葡萄の平均樹齢は9年で、フレンチオーク樽100%で12ヶ月間熟成したものだそうです。スクリューキャップを外した途端、ベリー系果物の甘く濃縮感たっぷりの香りが辺りいっぱいに広がりました。
エッジに暖かなオレンジ色が見える、艶やかでしっとりと美しく深みのある濃いめの真紅色。
グラスに近づくと、炭、タバコ、ミント、クローブ、雨降ったばかりの土といったオーストラリアワインらしいスモーキーでスパイシーな香りがまず強く感じられ、それから、カシスリキュール、ドライプルーン、ドライイチジク、干し葡萄、焦がしたオレンジ、バニラ、砂糖漬けチェリー、ブルーベリージャム、クランベリージャムの甘く濃縮感たっぷりの香りが力強く香ってきました。
飲んでみるとその香りに加えさらに、杉、アメリカンチェリー、桑の実、ミネラル、きのこ、フランボワーズ、ピンクグレープフルーツ、アーモンド、森の下草、ローズマリー、タイム、セージ、オレガノ、ローリエ、生肉、イチゴジャム、ドライアプリコットの香りが感じられました。
余韻はとても長く、イチゴジャム、ピンクグレープフルーツ、カシスリキュール、アメリカンチェリーの甘酸っぱくチャーミングな香りが心地良く漂い続けます。
とてもきめ細かにこなれたタンニンで、柔らかでしなやかな舌触りで、優しく舌の上を流れて行き、たっぷりのミネラルも感じられます。
香りに反してそんなに重たくなく、まろやかでたっぷりの果実味と、程よくコクのある優しい甘味が、力強くすっきり引き締まった切れの良い酸味の中にバランス良く溶け込み、ちょっと軽やかで甘酸っぱくチャーミングで親しみやすい味わいを作っています。
旨みは程よくあり、そんなに高級感はないけれど、しっかり美味しく飲める花丸印ワインです。
とても美味しいけれど、今までのクライミングシリーズに比べると驚くものがなく、ちょっと残念です。
さて、昨日のソラル・デ・カリオンは、昨日よりさらに旨み深まり、はるかに美味しくなっていました。
ソラル・デ・カリオンとラム肉を合わせると、ワインの香り引き立ち、厚みと旨み増して、パパパパーンポイント99点の素晴らしいマリアージュになりました♪(*´∇`*)
ラム肉とカベルネを合わせると、ぐーっとワインの旨みとコク深まり、パパパパーンポイント97点のマリアージュになりました♪ヾ(=^▽^=)ノ
野菜炒めとソラル・デ・カリオンを合わせると、ぐーっとワインの旨みとコク深まり、パパパパーンポイント98点の素敵なマリアージュになりました♪ヽ(=´▽`=)ノ
カベルネと野菜炒めを合わせると、ワインがまろやかになって旨み増し、パパパパーンポイント94点のマリアージュになりました♪ヽ(*^^*)ノ
今日は直球勝負をしてみたけれど、やはりなんだか変化球の方が良い結果になったみたいですね。(^^ゞ
こんなに値段差がありながらワインだけでも十分勝負になっているし、マリアージュでもばっちり勝ってるスペインワインってすごいですね。(^-^*)