酒屋さんで、合併前の家々に伝わるお雛様が出迎えてくれます。光源氏と紫上の変わり雛が何ともいい雰囲気。そんなお雛様に囲まれて、お酒の試飲もできますどうぞ、一度いらしてみませんか。第10回町屋の人形さま巡り

2009年03月01日

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日光での大発見

輪王寺の宝物殿で「渡宋天神像」なる一幅を拝見しました。この天神像、我が家の「天神さま」と同じお姿！おぉっ!!と叫びたい衝撃を抑え、解説を読みました。菅原道真公の霊が宋に行き、高僧・無準師範（むじゅんしはん）から受衣の許可を得た。と言う説話を絵画化したもの。梅花を持ち、唐衣を着ている。信仰の対象となり、渡宋天神像は多く作成された。なるほど、そぉなのかぁ～物心ついた頃から、毎年2月24日の夜に手を合わせていた天神さまの掛け物。怖そうなお顔もさることながら、どうしてこんな姿なんだろうと、ずぅ～～～っと疑問でした。宝物殿の天神さまは墨一色で、津田弁作（つだ・べんさく　弁は旧字です）なる方のもの。我が家のものは彩色が施されてはいますが、どなたが描かれたものかはわかりません。あ～、でもこれで、長年の疑問が解決できました日光に連れてってくれて、ありがとうちなみに、こちらが我が家の天神さま。ご利益ある、かも？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2008年09月21日

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文化財でのお食事

正確には「昨日のランチ」なんですがね、日光でおいしいランチタイムを過ごせました。お昼ご飯を食べられる場所を2箇所、探しておきました。ひとつは湯葉料理のお店、もうひとつは洋食のお店。行ってみたら、このお店、ご近所だと判明。（それもそのはず、同じ系列でした）せっかく日光まで来て洋食ってのもなんだなぁ～とは思ったのですが、渋滞でぐったりだったので、現在地により近い洋食を選択。こうして西洋料理明治の館のドアを開けたのでした。ちょっぴりの順番待ちの間に、小雨に煙るお庭を眺めたり、メニューのリサーチをしたり･･･。リサーチの結果、オムレツライスとビーフハンバーグステーキをいただきました。「たまごがおいしい！」と絶賛するパートナー。でも私、オムレツが一番おいしいと言われている「たまごとろとろ」状態が苦手。確かに、たまごの色はおいしそうな色でした。ビーフハンバーグステーキのお肉は粗引きで、とぉってもジューシー。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっと暗くてごめんなさい。30分程前に日光まで来て洋食はなんだなぁ～と思ったこと撤回！食後には、これまた評判のチーズケーキを。お食事で一杯な感じだったらヤメておこうかと思っていたんですが･･･。やっぱり別腹？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　レモンティーのレモンの皮がむいてあったことに感動この石造りの建物は平成18年に国の有形文化財に登録されたのだそうです。日本コロムビアの前身を作ったアメリカ人F･W･ホーンの別荘として明治後期に建てられたもので、太平洋戦争時には重光葵外相が疎開されていて、降伏文書の調印にはここからでかけられた･･･そうです。歴史の重みの中でお食事したのね。今度は湯葉料理の堯心亭さんに行きたいなぁ～　　　　　　　　　　

2008年09月15日

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はじめての・・・

久々の長距離ドライブで日光へ行ってきました。実は私、今回が初日光今の今まで、日光東照宮も、いろは坂も、中禅寺湖も、華厳の滝も、話には聞くだけでした。「世界遺産」に登録された「日光の社寺」は、信仰の場というよりは観光地。あちらの道から、こちらの道からと押し寄せる人のよさこいソーランもやってました。これには、家康公もだと思う･･･。話に聞いていたお猿さんも見れました。も見れました。一日で全部回れるはずもなく、二荒山神社には行けませんでした。今度行く時は、紅葉のきれいな時季の平日に一泊してゆっくりと･･･なんて思っているのですが、果たしていつになることやら･･･。でも、なんだか一年中混んでいそうですね。行ってみたかった所に連れて行ってもらえて満足した反面、日光は遠かった･･･。

2008年09月14日

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白石加代子の「源氏物語」～宇治十帖～

春先に「NHK知るを楽しむこの人この世界」で瀬戸内寂聴さんが「源氏物語の男君たち」と題してお話をされた。残念ながらテレビでは見れず、テキストを読むに止まっていました。夏の初めの頃、友人から今回の舞台の誘いがあった頃、私のテキストはちょうど「薫と匂宮の恋の争い」として宇治十帖のあたりに差し掛かっていました。以前、元NHKアナウンサーの加賀美幸子さんが源氏物語の原文を朗読されているのを聞きましたが、今回は舞台としての演出があります。ことばによる音だけの表現と、色や動きを加えた表現。その違いを楽しみたいと思います。舞台中央に宇治川を挟み、上手が都、下手が宇治。場面によって白石さんは都と宇治を行き来きします。たくさんの扇は、時に人物に見立てたり、時の移ろいを表現したりしています。朱の艶やかな扇が匂宮、水色の少し控えめな感のある扇が薫です。活字を目で追っている時にはピンとこなかったのですが、音として「薫る」と「匂う」を聞いて日本語の音の深さとその意味合いに気づかされました。大きく香りといっても、「薫る」か「匂う」かの違いで、二人の貴公子の違いを表現した紫式部の感性を改めて感じたような気がします。今回の舞台のおかげで、宇治十帖の物語をよく知ることができたのではないかと思います。白石さん、次はどこを演じてくれるかしら今から、予定のない「次の機会」が楽しみです。

2008年09月13日

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特急「いなご」？

久々にアテのないドライブ。道中の「今年は梨が早いみたい」の一言で横道にそれてしまいました。まぁ、もともとアテがないので、横道なのかどうか･･･結局、あちらをウロウロ、こちらをウロウロしたものの、目的の果樹園は見つからず仕舞い。今度はきっちりリサーチしておかなきゃね。羽越線の無人駅に立ち寄り、かつての鉄研は線路を眺めています。私もちょっぴりお付き合い。さぁお昼でも･･･と駅を離れかけた次の瞬間、特急列車が通過。同時に響き渡る悲鳴･･･。どうやら線路端か連絡橋の上から通過する電車を眺めたかったようです。時刻表はありました。1時間に1本程度の電車が停車することは確認したのですが･･･。通過する特急列車の時刻まで表示してませんって。「今のだった？」特急の愛称を聞いてきたのですが、田んぼの真ん中を走りながら聞かれたので、私の耳には別のことばに聞こえました。「今のだった？」･･･目の前に何か虫でも飛んでいたのかと思ったんですもん稲作地帯の新潟～秋田間を走る特急の愛称に、どこの誰が、よりによって「いなご」なんてつけるもんですか。

2008年08月15日

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念願の・・・？

以前に行きそびれた、ホテル日航新潟の桃李での飲茶を決行してきました。パートナーとではなく、金沢へ行った友人と。平日の「ワゴン飲茶ランチ」は8種ですが、この「週末飲茶ビッフェ」は15種のメニューから選べるのがうれしいですね。デザートは平日の方がたくさんあるけれど･･･。週末もデザートがあと2種類くらいあるとうれしいかも日航さん、よろしくご検討くださいませね。さすがに15種類制覇はできませんでした。でも、10種類はいただいちゃったかも今回のお気に入りは海老蒸し餃子。チョコ入り抹茶餅と叉焼入り饅頭梅風味の二種類をいただけなかったことが心残り。いずれ全制覇が目標です15種類で2,000円はかなりうれしい料金設定だと思いませんか。今回は窓側ではなかったのですが、信濃川の流れが十分に見渡せる席でした。桃李さんは3階なのですが、前方に遮るものが何もありません。新潟まつりの花火の特等席のひとつのようです。きっともう予約でいっぱいでしょう。それ以前に料金も気になりますがね。飲茶でお腹いっぱいで「部屋とってお昼寝したい～」なんて言っておきながら、オンナ二人は街中へ移動して行ったのでした。

2008年06月01日

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茶屋街今昔　～金沢旅日記　その2～

初日に訪れた「にし茶屋街」どこもしっかりと戸が閉まっていますが、軒下には「百万石まつり」の提燈が揺れて、どことなく華やいだ雰囲気が感じ取れます。その中で一軒、戸を開け、玄関先に「抹茶」の看板が。時分どきでしたので一服頂戴することにしました。聞けば、このにし茶屋街は現在でもお茶屋さんとして営業しているのだそうです。このお茶屋さんも、そろそろ本来の姿に戻る時間なのだとか。さっき通りですれ違った、髪をきれいに結った方はどうやら芸妓さんだったようです。陰だしでしたが、正式な茶室でいただくお茶とは、なんとなく雰囲気が違うのです。ことばには表しにくいのですが、リラックスできる感じなのかなぁ～。通りに戻ると、既に通りに打ち水を終えているお茶屋さんがありました。本来の花街へと移り行く時間となったようです。では、ひがし茶屋街にも行ってみましょう。こちらは建物は残ってはいるのですが、お茶屋さんよりも食事処やショップの営業が多いそうです。観光客も多かった。（私たちもその一人、いえ二人だけど･･･）見れば、格子戸の内側が駐車場になっていて、車が止まっているお家も。また路地をちょっと入ると、一般の民家が･･･。にしの茶屋街で感じられた華やかな雰囲気はあまりなく、ひがしの茶屋街にはさわやかな風が吹いているようです。夕方と朝と言う、訪れた時間帯の違いではないように思えます。どちらにしても、古い街並みを残し、維持していくことは大変なことでしょう。にしとひがしの茶屋街、雰囲気の差を肌で感じ取れたことも貴重な経験でした。

2008年05月27日

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美術館めぐり　～金沢旅日記　その1～

今回の旅の第一の目的は金沢21世紀美術館にありました。この美術館は円形で、東西南北の4箇所に出入口があるというユニークな建物です。また無料ゾーンと有料ゾーンが存在します。有料ゾーンでは、企画展「ロン・ミュエック展」が行われていました。当初ポスターを見た時は「なんで産まれたばかりの赤ん坊の写真なの?!」と、いくつもの疑問符が交錯しました。実は写真展ではなかったのです。シリコンやグラスファイバーで作った「人間そっくりな彫刻」だったのです。いえ、彫刻は語弊があるかしら･･･、でも彫刻なんだろうなぁ～。作者の意図が働いてなのでしょうが、大きさはさまざま。まるでガリバー旅行記のように、ある作品に対しては小人であったり、巨人であったりします。その作品はとにかくリアル！血管が透けて見えたり、皺や毛穴まで忠実に再現されています。監視のボランティアさんなのでしょうが、一日あの作品と一緒にいて気が変にならないかしらと心配になっちゃうくらいなのです。無料ゾーンのレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」は理屈はわかっているのですが、とにかく楽しめる作品です。ジェームズ・タレルの「ブルー・プラネット・スカイ」は癒される作品です。どちらも「鑑賞」のための作品ではなく、自分自身が作品と一体になれるのです。この美術館のコンセプトである「公園のような美術館」納得できました。金沢市民なら居座ってしまいそう･･･。敷地内にはお茶室もふたつあり、お茶会が催されていました。大樋美術館にも行きました。昨年、当地で大樋年雄さんの展示会で作品を拝見してから、初代代長左衛門作の銘「聖」のお茶碗を見てみたい思いがありました。百聞は一見にしかず。やっぱり本物を見てよかった♪茶染みや、人の手を介した風合いは写真ではわかりませんね。また写真は余計に光を当てていますしね。欲を言えば手にとってみたかったです。また、この大樋美術館では思いがけず十代のお元気な姿を拝見できました。美術館を後にしようとしている時、ちょうどお茶会にお出かけになるところでした。こんなこともあるものですね。残念ながら石川県立美術館はリニューアルのため休館中とのこと。また金沢市立中村記念美術館にも行ってみたかったのですが、今回は見合わせ。次回は、このふたつの美術館しっかりと行かさせてもらいます。

2008年05月26日

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幻の・・・　～金沢旅日記・序章～

朝、友人宅へ向かう途中。もう数え切れない程行き来している道を間違えた･･･。･･･なんか起こりそうな予感。車を入れ替えて、一度自宅へ戻った友人。一人、車で待つ私。待つことしばし･･･。なんか車を突き抜けて感じる複数の視線。2匹の犬と飼い主らしき男性が、こちらを見ています。あ！ダンナだ！10年来の友人なのですが、話は聞けどもダンナさんにお目にかかったことがなかったのです。それは私だけではないので、「本当は結婚してないんじゃないの」なんて話がでる始末。ここで会ったが100年目！（ちょっと違う）ご挨拶しないわけにはいきません。「Ｍさんですよね？　はじめまして、竹風庵です」？顔のダンナさんを尻目に、2匹のムスメたちは「私知ってる！お母さんのお友達♪」と駆け寄ってきます。「あ、竹風庵さんって、お花くださる方ですよね」どうやら、ユリやガーベラもちゃんと持ち帰っているようです。「結婚してないんじゃないか」疑惑はこれで否定されました。きっと道を間違えたのは、このためだったに違いありません。「ご挨拶してきたって言うんだよ～。よくわかったね」と、入れ違いのように戻ってきた友人はただびっくりするばかり。「ヒゲも剃ってないのにぃ～」そして、翌日。帰ってきて、同じ場所で旅行代金の精算中にご出勤するダンナさんと再び遭遇。ヒゲを剃って、こざっぱりした姿で、一瞬別人かと･･･。多分、街中ですれ違っても、ムスメのどちらかでも連れてないと気がつかないかも知れません。2日間で2度も「幻のダンナ」に会うなんて、実に貴重な体験でした。みんなに知らせなきゃね。あ～、証拠写真撮るの忘れたわ！いきなり、こんな話ですみません。本編へつづく･･･。

2008年05月25日

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そんな！ひどいわ！あんまりよ！

金沢への1泊2日のオンナ二人旅から無事戻りました。この週末、我が社はちょっとしたおでかけラッシュだったようで、お土産のお菓子が机にありました。私のお土産は、柴舟小出さんの山野草。ほんのり甘い蒸し菓子です。「これは誰の土産だ？」と聞きながら食べ始めた社長。「私です。金沢へ行ってきました」次の社長のことばに思わず絶句。「なんだ、あのオンボロで行ったのか？」そんなっ！ひどいわ！あんまりよっ！そりゃぁ、確かにもう･･･あれ？一体、何年乗ってるっけ･･･。あ、12年乗ってるわ･･･。時折、背後でナットのようなものが音がする時があるけれど･･･。ナビは付いていないけれど、エンジンもご機嫌だし、足回りもなんともありません。手放す気なんて、毛頭ありません。でも、一緒に金沢まで行ったのは友人の車。見知らぬ土地へ行くには、やはりナビの存在はありがたいですもの。では、追って「金沢旅行記」書かせていただきます。

2008年05月21日

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明日は金沢

明日は早朝に金沢へ出発です。でも、まだ何も旅支度をしていません。とは言っても、1泊のお泊り旅です。大した支度ではありません。2日間同じ服でも苦にならいのですが、オンナは「お化粧品」と言うお荷物が･･･。化粧水や乳液の普段使っているままの状態での持ち運びは、かなりかさばる上に重い。仕方なく、小さな容器に2回分を移し替え。これが面倒。おまけに下地やファンデーションは、朝使ったものを持って行かなきゃなりません。忘れて行けないし、忘れて来れないし･･･。さ、金沢のお天気をチェックして、旅支度をすることにします。

2008年05月16日

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暑いさなかに・・・

お盆休みに川越に行って来ました。東武東上線の線路が暑さで歪んだ時に、すぐ近くにいたのです。日本最高記録更新の時でなく、ある意味安心、ある意味残念･･･？早朝と言うよりも、まだ深夜と言うような時間に新潟を出発。関越自動車道の谷川岳PAで目が覚めた時には、空が白んでいました。午前中に川越での用を済ませ、午後からは川越の街を散策です。川越まつり会館は、村上のおしゃぎり会館同様、交代で町内の屋台が展示されていました。聞けば村上からもお客さまがあるとのこと。古くからの町並みを残す城下町同士、なんらかの交流があるのでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　川越の顔　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　暑い中の散策は堪えます。よって、かき氷で休憩。徳川家康ゆかりの喜多院も訪れました。家康が「自らを鬼門である辰巳の方角である日光に祀るように遺言した」と言うことは聞いていましたが、それは「江戸からみた方角」ではなく、「岡崎からみた方角」なのだと、こちらに展示されている地図を見て気がつきました。多分そうなのですよね･･･？関東の地理に疎くて、ごめんなさい。喜多院の境内には五百羅漢が鎮座されています。他の観光客に案内をしている方の話によれば、よく羅漢様のお顔を見ていくと自分の身内と似た顔の羅漢様がいらっしゃるそうです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「羅漢さま、暑くないですか？」500円で一日乗り放題のバスで次は川越氷川神社へ。この氷川神社の鳥居は、木造のものでは日本一の大きさだそうです。と、このバスの運転手さんは簡単な観光案内もしてくれるので、かなりお得です。　　　　　　　　　　　　人形でお清めを。「払い給え、清め給え」と念じて、人形を流すのだそうです。払うものも、清めるものも多すぎるようで、少し流れたかと思ったら沈んでしまいました。今回の旅の総括。真夏の旅はできれば避けた方が懸命かな･･･。鮮明に残っているのは「暑かった」ことだけなんですもん。

2007年08月18日

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雨のあやめ

会津八一の短歌の背景を辿ったあと、新発田市五十公野（いじみの）のあやめ園を訪れました。この五十公野のあやめ園は、300品種60万本のあやめと花菖蒲が咲き、日本四大あやめ園なのだそうです。日本三景とか、三名園など「三」ならば聞いたことはあるけれど、「四」の意味って一体なに･･･？まぁ深く追求はしないでおきましょうか。残念ながら、まだほんの数種類が咲き始めたばかりでした。これから順番に咲き誇るのでしょうね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紫は日本人にとっては高貴な色で、一種のあこがれのようなものがあるのでしょうか。咲いているだけでも、色に濃淡があったり、赤みのある紫、青みのある紫と、それぞれ違う表情を見せてくれました。　　　　　　　　　山つつじも咲いていました。　　　　　　　　　睡蓮はもうすぐですね。五十公野の「あやめまつり」は6月中旬から7月中旬までだそうです。月岡温泉に泊まって、あやめと花菖蒲をご覧においでくださいませ。

2007年06月13日

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會津八一を訪ねる

会津八一の没後51年にあたる今年、第1回「會津八一の歌を映す」秋艸道人賞・写真コンテストが開催されます。会津八一が詠んだ短歌の中から、テーマとなった7首のうちのいずれかの歌のイメージを写真にすると言うものです。奈良での歌が3首、東京が1首、中条（現･胎内市）が1首、故郷･新潟が2首。その中の1首　ひそみ来て　誰が打つ鐘ぞ　さ夜ふけて　ほとけも夢に　入り給うころ　訳：ひそかにお参りをしているのは誰かしらん　観音堂に鐘の音がする　夜もふけて　ほとけも人の夢に姿をお見せになるころ　というのに中条で詠まれた歌なのですが、この歌にある観音堂と、この歌の背景が気になり、カメラと自家製いちごジャムのサンドイッチを持ってドライブにでかけました。事前に少し調べて分かったことは、中条には空襲に遭い遠縁の丹呉家を頼り疎開してきたこと、養女の紀伊子さんが結核になり、二人で観音堂に移り、ここで彼女が息を引き取ったこと、西条（にしじょう）のお寺さんからお経を上げてもらった、程度です。参考文献：日本ペンクラブ　電子文芸館「八一と白鳥」あちこちに聞きながら、まずたどり着いたのは「西条のお寺さん」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひそみきて･･･の歌碑がありました。かつて観音堂に安置されていた九十九体の仏像は、こちらのお寺に安置されているのだそうです。観音堂があった場所はすぐ近くでした。八一と紀伊子がわずかの間過ごした観音堂はもうありませんでした。考えてみれば、八一が亡くなって50年、紀伊子に至っては60年以上も前の話になるのです。今は地域の公民館が建ち、玄関の脇に「会津八一疎開の地」の石碑がひっそりと立っていました。また、すぐ近くには丹呉一族の墓地があります。「八一と白鳥」の中の一節に、丹呉家の長男協平が観音堂の脇を通ると、軒先に佇む向こうむきの男の姿が見えた。（中略）「お墓参りですか」と、八一は協平にかすれた声でいい、ぬれた顔のまま、眩しそうに夕日を仰いだ。の情景が目に浮かんできそうです。お寺、観音堂、丹呉一族のお墓･･･、60年以上経った今でも、八一がこの地で暮らした証は私の心に響いてきました。　　　　　　　　　観音堂の前のお宅の花々が紀伊子さんに手向けられているかのようでした。ひそみきて･･･の歌の背景を辿ることはできましたが、写真の方は無理なお話でした。自家製いちごジャムのサンドイッチは、近くの浜昼顔の咲く海岸で潮風に吹かれながら食べました。心配していたカラメル風味は、お鍋の底の方だけでした「おいしいよ」と言ってもらえて、ほっとしました♪　　　　　　　　

2007年06月10日

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新緑のブナ林

去年の11月に「新緑の季節になったらまた来ようね」と約束していた、山形県小国町のブナ林に行ってきました。　やっと新芽を吹きだした木もあるのに、ブナは若い葉をいっぱいに茂らせていました。ブナの若葉がおひさまをいっぱいに浴び、葉陰からこぼれる光は優しく降り注いでくれます。今回はEOS KISS3Lと三脚も一緒。でも、この画像はIXY DIGITALです。パートナー氏はNikonの一眼デジタルを連れてきました。ブナ林の中を思い思いの場所で黙々と撮っていました。ブナ林で見つけたお花。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どちらの花も名前を知りません。一箇所にそのお花だけが、ひっそりと固まって咲いているのです。楚々とした山桜も目にしました。IXY DIGITALでは思うように撮れず、EOS KISS3Lでフィルムに焼き付けてきました。出来上がりが楽しみです。

2007年05月04日

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花探しのドライブ　～会津編～

22日は会津まで桜を愛でに久々のドライブ。目的地は伊佐須美神社の「薄墨桜」同じ会津美里町内に「虎の尾桜」にも立ち寄ることにしました。今回は私の愛車で出かけることにしたのですが、この車にはカーナビもついていなければ、ETCも装備していません。助手席のパートナーに「るるぶ」と、ネットからプリントアウトした会津美里町の観光マップを持たせ、いざ出発。ETCが装備されていれば、新鶴S.I.Cで磐越道を降りると目的地には近かったりするのですが･･･やっぱりETC必要かしら？まずは法用寺さんの「虎の尾桜」に。まだまだつぼみで、しばらく咲くような気配はありません。看板を読んでみるとこの桜は八重桜とのこと。残念！ですが、結構観光客がやって来るのです。観光バスも来たりしているので、早々に引き上げ、伊佐須美神社へ。うっかり伊佐須美神社を通り過ぎてしまったりしてしまいましたが、無事到着。なのに･･･。この日はなにやらご神事が執り行われるとかで、境内に入ることができません。垣根越しに眺めては見るのですが、花の気配がありません。参道のお土産屋さんに聞いてみたら、今年はまだ咲いていないとのこと。重ね重ねがっかり今年の薄墨桜と虎の尾桜の見頃は5月の連休になりそうです。私たちのリベンジは来年に持ち越しです。伊佐須美神社の脇を流れる鶴沼川の土手の桜は満開でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　がっかりしながら、るるぶで見つけた手打ちそばのお店「鶴好」さんを探すことに。やっぱりカーナビが必要かな？などと不安を抱いた頃に、お店を発見。でも、どう見てもお店らしくない。だけど、のれんはちゃんと出てる。しかも、二つも･･･。お店としての規模はこじんまりとしているのですが、お休みでお客の入りが見込まれる日は、通常の住まいの部分を客室として使って営業しているようです。部屋の隅の座布団の上で、この家の猫が悠々とお昼寝をしていました。営業時間も「夜明けから日暮れまで」というのものどかですよね。辛みの強い「あざき大根」の汁でいただく「高遠そば」と野草の天ぷらは素朴ですが、深い味わいがありました。

2007年04月24日

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雪の目黒邸

国の重要文化財目黒邸に立ち寄りました。　　　さすがに雪はあります。この地方の豪農の館で、駅は目の前、背後にはスキー場を抱えています。家の目と鼻の先で列車が止まるなんて、びっくりです。当時の繁栄振りがうかがえます。１０年以上前の話ですが、映画「蔵」で田野倉家の舞台となった邸宅です。（ＮＨＫのドラマは県北の渡辺邸が使われました）訪れたこの日も、囲炉裏には薪が焚かれ、赤々と炎が立っていました。天井の煤と、それに相反するように磨かれている建具が歴史の重さを感じさせてくれます。最大の難は薪を焚く煙。炭ならそこまでは煙たくはないのでしょうが、とにかく煙くて･･･。まぁ、この煙があったからこそ、お茶人には馴染みの煤竹のお茶杓も使えるのですが･･･。

2007年02月15日

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佐梨川の流れ

カーナビはお宿の近くまでしか案内してくれなず、雪道を勘を頼りに進みます。ここ大湯温泉は、佐梨川の両岸にお宿が数軒。あまり規模の大きくない温泉地です。今回お世話になったお宿は友家ホテルさん。到着したのが６時半頃。私たちは７時頃に到着予定で、到着に合わせて夕食をお願いしていたので、先にお風呂を使うことにしました。佐梨川の流れを聞き、ちらちらと舞う雪を眺めながらの露天風呂です。ほとんどのお客様がお食事を始められているようで、お風呂は貸切状態で、気兼ねなく、ゆったりとお湯につかれました。少し温めのお湯と気温のおかげで、いくらでもつかっていられそうです。おまけに、乾燥肌で痒い背中にもかなり効果がありました。お湯からででも、少しも痒くはないうえに、とってもすべすべ。こちらは二年前の中越地震の震源に比較的近い場所でした。お宿の方のお話では地盤がよかったようで、揺れはしたものの、食器一枚壊れはしなかったそうです。けれど新幹線は止まり、高速道路の通行もままならず、客足は遠のいたことでしょう。こちらもやはり例年に比べるとかなりの小雪とのこと。お宿のおじさんは「６０年生きてきて初めて」とおっしゃいました。普段、私たちが新潟市内で見慣れている雪の量と同じくらいだと思われます。不思議なもので、雪が降らないと助かるのですが、降らないと降らないでそれが不安。そして、ちょっぴり積もった雪を見ると、なぜか安心してしまうのです。一晩ちらちら降り続けた朝の風景です。朝晩共、ゆっくりと、程よい量のお食事をいただきました。きっと、春には春の、秋には秋の、山の味覚が味わえるのだと思います。また紅葉の季節も期待できそうです。秋にでもまた行けるかしら･･･。

2007年02月14日

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東山魁夷と信州の美術展

２月の三連休は何とかお休みが重なりそうなので、久々ににでも行こうと言うことになったのは１月半ばのこと。日曜日は長岡市内で夕方まで仕事が入っているパートナー氏に合わせて、そこからさほど遠くない大湯温泉のお宿を予約。パートナー氏お仕事中に、長岡市内の気になっていたギャラリーを覗き、県立近代美術館で開催中の「東山魁夷と信州の美術展」を鑑賞していました。東山画伯と言えば、「緑響く」や「白馬の森」の白い馬の絵が思い浮かびますが、今回４０点の展示作品の中で長くその場に足を止めた作品は「窓」でした。ヨーロッパ留学の際に目にした一軒の家の窓と、その下にある木製のベンチ。そして花の鉢でも置くためのような空間が壁面に描かれています。絵から１ｍ位の距離では何も感じないのですが、一歩二歩と絵から遠ざかると、ベンチや壁面の空間にぐっと奥行きが見えてくるのです。ちょうどその奥行きが一番感じられる場所に、とてもいい具合に椅子が置かれているのです。一体どれくらいの時間、その奥行きを眺めていたことでしょう。こんな時、ひとり静かに鑑賞できることは大変ありがたいことです。複製画があったら欲しいなと思ったのは「フレデリック城を望む」でした。濃い緑の木立と、その向こうに立つお城の柔らかい緑色の屋根。そのどちらもがお互いを見事に引き立てていました。残念ながら、今回は「フレデリック城を望む」は複製画も絵葉書も販売されていませんでした。閉館時間まで居座り、その後少し待ちましたが無事に遭遇。予定よりも早く目的地に向かうことができました。長岡市内も雪はなかったのですが、二つ先の高速のインターを降りるとさすがに雪がありました。高速から見えたスキー場は照明が入っていて、北側の斜面では滑ることができるようでした。さて、あとはカーナビ任せです。

2007年02月13日

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初詣

今年も山形の“出羽三山神社”へ初詣に行って来ました。道中、雨に降られたものの、着いた頃にはすっかり止んでいました。今年は鶴岡市内に雪はなかったのですが、さすがにお山を登り始めると道路以外は真っ白です。道路に雪もなく、雨も雪も降っているわけでなく、冬にしては暖かいとあって、かなりの人出でした。例年なら１１時からのお祓いに間に合うのですが、今年は若干タイミングが悪く１２時からのお祓いに。びっくりしたのは、拝殿に電気カーペットが敷かれていたこと。拝殿全部ではありません。６畳用くらいのサイズのものが２枚くらいです。今までもあったのかも知れませんが、当たりついたのは今年が初めて。でも、神様にお願いするのに、暖かい思いをしていていいのかなとちょっぴり気がひけます。お参りのあとは例年通り鶴岡駅前でお土産を。お取り寄せしてもいいのですが、清川屋さんでフルーツソースを買うことにしているのです。店頭にある分だけです、とのことでしたが、ラ・フランスを買うこともできました。８日以降が食べ頃ですって

2007年01月02日

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ブナ林の黄葉

会津へのドライブ以来、二人で久々のドライブ。当日の朝になってから紅葉の見頃をチェックして、山形へと向かうことにしました。当面の目的地は小国町の赤芝峡。何度か通過してはいるのですが、秋に訪れるのははじめて。新潟の坂町から荒川を上流に向かって走ります。このあたりは少し色づいているかな、という感じ。新潟から１時間３０分程で到着です。山が真っ赤に染まる景色には若干早かったようでした。普段は新潟から米沢への通過場所なのでしょうが、この時季ばかりは紅葉見物の人、人、人･･･。まぁ、私たちもそのなかに入ってはいるのですが赤芝峡の少し先の道の駅「白い森おぐに」へ。これからどうしようと迷っていたら、飯豊連峰を眺めることができる場所が近くにあると知り、食料を調達し、急遽そこへ向かうことに。教えてもらった峠で車を止め、おにぎりでお昼ご飯です。こんな場所があるって知ってたらお弁当を作ってくればよかった、とちょっぴり後悔。聞こえるのは風で落ちる落ち葉の音だけです。のどかだねぇ～なんて話していると、背後をマイクロバスが通過。この先にも何かあるに違いないと、二人で好奇心丸出しで車を進めます。偶然たどり着いた場所は、山々に囲まれた小国の街が眼下に見渡せる場所。思いがけず絶景ポイントを発見しました。更に先へと進むと、マイクロバスを発見。その奥に黄色く色づいたブナの林。そして、三脚据え、ファインダーを覗き込む年配の人、人、人･･･。どちらかのカメラ屋さん主催の撮影旅行のようです。デジカメを持ってウロウロする私たちはなんだか場違いのようでした。こんなんだったら、三脚と一眼を持ってくればよかったかしら？でも、見るとみなさん立派なカメラに望遠レンズを装着しています。下手に持って来ない方が正解だったかもしれません。私のＩＸＹＤＩＧＩＴＡＬ７０でも、マクロでこれ位は撮れたりするもん。新緑の季節になったらまた来ようね、と黄葉のブナ林を後にしたのでした。

2006年11月03日

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松浜の花火

「お互いに仕事の都合がついたら見に行こうね」そう約束していたものの、自分の仕事があれこれ混んできて、いささか不安でしたが、無事行ってきました。でも、正直、ちょっと危なかったの・・・。この日の花火は、阿賀野川河口の松浜という古くからの地域のお祭りでのもの。あまり大きな声では言えませんが、新潟空港の駐車場、ここ花火見物の穴場です滑走路の延長上、つまりは進入路上に花火があがるのです。遮るものは、滑走路への進入を防ぐためのフェンスだけ。花火見物にはさほどの障害にはなりません。飛行機の発着の合間をぬって花火があがるのか、花火が打ちあがる間に飛行機を発着されるのか、どちらにしても、花火の打ちあがる音とジェットエンジン音との競演もあります。この駐車場の一番端に車を止め、窓を全開にすると、川風と海風でかなり涼しく快適。シートをリクライニングさせ、クッションを頭に当てたら・・・。仕事の疲れが溜まっていたのでしょうね隣のシートからいびきともとれる寝息が・・・。その様子を横目で見ながら、私も１時間半の花火大会。それでも３０分以上はしっかりと見物いたしましたスターマインの数はそう多くはありませんが、尺玉がいくつかあがりますし、水中花火もあがります。新潟県内で水中花火が行われるのは、全部で３ヶ所くらいでしょうか。見ている場所が穴場なのか、あまり人も多くなく、居心地のいい花火大会です。来年はちゃんと最初から最後まで見届けようね。

2006年08月25日

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会津へのドライブ　～後編～

ぬりの辻・鈴善さんを後にして、会津本郷焼の清郷美術館へ。御薬園に行くつもりだったのですが、５時を目安に新潟に戻ることを考えると、のんびりと広大なお庭を散策するのは無理なような気がしたこと。そして、喜多方から会津若松に入る道中に見つけた清郷美術館の看板に「蒲生氏郷の茶道具展」の文字を発見したから。御薬園は逃げないけど、蒲生氏郷の茶道具展は会期が限られています。御薬園は涼しくなったら連れてきてもらおっと。清郷美術館の近くには、いくつかの窯元の看板が見えます。清郷美術館でまず驚いたのは、会津本郷焼には陶器と磁器があると言うこと。会津本郷焼は陶器だと思っていたので、館内に並ぶ染付けに目を奪われてしまいました。磁器の会津本郷焼のルーツは鍋島焼にあるのだそうです。白磁焼成の秘密を求めて、本郷の陶工がツテを頼りに鍋島藩に潜入して、門外不出の技法を習得して、会津本郷焼の磁器が誕生したとのことでした。蒲生氏郷の茶道具で印象的だったのは風炉釜です。いかにも武士が使いますと言いたげな、実に大きくて厳つい霰釜です。あそこにお湯が入ったなら、女性一人では到底持ち上げるなんてことはできないだろうと思われるくらいの大きさです。その厳つい窯の蓋のつまみが、おとぎ話で有名な「ぶんぶく茶釜」なのです。あまりのイメージの違いをなんと表現したらいいのでしょう。この釜を使ったお茶会、覗いてみたいものです。途中、西会津ＰＡで桔梗の花を愛で、予定の時刻に帰ってきました。会津若松の駅で桃を買いました。長雨のせいで、甘味はいまひとつのようです。これからひとつ、皮をむいてみましょうか。

2006年08月01日

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会津へのドライブ　～前編～

土曜日の昼下がり。「明日は久々のオフだから、どこかへ行こう。どこへ行きたい？」本当に久々にお休みが重なったのです。あそこも行きたい、ここにも行ってみたいとは思うものの、いざとなると思いつきません。しばらく考えてでた結論。「喜多方ラーメン経由、佐藤やさんの月山雪だんご」佐藤屋さんの月山雪だんごをお土産に買ってくるべく、小型のクーラーバックを準備しました。「６時に仕事が入った」と当日の朝になっての連絡。時間的余裕を考えると、どちらかを諦めた方が無難のようです。こうして、会津へのドライブが始まりました。喜多方ラーメンを食べて、会津塗のお店を覗いて、時間があったら「御薬園」へ行ってみたい。と希望は伝えました。駄菓子の長門屋さんに寄らなくていいの？と聞かれたけれど、今回は寄らないことにしました。長門屋さんの「香木実」（かぐきのみ）はお勧めです。会津若松を訪れた際にはぜひどうぞ。一部対面通行とは言え、磐越道を利用したので、２時間足らずで喜多方に到着。目的のラーメン屋さんは市役所近くの坂内食堂さんへ。休日も開放されている市役所の駐車場に車を停めて、公園を突っ切ればすぐです。いつの間にか、緑色の大きな看板が設置されていて、ちょっとびっくりでした。到着したのは１０時３０分頃。すでにのれんは出ていました。まだ外に並んではいませんが、お店に近づく人は結構います。お昼には少し、いえ、かなり早かったのですが、入ることにしました。こちらの人気Ｎｏ．１は「肉そば」。チャーシューメンなのですが、チャーシューで麺が見えないんです。でも、私にはチャーシューが多すぎ。ごく普通のラーメン「支那そば」にしておけばよかったなと後悔しつつ、パートナーのどんぶりにチャーシューを移動させてしまいましたここでドライバー交代で、会津若松へと向かいます。交代したドライバー、つまり私ですが、カーナビに不慣れなため、更にパートナーにナビゲートしてもらう始末。「次の信号を右に」とカーナビに言われても、画面をみる余裕がないので、「次の信号」が今まさにここなのか、それともこの次なのかがよくわからないのです。使いこなすことができなければ、文明の利器の立場、ありませんね。会津若松では、まず駅に。私たちはでかけた先で案内が必要になると、駅に行き、観光案内所のお世話になります。ボランティアの方でしょうか、年配の女性と若い女性から会津塗を扱うお店を数件、教えてもらいました。ところが、日曜日とあって、行くお店、行くお店、軒並みお休み。半分涙目になって、諦めかけたら、ぬりの辻・鈴善さんが営業されていました。輪島塗のような華やかさは感じられませんが、質実剛健、普段使いの使い勝手の良さが感じられます。実用品が多く、茶道具は薄茶器が数点。素晴らしい美術品を拝見させていただきましたが、私には手が出せるはずもありません。毎日使おうと、会津塗のお箸をあれこれ求めました。

2006年07月31日

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会津街道の桔梗

久々のお天気。久々にお休みが重なって、会津までドライブです。帰り道、磐越道の西会津ＰＡで見つけた桔梗は花盛りでした。ヒグラシも鳴いていました。写真を撮り終えた頃には、あれだけ鳴いていたヒグラシの声も聞こえなくなっていました。

2006年07月30日

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アンサンブル・リリック

長岡市内に“リリックホール”というホールがあります。そちらで毎年、長岡市芸術振興財団主催の弦楽講習会があり、数年前から受講成果の発表会が開かれています。講師は“澤クヮルテット”のメンバー。地方でこのメンバーから指導を受けられるなんて、とてつもなく凄いこと（なんだそうです）友人のＷ氏が参加されていて、毎年発表会にお邪魔しています。今年は共通の友人Ｓと一緒。彼女は本人から話を聞かされ、お誘いらしき声をかけられたのに、入場整理券をもらっていないとのこと。週末にそんな話を聞き、私の手元に余分があったので、急遽二人で行くことになりました。毎年、入場整理券を余計にもらうのですが、この季節の天候を考えると正直お誘いしづらいのです。車にしようか、新幹線を使うか迷ったのですが、新幹線のＳキップで行くことに。長岡の旧市街地は消雪パイプがあるのですが、会場周辺は郊外の信濃川沿いで、消雪パイプはありません。去年、道路を左折した途端にもの凄い道路状況だったので、車での移動に躊躇がありました。新幹線で正解でした。今年のプログラムは５曲＋アンコール１曲。モーツァルト／ディヴェルティメント　ニ長調　Ｋ．１３６アルビノーニ／オルガンと弦楽のためのアダージョタルティーニ／悪魔のトリル　ト短調モーツァルト／アダージョとフーガ　ハ短調　Ｋ．５４６グリーグ／ホルベルグ組曲（ホルベアの時代から）Ｏｐ．４０情けないことに、曲目を聞いただけではメロディがでてこない。アンコール曲も何度も聴いたことがあるけれど、曲名がわかんない。ただ、よりアンコールの演奏らしくなっていて、指揮をされた澤先生が曲に合わせて踊る姿にびっくりしました。芸術が育つには大きなスポンサーが必要で、地震、大雪と大きな自然災害に見舞われてはいますが、永く続けてほしい事業のひとつです。

2006年01月08日

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寒梅まつり

この春から新潟市に仲間入りした近郊の町で、植木や鉢植えの栽培が盛んな地域があります。毎年季節になると「寒梅」や「ボケ」の即売会を行っています。今年はじめて「寒梅まつり」に行ってきました。事の発端は一冊の茶花の本。ここに載っていた梅に、パートナーの名前にある文字の梅があったのです。「本物が見てみたい」そう言うと思っていました。「そうだね。見てみたいね」そんな話をしていた矢先に「寒梅まつり」のことを知ったのでした。会場にはまだ硬いつぼみをつけた紅梅、白梅、接木をして一本の木から紅白が咲く梅、しだれ梅とたくさんの種類がありました。買った人はお正月にむけて丹精されることでしょう。でも、会場にその梅はありませんでした。聞いたところによると、その地域でその種類を持っている園芸農家はいないとのこと。水戸の偕楽園まで行けばあるはずとも。今回は見ることも、手に入れることもできなかったけど、いずれ偕楽園へ行ってその梅を見てみたいと思います。桜よりも梅になぜか心引かれるのです。

2005年12月11日

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美人になれた？

仕事の一環でしたが、地元の「美人になれる月岡温泉」に行って来ました。お宿は「華鳳」バブル華やかなりし頃にできたお宿で、接待される側でなければ、普段は足を踏み入れることなどない所です。そうそう、このお宿の貴賓室の前には、大徳寺黄梅院の太弦さんの書で「華鳳」の文字が掲げられています。大きさは六畳くらいでしょうか。普段、お茶席で拝見する書とは趣きの違う筆運びです。遠目ですが、しっかり拝見してきました。偶然、お部屋にあった書も太弦さんの「寿」でした。目の保養もさせていただきました。さて、お間抜けな話をひとつ。この月岡温泉は硫黄分の高い温泉です。温泉街は硫黄の香りが立ち込めています。大浴場のお湯に浸かりましたが硫黄の香りがしません。締め切ってあるにもかかわらず、です。なんか変だなぁ～と思いつつ、露天風呂へ。こちらはふたつのお風呂とも、しっかりと硫黄の香りがします。お風呂をあがって、発見したマッサージチェアのたどり着いて見えた効能説明の看板には、「大浴場、ジャグジーは白湯。露天風呂、能舞台風呂は温泉」と書いてありました。硫黄の香りがしなくて当然です。普通、お風呂入る前に効能読むでしょうに・・・。でも、普通、効能の説明って入り口の見やすいところにありません？どちらにしても、お間抜けなお話でした。笑ってやってください。で、美人になれたのかしら、私。そして、このご接待のメイン。大抽選会で、今回はワインが当たりました。前回は温泉のペア宿泊券が当たったので、今回はあまり期待していなかったのでそれなりに嬉しかったです。１９９８年のフランスの赤ワイン。この年はいろんな意味で環境が変わった年なので、ちょっぴり感激。パートナー氏と飲むことにしましょう。

2005年11月28日

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お休みは雨

１０月。お休みの日と言うといつも雨でした。１１月になってもそのサイクルは変わらず、今日もまた“おでかけ”した先は雨。久しぶりに柏崎の“木村茶道美術館”へ。この美術館のある松雲山荘は紅葉の名所でもあります。さほど急ぐわけでもなく、のんびりと一般道で。まず、最初の寄り道はフジタファームさんがやっているジェラード屋さんの“レガーロ”。寒くなってきたというのに、モンブランとくるみ入りチョコレートのダブル。８月のお盆休み以来の味。おいしい♪ですが、その後の車の中はヒーターを入れたのは言うまでもありません。次の寄り道は、東京電力柏崎刈羽原子力発電所のサービスホール。原子力発電の仕組みがなんとなく理解できたような・・・。目的地の松雲山荘に着いた時はすっかり雨。傘をさしての紅葉見物もちょっと・・・と思ったら、あらら。まだほとんどが緑色。お庭の入り口のもみじが一本きれいに色づいていますが、山を登り、美術館の玄関から見渡す限り、緑色。入れていただいたお席は２組の団体さんとご一緒ということで、２５名程。大寄せのお茶会では決して多い人数ではありませんが、亭主の他は２名で東、半東、水屋をこなすのですから大変です。おまけに、図らずも正客に座った私は風炉先屏風の真後ろで、東の真正面。柄杓を引くのも、茶杓を取るのも見えません。正式なお茶会ではなく美術館の添釜ですから、亭主である“学芸員”さんが順番にお道具のお話をしてくださいますので、お茶をいただいて結構の挨拶をすると格好がつくと言う気楽な正客です。今日いただいたお茶碗は“青磁蓮弁文”。一度割れているそうで、ひびは入っているし、金継ぎもしてあります。何度か展示室のガラスケースの中にあったのを見たことがあるお茶碗です。この“木村茶道美術館”は展示品で実際にお点前をして、お茶がいただけると言う稀な美術館です。新潟にお出での際は寄ってみてくださいね。

2005年11月03日

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小布施の栗おこわ

１０年振り位に訪れた小布施の街は雨でした。記憶にあるのは「葛飾北斎館」。そして、その前にある「桜井精甘堂」さんと、通りの「和紙屋」さん。あれ？小布施の街ってこんなだった？と思うのは、本当に町並みが変わったのか、記憶がいい加減なのか・・・。何となく見た記憶のある肉筆画が数枚。お恥ずかしい話ですが、北斎記念館なるものが東京から遠く離れた信州・小布施の地にある理由がようやくわかりました。観光バスの停まる一帯に集中しているせいなのでしょうが、栗のお菓子屋さんの多さにもびっくり。北斎館を取り囲むように５軒ほど。どのお店も適当にお客様が入っています。その中の一軒、同じ名前（？）のよしみで「竹風堂」さんの栗おこわでお昼ご飯。もう新栗でしょうか。甘くておいしい栗でした。小布施は「善光寺」に比較的近い、観光バスが停まって、食事をさせ、お土産を買ってもらう街なのでしょうか。小布施の街を見ていると、伊勢の「おかげ横丁」、津和野、日田、湯布院と街のイメージが重なります。「女性の好きそうな小洒落た街」が演出されている感が否めません。店先で売っている「かわいい小物」も、その街のオリジナルではないようです。その観光スポットから少し離れた場所に、古陶磁コレクション・了庵があります。個性的な庵主（自称）さんが古伊万里・唐津の焼き物の話を聞かせてくれます。聞きたいことも聞けたし、自分なりに納得できたこともあって、まずまずの収穫でした。信州中野ＩＣ近くのＪＡ即売所で買ったりんごは少し小ぶりだけど、甘くておいしいりんごでした。２つ、もしくは３つで１００円はお手頃お土産になりました。

2005年09月12日

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