このワインは、輸入元が変更になるために処分価格で売られていたのを買ったものです。エッジに暗く濃いオレンジ色が入る、とっぷりと濃いガーネット色。
グラスに近づくと、カシスリキュール、バニラ、ミルクチョコレートの甘く柔らかな香りがほんのり香ってきました。
飲んでみると、タンニンは軽やかできめ細かく、柔らかで軽やかな舌触りです。軽い味わいだけど、バターのようなコクが一瞬だけ感じられます。
カシスリキュール、ブルーベリー、クランベリー、バニラ、ミルクチョコ、フランボワーズ、煮詰めたプラム、干し葡萄、湿った土、紅茶、ドライフラワーの香りで、余韻は短めです。
少々酸味が強く、しっとりと柔らかな果実味と、コクがあってまろやかな甘味の上で暴れています。
酸味さえ暴れていなければ、しっとりとしたコクと旨味はちゃんとあるし、程よいボリューム感としっとりとして柔らかな味わいが心地良く美味しく飲めそうなので、とても残念です。
さて、鯛の舞と合わせると、鯛の臭みが強くなってしまい、全く合っていませんでした。
しかし、酢飯とだけ合わせると、ワインの酸味が落ち着いて、まろやかになってとても良く合っていました。
それと、醤油をつけて合わせると、醤油が鯛の臭みを消してくれてワインとなかなか良く合うようになりました。
ますのすしと合わせると、ますの脂っこさとコクと寿司の甘みと酸味がとても良く合い、ワインの甘みと旨味とコクがぐぐっと増し、パパパパーンポイント93点のマリアージュに♪ヽ(=´▽`=)ノ
予想的中でとっても嬉しくなってしまいました♪(*^▽^*)
ますのすしの酢飯だけ合わせると、不思議なことにまあ合うかな~ぐらいです。
鯛の舞の酢飯の方がますのすしの酢飯より酢が効いているので、合うのかもしれないですね。
それと、ますのすしに醤油をつけて合わせると、こちらは醤油が邪魔してワインと全く合わなくなりました。
では、ますのすしのますと鯛の舞の酢飯というワインと相性良いもの同士で合わせたらどうだろう、とやってみましたが、全く合っていませんでした。(^∇^;)
やっぱりちゃんと寿司ねたと酢飯が合うようにそれぞれ工夫されて作られているものなんだから、素人考えの組み合わせでは上手くいかないようですね。(^^;ゞ
それと信濃鶴は主人にも好評で、今日は冷で飲んでみたんですが、清く澄み切った水で作ったお酒なんだな~、としみじみ思える美味しい味わいでした。
で、信濃鶴とますのすしがとっても良く合っていて、するするとなくなってしまました。
オージーが酢飯に合ったのは、だいぶ熟成していて、落ち着いた味わいになっていたせいもあるかもしれないですね。
これからも、いろんなタイプの赤ワインをお寿司に試してみたいです。=*^-^*=