雪である
名古屋に隣接する清須市にある事務所では朝からの雨が9時過ぎに雪に変わった。昼前でも深々と降り、次第に銀世界に変わっている。本日の予報は雨だった。現場仕事は予定していない。事務所2階の倉庫を片付けているがはかどらない。あっちの荷物をこっちへやってと移動して何とかスペースを広げているだけである。思い切って捨てられない自分を嘆く。昼からは雨になった。銀世界から泥んこの景色に・・・。自分も他人も、これもあれも、どこもかしこも、境い目なく、それは夢にも似る。さい果てなく連続し、いつも変化を続けている。夢のような何かが、甲羅をまとって、自分と他人、あれとこれ。分け隔てては、ぶつかり、ささくれる。生きている私達の、そんな有り様。生死も、自由も、幸福も、いつの間にやら、なんの気なしに「あたりまえ」「常識」と思い込んでいた事を、一度、自分の考えで見直してみてはどうだろう。損得でもなく。道徳でもなく。あなたには、引火するか、否か。